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転職エージェントの費用はなぜ無料?手数料相場30〜35%と成功報酬の仕組みを元事業責任者が解説

公開 2026-05-23更新 2026-08-06

この記事の要点

  1. 転職エージェントの費用は求職者0円です。職業安定法が求職者からの手数料徴収を原則禁止しており、登録料も違約金も後払いも一切ありません。
  2. エージェントの収益は、採用決定時に企業が支払う成功報酬です。実勢は採用者の理論年収の30〜35%。厚生労働省の令和6年度集計では、常用就職1件あたりの手数料は平均約103万円でした。
  3. 手数料の方式は法律上2つあります。賃金の11.0%を上限とする上限制手数料と、手数料表を届け出て賃金の50%まで設定できる届出制手数料で、一般的な転職エージェントはほぼ届出制です。
  4. 多くの契約には早期離職時の返金規定(返戻金)があり、担当者には「決まりやすい求人」より「定着する求人」を勧める経済的な動機が働きます。2025年4月からは、各社の上位5職種の平均手数料率実績を人材サービス総合サイトで公開することも義務化されました。
  5. 芸能家・モデル・年収700万円超の経営管理者などには求職者側も手数料を取られ得る法定例外がありますが、会社員の一般的な転職は対象外です。無料モデル特有のバイアスには複数社併用で対処してください。

監修・執筆者

平井 貴大

平井 貴大

BeyondLeap株式会社 代表取締役 / 元リクルート事業開発・マーケ / 元プライム上場企業子会社代表

リクルートで事業開発・マーケティング・海外駐在を経験後、東証プライム上場企業の子会社代表取締役に就任。人材紹介の収益構造を事業側から設計・運営してきた立場から、転職エージェントの「お金の流れ」と求職者への影響を解説する。

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結論:転職エージェントの費用は求職者0円。企業が成功報酬を払う

「無料と書いてあるけれど、あとから請求されるのではないか」。転職エージェントを初めて使う方から、いちばん多く受ける質問です。

答えを先に言います。転職エージェントの費用は求職者側の負担が一切なく、登録から内定・入社まで一円もかかりません。書類添削も面接対策も年収交渉の代行も、すべて無料の範囲内。登録だけして半年放置しても、面談のあとに転職をやめても、退会しても、違約金や後払いの請求はありません。「無料は最初だけで、途中から有料プランを勧められるのでは」という心配も不要です。求職者向けの有料プランという概念が、この業界には存在しません。

お金は別の場所で動いています。あなたの採用が決まったとき、採用した企業がエージェントに紹介手数料(成功報酬)を支払う。これが人材紹介という事業の基本構造です。厚生労働省の集計によると、この手数料の市場規模は令和6年度で約9,835億円。企業が払うお金だけで、1兆円に迫る規模が回っています。

私はリクルートで事業開発に携わったあと、プライム上場企業の子会社で人材紹介の収益設計そのものを担当してきました。事業の中身を知る立場から、手数料の相場と法制度、支払いのタイミング、返金規定、値引き交渉が紹介の優先度に及ぼす影響、無料でも利益が出る構造、そして求職者からお金を取れる数少ない法定例外まで、お金の流れを全部見せます。仕組みが分かれば、エージェントとの付き合い方は確実に上手くなります。

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お金の流れの全体図:企業がエージェントに理論年収の30〜35%を払う

人材紹介のお金の流れは一方通行です。求職者からエージェントへの支払いはゼロ。企業からエージェントへの支払いだけが存在します。この手数料をマージンと呼ぶ人もいますが、給与から天引きされる仲介料ではなく、企業が採用予算から別枠で払う採用費です。あなたの月給が手数料の分だけ減らされる、という関係にはなっていません。

金額の決まり方はシンプルで、採用者の理論年収に料率を掛けます。実勢の料率はおおむね30〜35%。理論年収600万円の人を採用した企業は、エージェントに180〜210万円ほどを支払う計算です。医療・ITなど人材確保が難しい領域では、35%を超える契約も珍しくありません。

実際の平均値も見ておきます。厚生労働省の令和6年度職業紹介事業報告(速報)では、常用就職1件あたりの手数料は平均約103万円。前年度の約93万円から1割ほど上がりました。相場30〜35%から想像される金額より低いと感じるかもしれませんが、この平均には保育士・介護職・配ぜん人といった年収水準の低い職種や、料率の低い上限制手数料での成約が含まれます。ホワイトカラーの中途採用に限れば、1件150〜300万円が実務の体感です。

市場全体も拡大が続いています。有料職業紹介による常用就職は令和6年度に888,993件で前年度比5.3%増、手数料収入の総額は約9,835億円で同17.6%増。就職件数の伸びより手数料収入の伸びが大きいのは、1件あたりの単価が上がっているからです。要因として、転職者の年収水準の上昇と、人材確保競争による料率の強含みが同時に進んでいることが読み取れます。

「そんなに高いのか」と驚かれることが多いのですが、企業にとっては合理的な支出です。求人広告と違って採用できなければ費用ゼロで済み、母集団形成・スクリーニング・日程調整・条件交渉までエージェントが代行してくれる。中途採用の実務を丸ごと外部化できる対価と考えると、決して法外ではありません。

ちなみに、面談で「手数料はどうなっているんですか」と聞くこと自体はマナー違反ではありません。個別企業との契約料率は答えられなくても、仕組みの説明を渋る担当者はまずいないはずです。お金の流れを率直に説明してくれるかどうかは、その担当者の誠実さを測る簡単なテストにもなります。

年収帯ごとの手数料の目安を表にまとめます。

採用者の理論年収料率の目安企業が支払う手数料求職者の負担
400万円30%約120万円0円
600万円30〜35%約180〜210万円0円
800万円33%約264万円0円
1,000万円35%約350万円0円
1,200万円35%〜約420万円〜0円

料率は契約形態・業界・職種の希少性によって上下します。参考値として、厚生労働省の令和6年度集計では常用就職1件あたりの手数料は全職種平均で約103万円でした。

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「理論年収」とは何か:手数料計算の基準になる数字

手数料の計算基準になるのは、内定通知書に書かれた年収そのものではなく「理論年収」と呼ばれる理論値です。求人票や転職条件の話題で頻出する用語なので、計算方法を知っておくと役立ちます。

理論年収の基本式は次のとおりです。

  1. 月額給与(基本給+固定手当)×12か月
  2. 賞与(直近実績または規定の想定額)
  3. 通勤手当などを除く各種手当

この3つの合計が理論年収になります。リクルートエージェントが採用企業向けに公開している解説でも、毎月の基本給と各種手当の12か月分に賞与を加えた金額という同じ定義が使われています。たとえば月給35万円・賞与が年2回で計4か月分という条件なら、35万円×12か月=420万円に賞与140万円を足して、理論年収は560万円。料率32%なら手数料は約179万円です。

もう1つ例を挙げます。月給28万円に固定残業代5万円が含まれ、賞与が計2か月分の場合。月額給与33万円×12か月=396万円に賞与66万円を足して、理論年収は462万円になります。固定残業代は月額給与に含めて計算するのが通例なので、求人票の「月給」の内訳次第で理論年収は数十万円単位で変わります。手数料もそれに連動して動く。だからこそエージェントは、求人票の給与欄の内訳をかなり正確に把握しています。

注意したいのは、入社後の歩合や変動賞与も「見込み」で理論年収に算入される場合がある点です。エージェント経由の内定で提示条件に疑問があるときは、理論年収の内訳を担当者に確認すると、企業側がどんな計算をしているかまで含めて説明してもらえます。給与構造に詳しい第三者が間にいることは、条件確認の面でも使い得です。

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手数料の法制度:上限制と届出制、2つの方式がある

30〜35%という相場は、慣習ではなく法制度の枠内で形成されています。職業安定法は、有料職業紹介事業者が受け取れる手数料を「上限制手数料」と「届出制手数料」の2方式に限定しています。

上限制手数料は、支払われた賃金の11.0%(消費税免税事業者は10.3%)を上限とする方式です。6か月を超えて雇用が続く場合は、6か月分の賃金が計算の上限になります。適用されるのは主に配ぜん人・家政婦(夫)・調理士など、古くから職業紹介が使われてきた職種。年収300万円の就職なら6か月分の賃金150万円×11.0%=約16.5万円が上限で、届出制の相場と比べて桁違いに低い水準です。

一般的な転職エージェントが採用しているのは、もう一方の届出制手数料です。事業者が自分で手数料表を作り、厚生労働大臣に届け出て、その範囲内で徴収する方式。届出できる上限は賃金の50%とされ、それを超える手数料表は受理されません。理屈のうえでは年収600万円の採用で300万円まで請求できる制度設計なのに、実勢が30〜35%に収まっているのはなぜか。答えは単純で、それ以上の料率では企業が契約してくれないからです。上限規制ではなく競争が相場を作っています。

行政の監視も働く仕組みです。届け出た手数料が特定の相手を不当に差別的に扱うなど著しく不当と認められる場合、厚生労働大臣は変更命令を出せます。届出をせずに手数料を取れば、6か月以下の懲役又は30万円以下の罰金の対象。手数料は事業者が勝手に決めてよい数字ではありません。

手数料表には、料率だけでなく徴収の条件も書かれます。完全成功報酬か、対象職種ごとに料率を変えるか、返戻金をどう設計するか。企業側から見ると、この手数料表は交渉の出発点でもあります。採用数の多い企業が料率の引き下げを打診したり、逆に急ぎの採用で料率を上乗せして優先対応を求めたりと、実務では表の範囲内で個別契約が組まれます。求職者から見えない場所で、あなたの紹介の優先度がこうした契約条件に影響されることもある。複数社を併用すべき理由の1つです。

2つの方式を並べて比較します。

比較項目上限制手数料届出制手数料
料率の上限支払われた賃金の11.0%(免税事業者10.3%・6か月分の賃金が上限)届け出た手数料表の範囲内(賃金の50%まで)
実勢の料率上限に近い10%前後理論年収の30〜35%
主な利用領域配ぜん人・家政婦(夫)・調理士など一般的な転職エージェントのほぼすべて
徴収の起点賃金が支払われた日以降求人受理以降(実務は入社後の請求が中心)
求職者の負担0円0円(後述の法定例外を除く)

料率・罰則は職業安定法および同法施行規則、厚生労働省の職業紹介事業の業務運営要領に基づきます(2026年8月時点)。

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企業側の費用の実務:支払いタイミング・返金規定・リテイナー型

成功報酬という名前のとおり、手数料が発生するのは紹介された人材が入社した時点です。応募でも内定でもなく、入社日が基準になります。流れを整理すると、内定承諾→入社日確定→入社→エージェントが企業に請求書を発行→当月末や翌月末に企業が支払い、という順序です。逆に言えば、あなたが応募を見送っても内定を辞退しても、お金は1円も動きません。

企業とエージェントの契約には、多くの場合「返金規定(返戻金)」が含まれています。紹介した人材が入社後すぐに離職した場合、企業が支払った手数料の一部をエージェントが返す取り決めです。厚生労働省の指針でも返戻金制度を設けることが望ましいとされ、各社の手数料や返戻金の内容は厚労省運営の人材サービス総合サイトで公開する仕組みになっています。返金率は在籍期間が短いほど高くなる段階設計が一般的で、同サイトに掲載されている実際の手数料表には「就職後1週間以内100%・1か月以内50%・3か月以内10%・6か月以内5%」といった刻み方の例もあります(日本医師会・四病院団体協議会のワーキンググループ報告書より)。水準の一般例は下の表のとおりです。契約によっては、返金の代わりに無償で代わりの候補者を再紹介する条項を置くケースもあります。

私が事業側で手数料テーブルと返金条件を設計していたとき、営業成績の集計は「決定数」ではなく返金を差し引いた「純収益」で行っていました。定着しない紹介は数字にならない。だから現場の担当者は、企業の内情や離職率まで調べて伝え、入社後のギャップを減らそうとします。職業安定法の指針は、紹介で就職した人への転職勧奨を就職日から2年間禁じており、入社6か月以内に離職していないかを確認する運用も事業者に求められています。「決めたら終わり」にさせない設計が、制度と契約の両面に埋め込まれているわけです。

例外として知っておきたいのが、リテイナー型(サーチ型)と呼ばれる契約です。経営幹部や高度専門職のヘッドハンティングでは、成果に関係なく着手金を前払いし、候補者の探索工数そのものに対価を払う形を取ることがあります。というのも、この層の採用は成功確率が読みにくく、成功報酬だけでは探索に人手を割けないからです。マイナビの企業向け解説では、ヘッドハンティングの費用は対象役職の想定年収の30〜35%前後、CEOクラスやグローバル探索では40%を超えることもあり、着手金と成功報酬を合わせた総額が600〜1,500万円規模に達するケースも紹介されています。着手金は採用に至らなくても原則返金されません。この場合も費用を負担するのは依頼主である企業で、口説かれる側の候補者は無料のままです。

では大手はどうか。リクルートエージェントは採用企業向けの解説ページで、理論年収に料率を掛ける成功報酬型であること(解説内の計算例は35%で、年収600万円なら210万円)、早期退職時に手数料の一部を返金する制度があることを公開しています。dodaやマイナビエージェントなど登録型の大手も、ほぼすべて完全成功報酬型です。求職者側の費用は、どの社も変わらず0円。

離職までの在籍期間返金率の一般例エージェント側の実質売上(手数料100万円の場合)
入社1か月以内80%前後約20万円まで減少
1〜3か月以内50%前後約50万円まで減少
3〜6か月以内10〜20%程度約80〜90万円
6か月超返金なしが多い100万円(満額)

返金率・期間はあくまで一般例で、契約により大きく異なります。返金は企業とエージェントの間の取り決めであり、離職した本人に請求が行くことはありません。ハイクラス帯では、東証プライム上場のJACリクルートメント(2124)のように、コンサルタントが企業と求職者の双方を担当する両面型のエージェントもあります。JACリクルートメントの詳細を見る

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手数料は値引きできるのか:料率交渉と「紹介の優先度」の実務

企業の人事とエージェントの営業の間で、手数料はどう交渉されているのか。求職者からは見えない場面ですが、ここを知ると「なぜこの求人が先に来たのか」の裏側まで読めます。

手数料率は固定ではなく、交渉の対象です。採用数の多い大手企業が基準料率35%を30%に引き下げる契約もあれば、急募のポジションであえて40%に上乗せし、候補者を優先的に回してもらう契約もあります。ただし、値引きには代償が伴います。人材紹介会社の売上は紹介手数料だけなので、営業もキャリアアドバイザーも、料率が高く決定確度の高い求人から順に候補者を案内する。人材紹介の業界メディアでも、無理な値引き交渉は紹介の優先度低下を招くと繰り返し指摘されています。私が法人側の商談に同席していた頃も、料率を強く値切った企業への紹介は後回しになりがちでした。言い換えると、企業が払う料率は、どの求人があなたに先に届くかという順番にまで影響しています。

企業規模の視点も加えます。マイナビの中途採用状況調査2025年版(2024年実績)によると、1社あたりの中途採用費用は年間平均650.6万円で、前年より20.4万円増加。採用人数は平均20.8人でした。単純に割ると1人あたり約31万円ですが、この平均には求人広告やリファラルなど手数料のかからない経路が多く混ざっています。年収500万円の人をエージェント経由で1人採用すれば、それだけで150万円超。中小企業にとってエージェント経由の採用は、年間の採用予算の大半を1人に投じる重い決断になり得るわけです。

だからこそ中小企業には、手数料ゼロの直接応募を歓迎ルートとして扱う会社が少なくありません。行きたい中小企業が明確なら、直接応募のほうが歓迎される場面もあります。一方、大手や採用数の多い企業は手数料を予算に織り込み済みで、応募経路によるコスト差はほとんど意識されません。経路の選び方は、相手企業の規模と採用体制から逆算するのが実務的です。

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ハローワーク・求人広告・派遣・紹介予定派遣とはお金の仕組みがどう違うか

エージェントの費用感は、他の採用チャネルと並べるとより立体的に見えてきます。企業の採用担当者が実際に比較検討している選択肢は、主に5つです。

ハローワークは国が雇用保険制度の一環として運営しており、企業も求職者も無料です。無料の代わりに、応募者の見極めや条件交渉は企業が自前で行います。求人広告(転職サイトへの掲載)は掲載時に課金される方式が主流で、応募が集まらず採用ゼロに終わっても費用は返ってきません。スカウト型(ダイレクトリクルーティング)のサービスでは、データベース利用料と成功報酬を組み合わせた料金体系が一般的です。

人材派遣は仕組みそのものが別物です。派遣スタッフの雇用主は派遣会社で、企業は派遣料金を払い、派遣会社がそこから賃金を支払う。派遣料金と賃金の差がいわゆるマージンで、労働者派遣法は派遣会社にマージン率などの情報提供を義務づけています。「転職エージェントのマージン」を検索する方が知りたいのは多くの場合こちらの概念ですが、職業紹介は雇用主があくまで採用企業なので、毎月の給与から差し引かれ続けるマージンは存在しません。手数料は入社時に企業が一度だけ払う採用費です。

両者の中間に位置するのが紹介予定派遣です。最長6か月の派遣期間を経てから直接雇用に切り替える制度で、企業側の費用は二段階になります。派遣期間中は派遣料金を月々支払い、直接雇用が成立した時点で紹介手数料を支払う。手数料の相場は理論年収の20〜35%と、通常の人材紹介よりやや低めに設定されることがあります。なぜなら、派遣期間中の派遣料金で人材会社側の収益が一部確保されているうえ、働きぶりを見てからの採用なので早期離職と返金のリスクも小さいからです。派遣期間が長いほど紹介手数料率を下げる料金設計も見られます。この場合も、働く本人が紹介手数料を負担することはありません。

採用する側の目線で整理すると、エージェントは「初期費用ゼロ・採用時に高額」、求人広告は「初期費用あり・採用できなくても発生」、ハローワークは「無料・工数は自前」という構図。採用の確度が読めない中小企業ほど、失敗しても費用が出ない成功報酬型を選びやすい。背景には、掲載課金型で「応募ゼロでも費用は発生する」痛い経験をした企業が少なくないという事情もあります。

チャネル企業側の費用構造求職者の費用お金の性質
転職エージェント(職業紹介)成功報酬(理論年収の30〜35%が実勢)。採用ゼロなら費用ゼロ0円入社時に一度だけ発生する採用費
求人広告(転職サイト)掲載時に課金が主流。採用できなくても費用発生0円露出への先行投資
スカウト型(ダイレクトリクルーティング)データベース利用料+成功報酬の組み合わせが一般的0円自社採用力への投資+成果連動
人材派遣派遣料金を継続的に支払う(賃金との差がマージン。派遣会社に情報提供義務)0円継続的な労務提供への対価
紹介予定派遣派遣期間(最長6か月)は派遣料金+直接雇用成立時に紹介手数料(理論年収の20〜35%が目安)0円見極め期間つきの二段階の採用費
ハローワーク無料(国の雇用保険制度で運営)0円公共サービス
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なぜ無料で成り立つのか:エージェントの利益構造と1人あたりの採算

「タダより高いものはない」と身構えていませんか。この業界に限っては、料金の請求先が別にあるだけで、サービスの原資は企業が払う手数料です。無料の理由を、事業の損益から具体的に見ていきます。

専業の転職エージェントの収益源は、原則として紹介手数料だけです。1成約あたりの売上は、厚労省集計の全職種平均で約103万円。裏を返すと、何十時間サポートしても採用が決まらなければ売上はゼロです。コスト側には、求職者を集める広告宣伝費と、キャリアアドバイザー・法人営業の人件費が重くのしかかります。事業側で損益を見ていた立場から言うと、1成約100万円の売上があっても、集客費と人件費を引いた残りは世間のイメージほど大きくありません。各社が面談の効率化と決定率の改善に必死になるのは、この構造ゆえです。

数字の裏付けもあります。令和6年度に事業報告を出した有料職業紹介事業所は30,561事業所。このうち就職実績があったのは13,946事業所でした。半数超は、その年度に1件の常用就職も成立させていない。ここから読み取れるのは、参入は多いのに成果を出せる事業者は限られる、競争と淘汰の激しい市場だという事実です。ちなみに手数料収入の総額約9,835億円を実績のあった13,946事業所で単純に割ると、1事業所あたり平均約7,000万円。この売上からアドバイザーと営業の人件費、広告費を賄う計算になります(単純平均で、実際は大手に偏在します)。

上場企業の開示は、担当者1人あたりの採算まで見せてくれます。東証プライム上場のJACリクルートメントの2025年12月期決算説明資料によると、売上収益は460.8億円(前年比17.7%増)で過去最高、コンサルタント1人あたりの月間売上(生産性)は年間平均で213万円でした。月213万円は、理論年収600万円・料率35%の成約を月1件決めてようやく届く水準です。つまり1人のコンサルタントが月に何十件も決めているわけではなく、月1件前後の成約に収益が集中する商売。担当者があなたとの面談に時間をかけられるのは、その1件の価値が大きいからです。

求職者の動きも変わりました。有料職業紹介への新規求職申込みは令和6年度に約5,525万件と前年度比43.1%増。この件数は同じ人が複数のエージェントに登録すると重複して数えられるので、実際の利用者数ではなく「登録行動の総量」ですが、複数登録が当たり前になった実態がよく表れています。裏を返せば、求職者側が複数社を比べて選ぶ前提で市場が回っているということです。

この構造は、求職者に3つの形で返ってきます。1つ目は、担当者が本気で動く経済的な理由があること。成果が出なければ収益ゼロだからです。2つ目は、報酬が理論年収に連動するため、年収交渉であなたの利益と担当者の利益が一致すること。自分では言い出しにくい希望額を、利害の一致した代理人が交渉してくれます。3つ目は、返金規定によって、定着しない求人を無理に勧めると損をする設計になっていること。担当者の善意に頼らなくても回る仕組み。それが無料の正体です。

無料の範囲も確認しておくと、求人紹介・書類添削・模擬面接・企業への推薦・日程調整・年収交渉・退職手続きの相談まで、提供されるサービスの全部が手数料収入で賄われています。「ここから先は有料」という線引きは存在しないので、サービスは遠慮なく全部使ってください。

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法律の裏付け:無料の根拠と、求職者から費用を取れる法定例外

「無料」は各社の営業方針ではなく、法律上の要請です。職業安定法32条の3は、有料職業紹介事業者が受け取れる手数料の種類と額を厳密に定め、求職者からの徴収を原則禁止しています。大手か中小かを問わず、許可を受けて運営している転職エージェントである限り、求職者への請求はそもそも法律違反です。

ただし、条文をよく読むと例外が2つあります。1つ目は求職受付手数料。芸能家・家政婦(夫)・配ぜん人・調理士・モデル・マネキンの6職業に限り、求職申込み1件につき710円(免税事業者は660円)を上限に、受付段階の手数料を求職者から取れます(1か月3件分まで)。

2つ目は求職者手数料です。芸能家・モデルの職業と、紹介先での賃金が年収700万円を超える経営管理者・科学技術者・熟練技能者への紹介では、就職後6か月以内に支払われた賃金の11.0%(免税事業者10.3%)まで、求職者本人から手数料を徴収できます。金額の目安を計算すると、年収1,200万円の経営幹部なら6か月分の賃金600万円×11.0%=最大66万円。部長級以上の経営幹部や高度専門職のヘッドハンティングを想定した制度で、運用上も就職から6か月程度たってからの徴収が適当とされています。エグゼクティブ向けサービスの利用規約に「求職者手数料」の記載があるのは、この条文が根拠です。とはいえ、この例外を実際に使う事業者は限られ、ハイクラス向けエージェントの多くも求職者は無料のまま運営しています。

裏を返すと、会社員の一般的な転職はどの例外にも当てはまりません。「サポート費用」「紹介保証金」といった名目で金銭を求めてくる事業者は、許可制度の外で動いているか、職業紹介ではない別のサービスです。許可事業者かどうかは厚生労働省の人材サービス総合サイトで検索できるので、疑わしいと感じたら確認してから使ってください。このサイトでは許可の有無だけでなく、各事業者の紹介による就職者数、無期雇用で就職した人のうち6か月以内に離職した人の数、手数料と返戻金の内容まで閲覧できます。エージェント選びの一次情報源として、求職者にも十分使える情報です。

なお、逆方向のお金、つまりエージェントが求職者に配る「就職お祝い金」にも規制の網がかかっています。こちらは規制が強まってきた経緯そのものが業界の現在地を映している論点です。章を改めて経緯から追います。

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お祝い金の禁止と手数料論争:規制はどこへ向かうのか

お金の流れの最後のピースとして、業界で現在進行形の論争になっている2つのテーマを見ておきます。1つはお祝い金の規制、もう1つは医療・介護分野の手数料問題です。一見他人事ですが、どちらも「どのサービスを選ぶか」の判断材料になります。

就職お祝い金は、かつて看護・介護・タクシー運転手などの領域で集客の定番でした。「入社したら数万円」という誘引が短期間の転職の繰り返しを促し、企業が手数料を払ったそばから人が抜ける事態が問題視された結果、規制は3段階で強まります。まず2021年4月、職業安定法に基づく指針の改正で、職業紹介事業者によるお祝い金の提供が原則禁止に。それでも電話やメールでの転職勧奨が続いたため、2025年1月には「お祝い金等の提供の禁止」と「転職勧奨の禁止」が職業紹介事業の許可条件そのものに組み込まれました。さらに2025年4月からは、求人サイトなどの募集情報等提供事業者にも禁止が拡大。背景には、複数の事業者から企業が成功報酬や違約金を請求されるトラブルの増加もありました。結果として、今なお「お祝い金あり」を掲げるサービスは、ルールの外側にいる可能性を疑ってよい状況です。

手数料そのものへの批判も強まっています。急先鋒は医療界です。日本医師会・四病院団体協議会が2026年3月に公表したワーキンググループ報告書によると、医師・看護職・介護職の紹介手数料の合計は2023年度に約1,061.3億円。内訳は医師約247.6億円・看護職約579.9億円・介護職約233.8億円で、2019年度の約808.5億円から3割ほど増えました。東京都病院協会の調査(2022年度)では、医師1人の紹介で平均335.9万円(平均手数料率22.7%)、看護師で平均159.8万円(同20.1%)。診療報酬という公定価格で運営される医療機関は採用コストを価格に転嫁できず、保険料や税金を原資とする収入が人材紹介業界へ流出していると批判して、紹介手数料率の上限規制導入を国に要望しています。

一方、厚生労働省はこれまで、上限規制ではなく透明化と監督強化で対応してきました。2023〜2024年の集中指導監督では約6割の事業者に何らかの違反が指摘され、2025年4月からは、各事業者が取扱いの多い上位5職種について常用就職1件あたりの平均手数料率実績を人材サービス総合サイトへ公開することが義務化。公開された2024年度実績の平均を職種別に見ると、医師22.0%・看護21.6%・介護20.2%に対し、経営・金融・保険の専門的職業34.6%、法人・団体管理職員33.9%、営業31.2%と、職種でかなりの差があります。注目すべきは、批判の的になっている医療・介護の手数料率が、率だけ見ればむしろ低い側にあること。問題の本質は料率の高さではなく、公費で運営される業界の支払い能力と成功報酬モデルの衝突にある。ここが論争の核心です。

この流れは求職者にも実利があります。気になるエージェントの手数料水準、就職者数、6か月以内の離職者数は、人材サービス総合サイトで誰でも確認できます。手数料と定着の実績を見てから登録する。そんな選び方が、すでに制度として可能になっているのです。

職種(主な取扱職種別)平均手数料率(2024年度実績)
経営・金融・保険の専門的職業34.6%
法人・団体管理職員33.9%
営業の職業31.2%
情報処理・通信技術者(ソフトウェア開発)31.2%
保育24.3%
一般事務・秘書・受付24.1%
医師22.0%
看護21.6%
介護20.2%

2024年度の常用就職1件あたりの手数料率実績の平均(2025年10月末時点の人材サービス総合サイト掲載分、厚生労働省公表資料。日本医師会・四病院団体協議会ワーキンググループ報告書に収録)。事業所ごとの平均の単純平均であり、就職件数による重みづけはされていません。

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無料モデルの注意点:構造上のバイアスと付き合い方

ここまで無料モデルの合理性を説明してきましたが、公平を期すために、この仕組みが生む歪みも書いておきます。無料には無料の理由があり、それは常に求職者に有利に働くわけではありません。

第一に、紹介される求人は「そのエージェントと契約している企業」に限られます。世の中の全求人から中立に選ばれているわけではなく、手数料を払ってくれる企業の中からの提案です。世界が狭くならないよう、タイプの違う2〜3社を併用して選択肢を広げるのが実務的な対処になります。

第二に、決定を急かすバイアスは構造上ゼロになりません。担当者には月次の目標があり、あなたが今月決めてくれるかどうかで数字が変わります。「他社の選考結果を待ちたい」と伝えたときに強引に承諾を迫る担当者だったら、それは黄色信号です。

第三に、手数料より安く採用できるチャネル(リファラル採用や直接応募)を持つ企業では、同じ人でも選考ルートによって印象が変わる場合があります。行きたい企業が明確なら、エージェント経由と直接応募のどちらが適切か、両方の特性を理解して選ぶべきです。

逆方向の心理にも触れておきます。無料だからこそ「タダで世話になっているのに、わがままを言えない」と遠慮してしまう方が少なくありません。この遠慮は不要です。エージェントはあなたの成約で100万円規模の売上を得る事業者で、あなたは施しを受けている側ではありません。希望と違う求人を断ること、担当変更を求めること、他社と比較すること。どれも報酬に見合う正当な要求で、まともな事業者なら織り込み済みの前提です。

どれも「エージェントを使うな」という話ではありません。バイアスの存在を知ったうえで、複数併用・担当変更・自分の意思決定を手放さないことをセットにすれば、無料で得られる価値のほうがはるかに大きいというのが、事業側と利用者側の両方を見てきた私の結論です。

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有料のキャリアコーチングとの違い:収益源が逆

「無料のエージェントと有料のキャリアコーチング、どちらを使うべきか」という質問も増えました。両者はお金の流れが正反対のサービスなので、違いを知ると使い分けは簡単です。

エージェントの収益源は企業です。だから求人紹介と採用決定に向かって動きます。コーチングの収益源は利用者本人。たとえばポジウィルキャリアの場合、入会金55,000円に加えて、3か月のキャリアデザインプランが一括539,000円、6か月のプランでは1,133,000円という料金体系です(2026年8月時点の公式表示)。同社は利用者から直接報酬を受け取るからこそ特定企業への斡旋を行わない、という立場を公式に掲げています。企業からお金をもらわないので、転職する・しないも含めて中立的にキャリアを整理できる。ポジションが根本から違うのです。

数十万円という金額をどう見るか。求人を紹介されないことに価値を感じるなら投資になり得ますし、転職の実行支援が欲しい人には過剰な出費です。判断の目安は3つあります。転職するかどうか自体を迷っているか。紹介されない中立な相談相手が必要か。数十万円を払っても回収できる年収レンジ・キャリア局面か。3つとも当てはまらないなら、まず無料のエージェント面談で壁打ちしてから判断しても遅くありません。

比較項目転職エージェントキャリアコーチング
求職者の費用0円数十万円(例: ポジウィルキャリアは入会金55,000円+3か月539,000円〜)
収益源企業の成功報酬(理論年収の30〜35%)利用者本人の支払い
ゴール採用決定(転職の実現)キャリアの整理・意思決定支援
求人紹介あり(契約企業の求人)なし
向いている段階転職を具体的に進めたい転職すべきかから考えたい

併用も有効です。コーチングで方向性を固めてからエージェントで実行する流れなら、それぞれの中立性と実行力を良いとこ取りできます。ポジウィルキャリアの特徴・評判はキャリビーの詳細ページにまとめています。ポジウィルキャリアの詳細を見る

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仕組みを知ったら、あとは使い倒すだけ

最後にこの記事の要点をまとめます。転職エージェントの費用は求職者0円で、職業安定法がそれを裏付けています。収益は企業が払う成功報酬で、実勢は理論年収の30〜35%、全職種平均では1件約103万円。給与から毎月引かれる派遣型のマージンとは別物で、入社時に企業が一度だけ払う採用費です。手数料の方式は上限制と届出制の2つがあり、返金規定と転職勧奨の禁止が「定着する転職」への動機を作っています。手数料率は企業とエージェントの交渉で上下し、その水準が紹介の優先度にまで影響する。お祝い金は2021年からの3段階の規制で塞がれ、2025年4月からは各社の平均手数料率実績の公開も義務化されました。制度は上限規制ではなく、透明化の方向へ動いています。芸能家や年収700万円超の経営幹部など求職者側が払う法定例外はあるものの、会社員の一般的な転職には無縁です。一方で、紹介範囲が契約企業に限られることと決定を急かすバイアスには、複数併用と自分の軸で対処する。これが全体像です。

仕組みを知らずに使うと「無料なのが不安」「勧められるまま決めてしまった」となりがちですが、知ってしまえば、無料で使えるプロの交渉代理人ほど心強いものはありません。

キャリビーのエージェント診断では、希望条件と経歴から相性の良いエージェントを無料で提案しています。診断は数分で終わります。仕組みが分かった今なら、遠慮なく使い倒せるはずです。

キャリビーから一言

手数料テーブルを設計する側にいた人間として言うと、「無料はうさんくさい」という直感はむしろ健全です。ただ、この業界の無料は撒き餌ではなく、企業課金という収益構造の必然でした。担当者はあなたの年収が上がり、長く活躍してくれるほど報われます。だから質問も交渉も遠慮はいりません。合わなければ担当変更を申し出ていいし、複数社を天秤にかけても失礼にはあたりません。無料のサービスを、堂々と使い倒してください。

仕組みを理解したうえで選ぶ、総合人気の転職エージェント

キャリビーの公開エージェントDBから、利用者評価と実績で算出した総合人気ランキングです。いずれも求職者は完全無料で利用できます。

株式会社ヘイフィールドが運営する不動産業界特化の転職エージェント。

POINT

  • 不動産業界特化で公開・非公開合わせて約5,000件の求人を保有
  • コンサルタント全員が不動産業界出身、歩合体系やノルマ実態まで把握
  • 年収アップ実績が豊富で、3年以内に100万円以上アップする利用者が多数

対応エリア

全国

得意領域

不動産

利用料

無料

キャリビー編集部の評価

不動産業界特化で公開・非公開合わせて約5,000件の求人を保有。気になったら詳細をチェックしてみてね。

詳細・口コミを見る →

オランダ発祥のグローバル人材サービス、ランスタッドの日本法人。

POINT

  • 1960年オランダ創業・世界39の国と地域に展開するランスタッドグループの日本法人で、グローバルの知見を背景にしている
  • 国内92拠点(うちインハウス21拠点)を構え、人材紹介と人材派遣の両面で外資系・ハイクラス層を支援している
  • 保有求人の多くが非公開求人とされ、外資系の管理部門やバックオフィス、製造業の技術系ポジションに強い

対応エリア

全国

得意領域

外資系

利用料

無料

キャリビー編集部の評価

外資系や管理部門、派遣から正社員まで幅広く見たいなら。全国対応だから地方の求人も相談できるよ。

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就職カレッジ

未経験歓迎

株式会社ジェイックが運営する20代未経験・フリーター・既卒向けの就職支援。

POINT

  • 株式会社ジェイックが運営する20代未経験・フリーター・既卒特化の就職支援
  • 書類選考なしで最大20社と会える集団面接会
  • 約5日間の集中研修で、ビジネスマナーから学べる

対応エリア

全国

得意領域

未経験歓迎

利用料

無料

キャリビー編集部の評価

社会人経験が浅くても、研修付きで正社員を目指せるよ。書類選考なしの面接会が大きな特徴だよ。

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株式会社メディウェルが運営する医師専門の転職・求人サービス。

POINT

  • 株式会社メディウェル(1996年設立)が運営し、アインホールディングス(東証プライム)グループの一員
  • 1999年から続く医師紹介事業で、のべ7.6万名を超える医師の利用実績
  • 常勤・非常勤・スポットまで幅広く対応し、公開求人は常時約4万件

対応エリア

全国

得意領域

医師

利用料

無料

キャリビー編集部の評価

医師の転職・アルバイトを探すなら。病院の内部事情に詳しく、条件交渉まで任せられるよ。

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5

Samurai Job

外資系

東証プライム上場のJACRecruitmentとムーンコミュニケーションズの共同運営。

POINT

  • 東証プライム上場のJAC Recruitmentと海外ネットワークを持つムーンコミュニケーションズ・エンタープライゼス合同会社の共同運営
  • 年収700万〜2,000万円のハイクラス帯に特化し、管理職・技術職・専門職の求人が中心
  • 海外駐在・バイリンガル・外資系日本法人などグローバル求人を数万件規模で保有(公式表記)

対応エリア

全国

得意領域

外資系

利用料

無料

キャリビー編集部の評価

東証プライム上場のJAC Recruitmentと海外ネットワークを持つムーンコミュニケーションズ・エンタープライゼス合同会社の共同運営。気になったら詳細をチェックしてみてね。

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ランキングは agents データベースから描画時に算出しています。掲載順は広告費によるものではありません。

よくある質問

Q.転職エージェントは本当に無料ですか?登録料や違約金はかかりませんか?
A.求職者は完全無料です。初回の無料相談(キャリア面談)から書類添削・求人紹介まで、登録料・利用料・違約金・後払いの請求は一切ありません。職業安定法により、職業紹介事業者が求職者から手数料を徴収することは原則として禁止されています。費用は採用が決まった時点で企業側だけが支払います。退会もいつでも無料でできます。
Q.企業が支払う成功報酬の相場はいくらですか?
A.採用者の理論年収の30〜35%が実勢の相場です。理論年収600万円なら180〜210万円、800万円なら240〜280万円が目安になります。厚生労働省の令和6年度集計では常用就職1件あたりの手数料は平均約103万円でした。この平均には年収水準の低い職種も含まれるため、ホワイトカラーの中途採用ではより高くなる傾向があります。というのも、手数料は理論年収に料率を掛けて決まる仕組みで、年収が高い職種ほど1件あたりの金額が跳ね上がるからです。
Q.紹介手数料は誰が払うのですか?内定者の年収から引かれませんか?
A.支払うのは採用した企業で、求職者の負担はありません。手数料は企業が採用予算から別枠で支払うもので、あなたの給与や提示年収から天引きされることは制度上ありません。むしろエージェントの報酬は理論年収に連動するため、担当者はあなたの年収を上げる方向に動機づけられています。提示条件に不満があれば、遠慮せず年収交渉を依頼して構いません。
Q.手数料がかかる分、エージェント経由だと採用されにくくなりませんか?
A.企業の負担が直接応募より大きいのは事実で、同水準の候補者がコスト差で比較される場面はゼロではありません。ただ、実務では企業は手数料を織り込んで採用計画を立てており、書類の質や推薦文で通過率が上がる効果もあります。行きたい企業が明確で自力で戦えるなら直接応募、比較検討や条件交渉まで任せたいならエージェントという使い分けが現実的です。
Q.複数のエージェント経由で応募すると費用は変わりますか?
A.求職者の費用はどの経路でも0円のまま変わりません。企業が手数料を支払うのは、採用が決まった経路の1社だけです。注意したいのは同じ求人への重複応募で、複数のエージェントから同じ企業に応募すると、企業・エージェント双方との信頼を損ねます。併用する場合は、どの求人にどこ経由で応募したかを一元管理してください。
Q.選考を辞退したり退会したりすると、費用やペナルティが発生しますか?
A.発生しません。成功報酬は「入社」して初めて企業に請求されるもので、応募辞退・内定辞退・退会の段階で金銭が動くことはなく、求職者に請求が回ることもありません。辞退の連絡は気まずいものですが、費用面のペナルティは一切ない仕組みです。
Q.なぜ無料なのに本気でサポートしてもらえるのですか?
A.採用が決まらない限りエージェントの収益がゼロになる成功報酬モデルだからです。報酬額は採用者の理論年収に連動するため、年収交渉では担当者の利益と求職者の利益が同じ方向を向きます。さらに早期離職時の返金規定があるため、定着しそうにない求人を無理に勧めるとエージェント自身が損をします。手抜きをする経済的な理由がない構造です。
Q.「お祝い金がもらえる」転職サービスは使っても大丈夫ですか?
A.慎重になってください。職業紹介事業者によるお祝い金の提供は2021年4月の指針改正で原則禁止され、2025年1月には禁止が事業許可の条件に組み込まれました。2025年4月からは求人サイトなどの募集情報等提供事業者にも禁止が広がっています。今もお祝い金を前面に出すサービスは、ルールの外側で運営されている可能性を疑う材料になります。受け取った求職者が罰される制度ではありませんが、数万円のお祝い金より、年収交渉で動く数十万円のほうがはるかに大きいはずです。
Q.エージェントごとの手数料率や離職実績は事前に調べられますか?
A.調べられます。厚生労働省が運営する人材サービス総合サイトでは、許可の有無に加えて、各事業者の紹介による就職者数、就職後6か月以内の離職者数、手数料表と返戻金の内容を検索できます。さらに2025年4月からは、取扱いの多い上位5職種について常用就職1件あたりの平均手数料率実績の公開が義務化されました。手数料と定着の実績を見てから登録するという選び方が、制度として可能になっています。
Q.有料のキャリアコーチングとは何が違いますか?
A.収益源と目的が違います。エージェントは企業から成功報酬を得るため求人紹介と採用決定がゴールですが、コーチングは利用者本人が料金を払うため、求人紹介をせず中立的にキャリアを整理することがゴールです。例えばポジウィルキャリアは入会金55,000円に加えて3か月プランが一括539,000円(2026年8月時点の公式表示)。方向性に迷う段階ならコーチング、転職を具体的に進めたいならエージェントという使い分けができます。

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