検索窓に「doda キャリアアドバイザー」と入れると、「ひどい」「使えない」「合わない」という補完候補が並びます。これから面談を予約しようとしている人には、なかなか不穏な光景です。
先に結論を書きます。dodaのキャリアアドバイザー(CA)の質が他社より低いという事実はなく、ただし担当者ごとの当たり外れは実在します。そしてその当たり外れは、dodaが悪いから生まれるのではありません。大手総合型エージェントという業態の成り立ちから、必然的に生まれるものです。
私はリクルートで人材ビジネスの事業側におり、延べ200名以上のCAと協働してきました。その経験から言うと、同じ会社・同じ拠点の中でも、CAの市場知識や提案の質には数倍の開きがあります。リクルートでもパーソルでもマイナビでも、ここは変わりません。大量のCAを採用し、1人が同時に数十人の求職者を受け持つモデルを取る限り、経験2年目の担当と10年目の担当が同じ看板の下に並ぶからです。利用者から見れば、どちらに当たるかは登録時点では分からない。これが「ばらつき」の正体です。
市場側の背景もあります。厚生労働省の職業紹介事業報告によると、有料職業紹介経由の常用就職は令和6年度で約88.9万件。前年度から5.3%増え、この10年ほぼ一貫して拡大してきました。市場が伸びればCAの採用も増え、経験の浅い担当者の比率も上がります。「昔より対応が雑になった」という口コミの一部は、個社の劣化ではなく業界全体が膨張したことの副作用です。
ここからは、「ひどい」と言われる理由を仕組みから分解したうえで、合わない担当の見極め方、公式の担当変更手順、エージェントとスカウトの違い、他社との併用までを順に整理します。

