年収は経験年数とともに上がりますが、その勾配は職種で大きく違います。「何年やったか」より「何ができるようになったか」で決まる、と捉えるのが実態に近いです。
採用と評価を運用する側にいて痛感したのは、経験年数は年収の「目安」ではあっても「保証」ではないということです。同じ5年目でも、担える仕事の幅と深さがまったく違えば、提示できる年収も変わります。年功的な要素が残る会社でも、ある時期からは等級と成果が年収を決めるようになります。
大きな傾向として、年収カーブには3つの型があります。専門性が積み上がる職種(エンジニア・コンサル・専門職など)は、経験を重ねるほど右肩上がりが続きやすい。マネジメントに進む人は、管理職になるタイミングで一段上がる。一方、担当範囲が変わりにくい職種は、早めに頭打ちになりやすい。自分の職種がどの型に近いかを知ると、これからのカーブの見通しが立てやすくなります。



