上記7つの基準を初回面談の60〜90分でどう見極めるか。筆者が実際に求職者にコーチングする際に必ず使う、3つの試金石となる質問テンプレを紹介します。これを初回面談で必ず投げかけてください。
試金石1:『私と同じ業界・年齢層の方の最近の決定事例を、3件ほど数字付きで教えてください』
優良CAの回答例:『私の担当でいうと、3ヶ月前にSaaS営業3年目の29歳の方が大手SaaS企業に580万→720万で決まりました。先月は商社営業7年目の34歳がコンサル業界に850万→1,150万で決まっています。今、御希望に近いポジションでは、年収レンジ650〜800万、リモート可、選考期間1.5ヶ月程度が相場です』
NGなCAの回答例:『人によりますね』『最近は色々です』『個別にお話ししないと分からないですね』
試金石2:『私が今、転職市場でストレートに評価される強みと、逆に弱みは何だと思いますか?正直にお聞かせください』
優良CAの回答例:『お話を伺った限り、強みは①BtoB営業での新規開拓実績、②SaaS業界での顧客成功体験、③英語ビジネスレベル、の3つです。一方、弱みは①マネジメント経験が浅い、②MAツールの実装経験がない、の2つ。これを踏まえると、年収レンジで一段上を狙うなら、マネジメント実績を作るか、MAツールの実装を経験するかの2択になります』
NGなCAの回答例:『強みばかりで弱みは特にないと思いますよ』『十分通用すると思います』
試金石3:『もし、今のタイミングで転職しない方が良いと判断した場合、その理由を教えてください』
優良CAの回答例:『正直に申し上げると、現職で〇〇プロジェクトを完了してから動いた方が、職務経歴書のインパクトが1段上がります。それまであと4〜6ヶ月だと聞いていますので、それまでに自己分析と市場調査を進めて、本格応募はその後でも遅くないかもしれません』
NGなCAの回答例:『今動かないと市場の波に乗り遅れますよ』『早ければ早いほど有利です』
この3問への回答の質で、CAの実力と誠実さは8割見抜けます。