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契約社員でも転職エージェントは使える?正社員を目指すおすすめと選び方

公開 2026-02-01更新 2026-06-10

この記事の要点

  • 1契約社員でも転職エージェントは問題なく使えます。実務経験がある分、完全未経験の応募者より有利に進められる場面も少なくありません。
  • 2正社員を目指すなら、未経験・第二新卒の正社員化に特化したエージェント(就職カレッジ・UZUZ・第二新卒エージェントneoなど)が王道です。書類選考なしで面接に進める支援を行うサービスもあります。
  • 3正社員になるルートは「転職」だけでなく、社内登用・無期転換ルール・紹介予定派遣の4つ。無期転換は正社員と同じ待遇になるとは限らない点に注意が必要です。
  • 4契約社員の実務経験は立派なアピール材料です。「なぜ正社員を目指すのか」を前向きに語れるよう、エージェントと一緒に準備しましょう。
  • 5年代で戦略が変わります。20代はポテンシャルで未経験職種にも挑戦でき、30代以降は契約社員で培った専門性を軸に据えるのが定石です。

監修・執筆者

平井 貴大

平井 貴大

BeyondLeap株式会社 代表取締役 / 元リクルート事業開発・マーケ / 元プライム上場企業子会社代表

リクルートで事業開発・マーケティング・海外駐在を経験後、東証プライム上場企業の子会社代表取締役に就任。未経験・第二新卒の正社員化を含む採用支援に携わってきた。延べ200名以上のキャリアアドバイザーと協働した知見をもとに解説する。

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結論:契約社員でも転職エージェントは使える

「契約社員だとエージェントに相手にされないのでは」という不安をよく聞きます。結論から言えば、契約社員でも転職エージェントは問題なく使えます。利用に雇用形態の制限はなく、契約社員・派遣・フリーターから正社員を目指す利用者は珍しくありません。

むしろ契約社員には、完全未経験の応募者にはない強みがあります。すでに現場で働いた実務経験です。業務の進め方やビジネスマナーが身についていることは、採用側から見れば育成コストの低さを意味します。

ただし、知っておきたい現実もあります。総合型エージェントの一部では、経験と希望条件の組み合わせによって「紹介できる求人が少ない」と案内されることがあります。これはあなた自身の否定ではなく、そのエージェントが持つ求人とのミスマッチにすぎません。未経験・若手の正社員化に特化したエージェントを選べば、ポテンシャル前提の求人を軸に支援を受けられます。

ポイント

大切なのは「契約社員でも使えるか」ではなく「契約社員からの正社員化を得意とするエージェントを選べるか」です。この記事では、その選び方とおすすめ、正社員になる4つのルート、年代別の戦略までを順に解説します。

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まず決める|契約社員の転職、3つのゴール

契約社員の転職相談を受けるとき、最初に確認するのが「ゴールはどこか」です。同じ契約社員の転職でも、目指す先によって使うべきサービスと戦い方が変わります。

  1. 正社員になる:雇用の安定と待遇の改善を最優先するゴールです。正社員化に強い特化型エージェントを軸に、総合型を併用します。
  2. 契約社員のまま条件を上げる:専門職や事情があって有期で働きたい場合です。時給・月給や勤務条件を軸に、派遣も扱う総合人材サービスや求人サイトを併用します。
  3. 雇用形態より仕事内容を変える:職種転換が主目的のゴールです。未経験者の受け入れに強いエージェントで、入口になりやすい職種から狙います。

この記事では、相談として最も多い1の「契約社員から正社員」を中心に解説します。ただ、2や3の要素が混ざっている人も多いはずです。自分のゴールの比重を面談で正直に伝えると、提案の精度が大きく上がります。

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契約社員から正社員になる4つのルート|無期転換・紹介予定派遣との違い

正社員になる道は転職だけではありません。代表的な4つのルートを比較し、自分に合うものを見極めましょう。

1つ目は社内登用です。今の勤務先に正社員登用制度があれば、最も環境変化の少ない道です。ただし登用の実績が形骸化している会社もあるため、直近の登用人数を確認しておきましょう。

2つ目は無期転換ルールです。労働契約法に基づき、同じ会社での有期契約が通算5年を超えて更新された場合、申し込めば無期労働契約に転換できます(厚生労働省)。雇い止めの不安は減りますが、転換されるのは契約期間だけで、給与・昇進・賞与などの待遇が正社員と同じになるとは限らない点が最大の注意点です。

3つ目は転職エージェント経由の正社員転職、4つ目は紹介予定派遣です。最初から正社員の募集に応募できるのがエージェントの強みで、紹介予定派遣は最長6か月の派遣期間を経て直接雇用を目指す仕組みです(厚生労働省)。働きぶりを見てもらえる一方、直接雇用が契約社員での採用になる場合もあります。

注意

「無期転換=正社員」「紹介予定派遣=必ず正社員」ではありません。待遇まで変えたいのか、雇用の安定だけでよいのかを切り分けて選びましょう。

ルート仕組み向く人注意点
社内登用勤務先の正社員登用制度を使う今の職場に満足している人登用実績の有無を要確認
無期転換ルール有期契約が通算5年超で無期契約へ転換を申込可(労働契約法)雇い止めの不安を解消したい人待遇が正社員と同じとは限らない
転職(エージェント)最初から正社員求人に応募する待遇・キャリアごと変えたい人志望理由の準備が必要
紹介予定派遣最長6か月の派遣後に直接雇用を目指す職場を見てから決めたい人直接雇用が正社員とは限らない
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契約社員に強い転職エージェントの選び方|3つの基準

契約社員からの正社員転職でエージェントを選ぶ基準は、次の3つです。

  1. 正社員化の支援実績があるか:未経験・第二新卒・フリーターの正社員就職を専門にするエージェントは、契約社員からの転換ノウハウが濃く、書類選考なしで面接に進める仕組みや入社前研修を持つサービスもあります(各社公表)。
  2. 自分の年代・経験と合っているか:20代向け特化型は30代以降の求人が手薄なことがあります。30代以降は、経験を活かせる求人母数の大きい総合型が軸になります。
  3. 志望理由づくりに伴走してくれるか:契約社員からの転職では「なぜ正社員を目指すのか」の整理が選考の核心です。面談で経歴を丁寧に聞き、前向きな言葉への翻訳まで手伝ってくれる担当者を選びましょう。

ポイント

1社に絞る必要はありません。性格の違う2〜3社に登録し、担当者との相性と紹介求人の質で本命を決めるのが、遠回りに見えて確実な進め方です。

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契約社員から正社員に強い転職エージェントおすすめ8選

ここからは、正社員化に強い主要エージェントを紹介します。未経験・第二新卒・フリーターの正社員転職に実績のあるサービスを中心に整理しました。各社の公開情報をもとにしており、公表されている定着率や内定率は各社の発表値です。

「キャリビーで詳細」にリンクがあるサービスは、当サイトに評判・口コミをまとめた詳細ページがあります。

サービス向いている層特徴キャリビーで詳細
就職カレッジ20代・未経験書類選考なしで面接、研修付き、定着率の高さを公表詳細を見る
UZUZ(ウズウズ)20代・第二新卒一人ひとりに手厚い、定着率の高さを公表詳細を見る
第二新卒エージェントneo20代若手初回面談が長く、丁寧なヒアリング詳細を見る
えーかおキャリア20代・未経験未経験から正社員、マンツーマン支援詳細を見る
ツナグバ20代・フリーター未経験歓迎求人、伴走型のサポート詳細を見る
ハタラクティブ20代・既卒未経験OK求人が多く、人柄重視の企業に強い
リクルートエージェント全年代求人母数が大きく、経験を活かす正社員求人も豊富
doda全年代サイトとエージェント併用、幅広い正社員求人

就職カレッジ/UZUZ|正社員化のノウハウが濃い

就職カレッジは、未経験からの正社員就職を長年支援してきたサービスです。書類選考なしで企業の面接に進める仕組みや、入社前の研修、入社後の定着率の高さ(同社公表)に特徴があります。学歴や経歴に自信がなくても、人柄やポテンシャルで勝負したい方に向いています。

UZUZは20代・第二新卒に手厚く、一人ひとりにじっくり向き合う支援と、定着率の高さ(同社公表)に定評があります。契約社員からの切り替えを目指す若手とは相性の良い組み合わせです。どちらも当サイトに詳細ページがあるので、評判もあわせて確認してみてください。

第二新卒エージェントneo/えーかおキャリア/ツナグバ|20代の伴走型

第二新卒エージェントneoは、初回面談に長めの時間をかけて丁寧にヒアリングするスタイルで、20代若手の正社員化を支援します。えーかおキャリアはマンツーマンの手厚さ、ツナグバは未経験歓迎求人と伴走型のサポートが持ち味です。

いずれも20代・フリーター・契約社員からの正社員化を得意とします。「契約社員だった理由」を前向きな志望理由に翻訳する作業を一緒にやってくれるのが、この伴走型の価値です。手厚く支援してほしい方は、この中から相性の良い1〜2社を選ぶとよいでしょう。すべて当サイトに詳細ページがあります。

総合型(リクルート・doda)|経験を活かす正社員求人も

契約社員として一定の専門性を積んでいる場合は、総合型大手も併用しましょう。リクルートエージェントやdodaは求人母数が大きく、これまでの経験を活かせる正社員ポジションも豊富です。30代以降は、この総合型が軸になります。

20代向け特化型で間口を広げつつ、総合型で経験を活かす求人も探す。この二段構えが、契約社員からの正社員転職では効果的です。なお、契約社員のまま条件を上げたい場合や紹介予定派遣も視野に入れる場合は、派遣と人材紹介の両方を扱うランスタッドのような総合人材サービスも選択肢になります。

POINT
  • ✓ 30代以降は総合型(リクルートエージェント・doda)が軸。経験を活かせる正社員求人の母数が大きい
  • ✓ 紹介予定派遣や派遣での条件改善も視野に入れるなら、ランスタッドのような総合人材サービスも選択肢(キャリビーで詳細を見る
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年代別の戦略|20代はポテンシャル、30代以降は専門性

契約社員からの正社員転職は、年代によって取るべき戦略が変わります。自分の年代で何が評価されるかを押さえてから、エージェントを選びましょう。

ポイント

どの年代でも共通するのは、「なぜ正社員を目指すのか」を前向きに語れることです。年代に合った戦略を一緒に立ててくれるエージェントを選びましょう。

20代|未経験職種への挑戦も視野に入る

20代は、ポテンシャルを評価する求人が多く、未経験の職種にも挑戦できる時期です。第二新卒・未経験に強い特化型エージェント(就職カレッジ・UZUZ・第二新卒エージェントneoなど)を中心に据え、人柄や伸びしろ、契約社員として身につけた基礎力をアピールしましょう。職種を変えるなら、20代のうちが最も選択肢の広いタイミングです。

「契約社員の期間が短い」「職歴に空白がある」といった不安も、20代向け特化型なら前提として受け止めたうえで支援してくれます。経歴に自信がない人ほど、特化型から始めるのが安全です。

30代|契約社員で培った専門性を軸にする

30代は、ポテンシャル採用の枠が減る分、契約社員として培った専門性や実務経験が武器になります。同じ職種で正社員ポジションを狙う、あるいは経験を活かせる近接領域を狙うのが定石です。総合型エージェント(リクルートエージェント・doda)で経験を活かす求人を探しつつ、実績を数字で語れるよう棚卸ししておきましょう。

20代向け特化型は30代の求人が手薄なことがあるため、登録前に対象年齢の目安を確認しておくと無駄がありません。

40代以降|即戦力性と専門領域で勝負する

40代以降も道はあります。即戦力性がすべてになるため、「契約社員として何を任され、何を残したか」を具体的に示せるかが勝負です。人手不足の業界や、経験者の少ない専門領域では、年齢より実務経験が優先される求人も見込めます。

求人の幅は総合型が頼りになります。あわせて、これまでの業界・職種に強い特化型があれば、専門性を理解したうえでの提案を受けられます。雇用形態だけでなく、長く働ける環境かどうかも含めて比較しましょう。

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エージェントの使い方|登録から内定までの5ステップ

契約社員からの転職でエージェントを最大限活かすための、実践的な流れを整理します。

  1. 登録・面談予約:2〜3社に登録します。経歴は飾らず正直に書いてかまいません。
  2. 初回面談:契約社員になった経緯、現職での業務内容、正社員を目指す理由を率直に伝えます。ゴール(正社員か、条件改善か、職種転換か)の比重もここで共有しましょう。
  3. 書類づくり:契約社員の経験は「任された業務の幅」「更新され続けた事実」「具体的な成果」として整理すると強みになります。担当者の添削を必ず受けましょう。
  4. 応募・面接対策:「なぜ契約社員だったのか」「なぜ今、正社員か」は必ず聞かれます。模擬面接で前向きな回答を固めてから本番に臨みます。
  5. 内定・条件確認:雇用形態が正社員か、試用期間の条件はどうかを、オファー面談で必ず確認します。エージェント経由なら確認や交渉を代行してもらえます。

注意

面談で経歴を盛るのは禁物です。エージェントは味方であり、正確な情報があるほど提案の精度が上がります。ブランクや短期離職も含めて正直に伝えましょう。

面接で必ず聞かれる3つの質問と、答え方の型

契約社員からの転職面接では、聞かれる質問がある程度決まっています。型を準備しておけば、落ち着いて答えられます。

  1. 「なぜ契約社員として働いていたのですか」:事実を簡潔に伝えたうえで、その期間に身につけたことへ話をつなげます。言い訳ではなく、経験の説明として語るのがコツです。
  2. 「なぜ今、正社員を目指すのですか」:「安定したいから」だけでは弱いため、「腰を据えて専門性を高め、長期的に貢献したい」など、企業側のメリットと重なる理由に翻訳します。
  3. 「契約社員時代の一番の成果は何ですか」:任された業務の幅、改善した仕事、更新され続けた事実など、具体的なエピソードを一つ用意しておきます。

この3問への回答は、エージェントの模擬面接で必ず一度声に出して練習しておきましょう。紙の上の回答と口に出した回答では伝わり方が違うため、第三者のフィードバックが効きます。

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よくある失敗と回避策

最後に、契約社員からの正社員転職でつまずきやすい点を整理します。

1つ目は、志望理由を後ろ向きに語ってしまうこと。「正社員になれなかった」ではなく「腰を据えて貢献したい」「専門性を高めたい」と前向きに翻訳しましょう。2つ目は、年代に合わないエージェントを選ぶこと。20代なら未経験特化、30代以降は経験を活かせる総合型、と使い分けが必要です。

3つ目は、「無期転換すれば正社員になれる」と誤解して待ち続けること。無期転換は契約期間が無期になる制度であり、待遇までは変わらないことが多い点を押さえましょう。4つ目は、焦って条件を妥協しすぎること。正社員になること自体が目的化すると、早期離職につながりかねません。譲れない条件は持っておきましょう。

そして5つ目が、1社だけで決めること。エージェントごとに持っている求人も担当者の力量も違います。複数社を併用し、自分に合った担当と求人を比較するのが安全です。

キャリビーから一言

契約社員という働き方を、引け目に感じる必要はまったくありません。むしろ、実際に現場で働いてきた経験は、新卒にはない強みです。私が支援の現場で見てきた限り、うまくいく人は「契約社員だったから」ではなく「契約社員で何を身につけたか」を語れる人でした。エージェントに断られるかも、と登録をためらっている方も多いのですが、断られたとしてもそれは求人とのミスマッチであって、あなたの価値の否定ではありません。正社員化を得意とするサービスは確かに存在します。あなたがこなしてきた仕事を一度きちんと棚卸しして、前向きな言葉に翻訳する。その作業は、信頼できる担当者と一緒にやれば、ぐっとやりやすくなります。

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属性別の転職エージェントから探す

契約社員からの転職は、年代や経歴によって最適なエージェントが変わります。フリーター・第二新卒・未経験など、近い属性の記事もあわせて見ると、自分に合うサービスの選び方がより具体的になります。全国版のおすすめと見比べれば、選択肢の全体像がつかめるでしょう。

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キャリビーで正社員への一歩を踏み出す

契約社員から正社員への転職は、年代に合った戦略と、正社員化に強いエージェントを最初に選べるかで結果が変わります。20代なら未経験特化、30代以降は経験を活かす総合型。無期転換や紹介予定派遣との違いも押さえてゴールを決めれば、あとはアドバイザーが伴走してくれます。

キャリビーのエージェント診断では、年代や経験、希望職種を入力すると、あなたに合うサービスを提案します。就職カレッジやUZUZ、第二新卒エージェントneoなど、当サイトに評判をまとめた詳細ページも用意しているので、登録前に各社の強みを見比べられます。

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よくある質問

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