北海道の未経験求人を読み解く出発点は、食品加工・観光・農業・物流という北海道経済の顔ぶれにある。この骨格が、北海道での未経験採用の量と質を大きく規定している。未経験の目線で重要なのは、道内求人は札幌に集中し、食・観光・一次産業が基幹。広域のため勤務地の絞り込みが重要という北海道の骨格だ。なお北海道での転職全般の考え方は北海道の転職エージェント(総合)にまとめてあるので、未経験という切り口が外れたらそちらを参照してほしい。
北海道という土地で見ると、未経験転職の原則は、「職種」と「業界」を同時に変えないことだ。北海道で未経験転職を考えるなら、営業からIT業界の営業へ、販売から同じ商材の営業へというように、どちらか一方の経験を持ち運ぶと採用側はポテンシャルを評価しやすい。両方を一度に変えたい場合も、まず片方を変えて1〜2年後にもう一方を変える二段階のほうが、結果的に早く目的地に着くことが多い。
北海道の場合も、もう一つの現実は、「未経験歓迎」の求人の質に大きな差があることだ。育成を前提に研修を整えた採用と、離職前提の大量採用が同じ言葉で募集されている。北海道でも営業・IT・施工管理・介護など未経験の門戸が広い職種は明確にある。

