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転職の履歴書に書く志望動機の書き方|状況別例文8選とNG添削ビフォーアフター

公開 2025-02-15更新 2026-06-10

この記事の要点

  • 1転職の志望動機は、新卒と違って「経験との接続」で評価されます。熱意だけでなく、これまでの経験がその会社でどう活きるのかを示すことが出発点です。
  • 2書き方は「結論→根拠となる経験→入社後の貢献」の3ステップが基本です。履歴書の志望動機欄は200〜300字、欄の8割以上を埋めるのが目安です。
  • 3「安定性に魅力」「成長できる環境」など、どの会社にも当てはまる志望動機は使い回しと見抜かれます。事業や仕事内容のレベルで理由を特定しましょう。
  • 4面接では志望動機を起点に深掘りされます。転職理由・志望動機・キャリアプランの3点に矛盾がないか、提出前に必ず確認してください。
  • 5書類では「貴社」、面接では「御社」と使い分けます。社名の誤記や「(株)」などの略記は印象を損ねるため、提出前の見直しを習慣にしましょう。

監修・執筆者

平井 貴大

平井 貴大

BeyondLeap株式会社 代表取締役 / 元リクルート事業開発・マーケ / 元プライム上場企業子会社代表

リクルートで事業開発・マーケティングを経験後、東証プライム上場企業の子会社代表取締役に就任。採用面接の経験をもとに、書類と面接で一貫して評価される志望動機のつくり方を支援している。AIと人のハイブリッドでキャリア支援を届けるためBeyondLeapを創業した。

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転職の志望動機は新卒と何が違うのか

転職の履歴書に書く志望動機は、「意欲」ではなく「経験との接続」で評価されます。新卒と同じ書き方をすると、その時点で見劣りします。

新卒の志望動機は、職務経験がない前提で読まれるため、熱意や価値観、ポテンシャルが評価の中心です。一方、転職者が履歴書に書く志望動機では、「これまでの経験が、なぜこの会社で活きるのか」という接続の論理が問われます。どれだけ熱意を語っても、経験との接続がなければ「採用する理由」にはならないのです。中途採用は基本的に、空いたポジションを埋められる人を探す活動だからです。

採用担当者が転職者の志望動機から読み取ろうとしているのは、次の3点です。

  1. なぜ転職するのか(転職理由との一貫性)
  2. なぜ同業他社ではなく自社なのか(企業理解の深さ)
  3. 入社後に何をしてくれるのか(経験にもとづく貢献の見込み)

あなたが書こうとしている志望動機は、この3つの問いに答えられているでしょうか? 「貴社の理念に共感し」「成長できる環境で」といった言葉だけで構成された志望動機は、どの会社にも出せる内容であり、読んだ瞬間に使い回しだと分かってしまいます。

この記事では、転職用の志望動機の「型」と文字数の目安、状況別の例文8種、NG例の添削ビフォーアフター、面接で深掘りされたときの整合性のつくり方までを順に解説します。

ポイント

志望動機は「ラブレター」ではなく「企画書」です。気持ちの強さではなく、根拠と貢献の筋道で書きましょう。

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書き方の型:「結論→根拠となる経験→入社後の貢献」

志望動機は「結論→根拠となる経験→入社後の貢献」の3ステップで書きます。履歴書の志望動機欄は200〜300字が目安です。

ステップ1の結論では、「なぜこの会社を志望するのか」を1〜2文で言い切ります。「〜に魅力を感じ」で止めず、「自分の〜の経験を活かして〜したいため」まで踏み込むと、転職者らしい志望動機になります。

ステップ2では、結論の根拠となる経験を具体的に示します。前職で何を担当し、どんな成果や学びがあったのか。可能なら数字を1つ入れると説得力が増します。履歴書の欄は狭いため、エピソードは1つに絞るのが鉄則です。あれもこれも書こうとすると、すべてが浅くなります。

ステップ3では、その経験を入社後にどう活かすかを述べます。企業の事業内容や募集職種と結びつけ、「入社したら何をしてくれる人なのか」を採用担当者がイメージできる状態にして締めくくります。貢献の中身は大げさである必要はなく、募集職種の仕事内容に沿った現実的なものほど信頼されます。

文字数は、履歴書の志望動機欄なら200〜300字が目安です。欄の8割以上は埋めましょう。空白が目立つ欄は、それだけで意欲が低い印象を与えます。逆に、文字を小さくしてぎっしり詰め込むのも読みにくいため避けてください。職務経歴書に志望動機を書く場合は、400〜600字程度でエピソードを厚くします。

注意

履歴書と職務経歴書の両方に志望動機を書く場合、内容の方向性は必ずそろえてください。矛盾があると、面接で確実に突かれます。

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書く前の準備:企業研究と経験の棚卸し

説得力のある志望動機は、書く前の準備で8割決まります。必要なのは「企業研究」と「経験の棚卸し」の2つです。

企業研究では、最低限、次の情報を確認します。

  • 事業内容と主力サービス(公式サイト・採用ページ)
  • 中期的な方向性や注力領域(経営計画・プレスリリース・上場企業ならIR資料)
  • 募集職種の仕事内容と求める人物像(求人票)

目的は、会社を褒める材料を集めることではありません。「同業他社ではなくこの会社を選ぶ理由」を、事業や仕事内容のレベルで具体的に言えるようにすることです。求人票を読めば分かる範囲の言及しかない志望動機は、企業研究をしていないのと同じに見えます。

経験の棚卸しでは、これまでの業務を書き出し、応募企業との接点を探します。

  1. 担当した業務と役割を列挙する
  2. それぞれの実績・工夫・学びをメモする
  3. 応募求人の「仕事内容」「求める人物像」と重なる項目に印を付ける
  4. 最も重なりが大きい経験を、志望動機の「根拠」に採用する

この作業を挟むだけで、志望動機は「気持ちの表明」から「根拠のある提案」に変わります。準備に30分かけるだけで文章の質が大きく変わるとしたら、省く理由はないはずです。逆に、ここで接点がどうしても見つからない場合は、応募先との相性そのものを見直すサインかもしれません。

ポイント

自分では接点がうまく見つけられない場合、AI自己分析などのツールで経験を言語化してから書くと、突破口が見つかりやすくなります。

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状況別の志望動機例文8選(そのまま型として使える)

志望動機の正解は、あなたの状況によって変わります。ここでは転職で多い8つの状況別に、履歴書欄にそのまま収まる200字前後の例文を紹介します。

どの例文も「結論→根拠となる経験→入社後の貢献」の型で書いています。使うときは、次の3点を必ず自分仕様に置き換えてください。

  • 企業を選んだ理由(事業・サービス・仕事内容のレベルで具体的に)
  • 根拠となる経験と数字(自分の実績に差し替える)
  • 入社後の貢献(募集職種の仕事内容に合わせる)

例文を一字一句そのまま提出すると、ありきたりな内容になるうえ、面接での深掘りに耐えられません。あくまで「型を体に入れる」ための見本として使ってください。また、社名・業界・数字はすべて架空の設定です。

自分の状況が複数に当てはまる場合(例えば、第二新卒で異業種に挑戦する場合など)は、採用担当者がより不安に感じるほう(この例では早期離職)への答えを優先してください。志望動機は、読み手の不安に先回りして答える文章でもあるからです。不安への答えが先にあれば、残るのは経験への期待だけになります。型さえ守れば、文章のうまさそのものは問われません。

なお、例文の長さはいずれも履歴書の志望動機欄を想定した200字前後です。職務経歴書用に使う場合は、経験のエピソードを膨らませて400〜600字に拡張してください。それでは、最も自分に近い状況の例文から見ていきましょう。

1. 同職種への転職

同職種への転職は「実績の数字」と「その会社でなければならない理由」で差をつけます。

例文:「法人営業として5年間、IT関連サービスの新規開拓を担当し、直近年度は売上目標達成率110%を達成しました。提案の幅を広げる中で、貴社が注力する中小企業向けのDX支援に強い関心を持ち、課題発見型の営業スタイルを最も活かせる環境だと考え志望いたしました。入社後は、新規開拓で培った仮説構築力とヒアリング力で、貴社サービスの拡販に早期に貢献いたします。」

ポイント

同職種は即戦力性が伝わりやすい反面、「なぜうちなのか」が弱いと使い回しに見えます。事業や商材のレベルまで志望理由を特定しましょう。

2. 異業種への転職(職種は同じ)

異業種への転職は「持ち運べるスキル」と「業界を変える前向きな理由」をセットで語ります。

例文:「食品メーカーの営業として6年間、量販店向けの提案営業に従事し、売場づくりの提案で担当エリアの売上を前年比115%に伸ばしました。データにもとづく提案に手応えを感じる中で、より顧客の意思決定に深く関われるIT業界に挑戦したいと考えるようになりました。業界は異なりますが、数字を起点に顧客と合意形成してきた経験は貴社の提案営業でも活かせると考え、志望いたします。」

ポイント

業界知識の不足は面接で必ず聞かれます。「なぜその業界か」を、現職での経験から地続きで説明できるようにしておきましょう。

3. 未経験職種への転職

未経験職種への転職は「重なるスキル」と「すでに始めている学習」で本気度を示します。

例文:「営業事務として4年間、データ集計や資料作成を担当する中で、数字から課題を見つける仕事に面白さを感じ、マーケティング職への転換を志すようになりました。現在はWeb解析の学習を進めており、前職ではExcelでの売上分析レポートを自主的に作成し、営業戦略の見直しに採用された経験があります。未経験ではありますが、データを扱う素地と学習の継続力で、貴社のマーケティング業務に貢献したいと考えております。」

ポイント

「やる気」だけでは弱いため、独学・資格学習・現職での関連業務など「行動の事実」を必ず1つ入れましょう。

4. 第二新卒

第二新卒は、短期離職の不安を打ち消す「学び」と「転職の軸の明確さ」を示します。

例文:「新卒で入社した会社では個人向け営業を1年半経験し、初対面の相手と信頼関係を築く力を磨きました。一方で、より長期的に顧客と向き合う仕事がしたいという思いが強まり、既存顧客への深耕提案を重視する貴社の営業スタイルに魅力を感じ志望いたしました。社会人としての基礎と営業の現場経験を土台に、一日も早く戦力となれるよう努めてまいります。」

ポイント

前職への不満ではなく「何を学び、次に何を求めるか」へ変換するのが鉄則です。早期離職の理由は面接で必ず聞かれるため、志望動機と矛盾しない説明を準備しておきましょう。

5. ブランクがある場合

ブランクがある場合は、空白期間に簡潔に触れたうえで「今は働ける状態であること」を伝えます。

例文:「前職では経理として7年間、月次決算や年次決算の補助を担当してまいりました。出産・育児のため2年間のブランクがありますが、その間も簿記の学習を続け、直近では会計ソフトの操作を自主的に復習しています。家庭との両立体制も整い、長く腰を据えて働ける環境になりました。実務で培った正確な処理能力を、貴社の経理業務で再び発揮したいと考えております。」

ポイント

ブランクの理由は1文で十分です。重要なのは「現在は就業に支障がないこと」と「ブランク中の学習・準備」をセットで示すことです。

6. U・Iターン転職

U・Iターン転職は「なぜその地域か」と「腰を据えて働く覚悟」を伝え、定着への懸念を払拭します。

例文:「現在は東京のメーカーで生産管理を5年間担当しております。今後は出身地に生活の基盤を移し、長期的に働きたいと考え、地域の製造業を支える貴社を志望いたしました。多品種少量生産の工程管理で納期遅延を減らしてきた経験は、貴社の生産現場でも活かせると考えております。地元に根ざして働く覚悟を持ち、培った経験で貢献する所存です。」

ポイント

「地元に帰りたい」だけでは自分都合に聞こえます。地域で働きたい理由と、その会社で活きる経験の両方を必ずセットにしましょう。

7. 管理職での転職

管理職の志望動機は、プレーヤーとしての実績ではなく「組織をどう動かしてきたか」を軸にします。

例文:「現職では営業マネジャーとして8名のチームを率い、メンバー個々の商談プロセスを可視化する仕組みを導入して、チームの目標達成率を改善してまいりました。事業拡大期にある貴社では営業組織の標準化と人材育成が課題と伺っており、現場と仕組みづくりの両面を担ってきた経験が活かせると考え志望いたしました。早期に組織の状態を把握し、成果の出る営業体制づくりに貢献いたします。」

ポイント

マネジメント人数・育成実績・仕組みづくりの3点が評価対象です。「何名の組織で、何を変え、どうなったか」を1つ入れましょう。

8. パート・アルバイトから正社員へ

パートから正社員を目指す場合は、実務経験の蓄積と「責任ある立場で働きたい理由」を率直に伝えます。

例文:「現在はパート社員として3年間、小売店舗で接客とレジ管理、新人パートの指導を担当しています。業務の幅が広がる中で、売場づくりや在庫管理にも責任を持って携わりたいという思いが強まり、正社員としての採用を行う貴社の募集に応募いたしました。子どもの進学に伴い長時間の勤務が可能になり、就業環境も整っています。現場で培った接客力と育成経験で、店舗運営に貢献いたします。」

ポイント

「安定したいから」だけでは弱いため、仕事の中身に踏み込んだ動機に変換します。勤務条件が変わった事情があれば、簡潔に添えると納得感が出ます。

5

NG例と添削ビフォーアフター:何を直せば通るのか

落ちる志望動機には共通パターンがあります。代表的なNG例を添削し、何をどう直せば通る文章になるのかを見ていきます。

最も多いNGは「待遇・環境への魅力だけで構成された志望動機」です。

NG例:「貴社の安定した経営基盤と充実した福利厚生に魅力を感じ、志望いたしました。前職では営業を担当しており、持ち前のコミュニケーション能力を活かして貢献したいと考えております。」

この文章の問題点は3つあります。

  1. 安定や福利厚生は「自分が得をする理由」であり、企業があなたを採用する理由になっていない
  2. どの会社にも出せる内容で、企業研究の形跡がない
  3. 「コミュニケーション能力」が抽象的で、裏付けとなる実績がない

添削後:「貴社が展開する中堅企業向けのDX支援事業に魅力を感じ、志望いたしました。前職ではIT機器の法人営業として、業務課題のヒアリングを起点とした提案で年間目標達成率110%を達成しました。単なる物販ではなく顧客の課題解決まで踏み込む貴社の営業スタイルは、私の強みを最も活かせる環境だと考えています。入社後は課題発見型の提案で、貴社事業の拡大に貢献いたします。」

同じ応募者でも、書き方だけでここまで印象が変わります。下の対比表で、よくあるNGパターンと修正の方向性を確認してください。

注意

給与や勤務地などの条件が転職の本音でも、志望動機にそのまま書くのは避けましょう。うそをつくのではなく、「条件以外で自分がこの会社を選ぶ理由」を見つける作業だと捉えてください。

NG表現何が問題か改善の方向性
× 安定性・福利厚生に魅力自分の利益が動機で、採用する理由がない 事業・仕事内容への関心と活かせる経験に変換する
× 成長できる環境だから学ぶ姿勢のみで貢献が見えない 「経験で貢献し、その先に成長がある」の順に直す
× 理念に共感した(だけ)抽象的で誰にでも書ける 理念のどの部分が、どの経験とつながるかまで書く
× コミュニケーション能力を活かす根拠がなく抽象的 実績・数字つきの具体的な強みに置き換える
× 色々と学ばせていただきたい受け身で即戦力性が伝わらない 提供できる価値を先に、学ぶ意欲は補足にとどめる
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面接で深掘りされても崩れない「整合性」のつくり方

履歴書の志望動機は、提出して終わりではありません。面接では志望動機を起点に深掘りされるため、書いた内容との整合性が合否を左右します。

面接でよくある深掘りは、次のような質問です。

  • なぜ同業の中でも当社なのですか?
  • その経験について、もう少し詳しく教えてください
  • 転職理由と志望動機がつながっていないように聞こえますが?
  • 当社でやりたいことは、現職では実現できないのですか?

特に注意したいのが、転職理由・志望動機・キャリアプランの3点の一貫性です。例えば「顧客と長期的に向き合いたい」と志望動機に書いたのに、面接で語る転職理由が「ノルマがきつかった」では、軸がぶれて見えます。書く段階から、3点を一本の線でつないでおく必要があります。

整合性を保つために、提出前に次のチェックをおすすめします。

  1. 志望動機に書いた経験を、3倍の長さで口頭説明できるか
  2. 「なぜこの業界・この会社・この職種か」を、それぞれ自分の言葉で言えるか
  3. 転職理由を前向きな表現に変換したとき、志望動機と矛盾しないか
  4. 書いた数字の根拠(期間・前提)を説明できるか

また、提出した履歴書は必ず控えを保管し、面接前に読み返してください。複数社に応募していると、どの会社に何を書いたか、記憶は意外と曖昧になるものです。

ポイント

志望動機は「面接の台本の冒頭」です。書く段階から、深掘りされたときに語れるエピソードの詳細がある内容だけを書きましょう。

7

使い回しがバレる理由と、現実的な書き分け方

志望動機の使い回しは、採用担当者にほぼ確実に見抜かれます。バレるのは、文章に「その会社でなければならない要素」が一つもないからです。

採用担当者は、日々大量の応募書類を読んでいます。その目には、使い回しの志望動機に共通する特徴がはっきり見えています。

  • 社名を入れ替えても成立する内容(「貴社の理念に共感」「成長性に魅力」など)
  • 事業や職種への言及が抽象的で、求人票を読めば分かる範囲を超えない
  • 自分の経験と会社の接点が書かれていない
  • ひどい場合は、他社名の消し忘れや事業内容の取り違え

あなたの志望動機は、社名を隠しても応募先が分かる内容になっているでしょうか? なっていなければ、それは使い回しと同じ評価を受けます。使い回しと判断されると、内容以前に「志望度が低い」と見なされます。中途採用は内定辞退のリスクを織り込んで進むため、志望度の低さは想像以上に重く扱われるのです。

とはいえ、応募のたびにゼロから書き直す必要はありません。現実的なのは「7割の共通部分と3割の企業別部分」に分ける方法です。自分の経験・強み・転職の軸という共通部分はベースとして再利用し、「なぜこの会社か」と「入社後の貢献」だけを企業ごとに書き換えます。これなら1社あたり15〜30分の調整で、使い回し感のない志望動機になります。

まとめ

全文使い回しは見抜かれて落ち、全文書き下ろしは続きません。「軸は共通、接続は個別」が現実的な最適解です。

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「貴社」「御社」などの表記と書き方の注意点

「貴社」は書き言葉、「御社」は話し言葉です。履歴書の志望動機欄では「貴社」を使います。

小さなことに見えますが、表記の誤りは「ビジネスマナーの基礎が曖昧」という印象につながります。志望動機まわりで間違えやすい表記を整理します。

  • 貴社/御社:書類では「貴社」、面接で話すときは「御社」。1つの書類の中で混在させない
  • 応募先が会社でない場合:銀行は「貴行」、病院は「貴院」、学校は「貴校」など、法人格に応じて使い分ける
  • 文体:「です・ます」調で統一する。「だ・である」調は履歴書では避ける
  • 一人称:「私」を使う。「僕」「自分」は使わない
  • 略語:「(株)」ではなく「株式会社」と正式に書き、社名は登記名で正確に記す

また、志望動機欄の体裁にも注意が必要です。

  1. 欄の8割以上を埋める(空白が目立つと意欲を疑われます)
  2. 手書きの場合、修正液・修正テープは使わない。書き損じたら新しい用紙に書き直す
  3. パソコン作成の場合も、フォントサイズを極端に小さくして詰め込まない
  4. 「特になし」「面接でお話しします」は論外。必ず記入する

下の表に、応募先別の敬称の使い分けをまとめました。書類と面接で呼び方が変わる点に注意して、面接前にも確認しておきましょう。

注意

社名の誤記は、それだけで印象を大きく損ねます。提出前に、社名・固有名詞・誤字脱字を必ず見直してください。声に出して読むと、不自然な箇所に気づきやすくなります。

応募先書き言葉(履歴書・メール)話し言葉(面接)
一般企業貴社御社
銀行貴行御行
病院貴院御院
学校貴校御校
財団・社団などの法人貴法人御法人
9

まとめ:志望動機は「経験と企業の接続」で決まる

転職の志望動機は、文章力や才能ではなく「準備と型」で決まります。経験と企業の接続さえ見つかれば、誰でも通る志望動機を書けます。

最後に、この記事の手順を整理します。

  1. 企業研究と経験の棚卸しで「接続点」を見つける
  2. 「結論→根拠となる経験→入社後の貢献」の型で200〜300字にまとめる
  3. 状況別の例文を参考に、自分の言葉と数字に置き換える
  4. NGパターン(待遇志向・抽象的・使い回し)に該当しないかチェックする
  5. 面接での深掘りを想定し、転職理由・キャリアプランとの整合性を確認する
  6. 「貴社」などの表記と誤字脱字を最終確認して提出する

志望動機を書く過程は、自分が転職で何を実現したいのかを言語化する作業でもあります。1社目は時間がかかっても、軸が固まれば2社目以降は格段に速くなります。ここで固めた言葉は、職務経歴書の自己PRにも、面接の受け答えにもそのまま効いてきます。つまり、志望動機づくりは履歴書の1項目を埋める作業ではなく、転職活動全体の土台づくりなのです。

反対に、ここを後回しにして例文の切り貼りで済ませると、書類は通っても面接で必ず行き詰まります。遠回りに見えても、自分の言葉で書くことが最短ルートです。

書きながら「自分の強みがうまく言葉にならない」と感じたら、AIによる自己分析や書類作成のサポートで、経験の言語化から始めるのも有効です。まずは応募したい1社を決めて、今日、最初の志望動機を書き上げてみましょう。

よくある質問

参考文献・出典

  • 厚生労働省 雇用動向調査(転職入職者が前職を辞めた理由など、2026年時点の公開情報)
  • 総務省 労働力調査(転職者数の動向、2026年時点の公開情報)
  • 独立行政法人 労働政策研究・研修機構(転職プロセスに関する公開情報、2026年時点)

この記事の内容、AIがすべて反映済みです

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