名古屋のマーケティング求人を読み解く出発点は、自動車を核とする製造業・物流・商社という名古屋経済の顔ぶれにある。この骨格が、名古屋でのマーケティング採用の量と質を大きく規定している。自動車関連を中心とする国内最大級の製造業集積地。技術職・生産管理の求人が極めて多いという土地柄は、マーケティングの採用のかたちにもそのまま表れる。なお名古屋での転職全般の考え方は名古屋の転職エージェント(総合)にまとめてあるので、マーケティングという切り口が外れたらそちらを参照してほしい。
名古屋に当てはめると、マーケティング職は、運用型広告・SEO・SNS・CRM・商品企画・ブランド戦略と領域が細分化しており、「マーケティングをやりたい」のままでは選考を突破しにくい。自分が担当してきた領域と、ROASやCPA、CVR、LTVといった成果指標の改善実績を数字で語れることが、書類と面接の通過率を大きく左右する。
名古屋では、もう一つの軸が、事業会社か支援会社(広告代理店・コンサル)かの選択だ。名古屋を前提にすると、事業会社は一つの商材に深く関わり予算の意思決定に近づける一方、支援会社は多様な業界の案件で手数とスキルの幅を磨ける。名古屋でも、EC・観光・地場メーカーのデジタルシフトを背景にマーケ人材の需要は広がっており、リモート求人も含めれば選択肢は都市部に限られない。

