面接の志望動機で見られているのは、内容の美しさではなく「一貫性」「貢献の根拠」「熱意の本物度」の3つです。
面接官は志望動機を通じて、次の3点を確かめようとしています。
- 一貫性。転職理由・これまでの経歴・志望動機が一本の線でつながっているか。線がつながっていれば「入社後も同じ理由で辞めないだろう」と判断できます。厚生労働省の雇用動向調査では、労働条件や人間関係など多様な離職理由が毎年示されており、採用側は「またすぐ辞めないか」を強く気にしています。
- 貢献の根拠。「入りたい」気持ちだけでなく、「入って何ができるか」が語れているか。中途採用は基本的に、活躍の再現性を買う採用だからです。
- 熱意の本物度。その会社でなければならない理由が、本人の体験に根ざしているか。借り物の言葉はすぐに分かります。
裏を返せば、文章としてどれだけ整っていても、この3つが欠けた志望動機は評価されません。逆に、多少言葉につまっても、自分の体験から出た言葉で3つを満たせば、評価はむしろ上がります。私自身、面接官として数百人の志望動機を聞いてきましたが、印象に残るのは流暢な人ではなく、自分の言葉で語る人でした。
ポイント
志望動機は「なぜ入りたいか」の作文ではなく、「なぜ自分とこの会社が合うのか」の説明だと捉え直すと、作りやすくなります。
あなたの志望動機は、この3つの問いに答えられているでしょうか。まずはこの視点で、手元の志望動機を読み返してみてください。




