第一三共株式会社の事業内容・強み・将来性
ページ表示時点: 2026年9月 | 公開情報の確認日は各出典を参照
第一三共は1899年創業の三共と1915年創業の第一製薬が2005年に統合して誕生した製薬企業。従来の循環器・感染症領域中心の事業構造から、オンコロジー(がん領域)へ戦略的にトランスフォーメーションを推進してきた。
独自の技術プラットフォームであるDXd-ADC(抗体薬物複合体)技術が最大の競争優位であり、がん細胞に薬剤を直接届ける精密医療を実現している。グローバル本社は東京都中央区日本橋本町に所在し、従業員数は連結約20,120人。
東証プライム上場(証券コード4568)、資本金500億円。
2025年3月期の売上収益は1兆8,863億円(前期比17.8%増)。営業利益3,319億円(同56.9%増)、当期利益2,958億円(同47.3%増)といずれも過去最高。
エンハーツの売上拡大が業績全体を牽引している。
この記事のポイント
独自のDXd-ADC技術プラットフォーム。
6種類のADCが臨床開発段階にあり、世界トップクラスのパイプライン充実度を誇る
2025年3月期の売上収益は1兆8,863億円(前期比17.8%増)。
営業利益3,319億円(同56.9%増)、当期利益2,958億円(同47.3%増)といずれも過去最高。
エンハーツの売上拡大が業績全体を牽引している
国内製薬業界では売上収益ベースで武田薬品に次ぐポジション。
グローバルではADC技術で世界をリードする存在として評価されており、特にオンコロジー領域での存在感が急速に拡大している。
時価総額は国内製薬トップクラス。
稼ぐ力(パイプライン価値・成長性)の観点では中外製薬と並び、武田薬品・アステラスを上回ると評価されている
エンハーツの適応拡大とDato-DXd・HER3-DXdなど後続ADCの上市により、2030年に向けた成長トレンドの継続が期待される。
一方で、エンハーツの特許期限到来後のバイオシミラー参入リスク、ADC以外の成長エンジンの構築、グローバル競合との開発競争激化が中長期的な課題となる
エンハーツへの収益依存度が高く、特許切れ後のバイオシミラー参入が中長期リスク
企業情報
- 企業名
- 第一三共株式会社
- 本社
- 〒103-8426 東京都中央区日本橋本町三丁目5番1号
- 従業員数
- 連結20,120人(グループ約19,000人)
- 上場
- 東証プライム(4568)
- 資本金
- 500億円
- 設立
- 2005年9月28日
- 代表
- 代表取締役社長兼CEO 奥澤 宏幸
第一三共株式会社の事業概要
第一三共は、がん領域に強みを持つグローバル製薬企業。独自の抗体薬物複合体(ADC)技術プラットフォームを核に、乳がん治療薬「エンハーツ」をはじめとする革新的医薬品を世界に展開している。
2025年3月期の売上収益は1兆8,863億円(前期比17.8%増)、当期利益は2,958億円(同47.3%増)と過去最高を記録。アストラゼネカ、メルクとの大型提携によりグローバル展開を加速させている。
事業内容
第一三共は1899年創業の三共と1915年創業の第一製薬が2005年に統合して誕生した製薬企業。従来の循環器・感染症領域中心の事業構造から、オンコロジー(がん領域)へ戦略的にトランスフォーメーションを推進してきた。独自の技術プラットフォームであるDXd-ADC(抗体薬物複合体)技術が最大の競争優位であり、がん細胞に薬剤を直接届ける精密医療を実現している。
グローバル本社は東京都中央区日本橋本町に所在し、従業員数は連結約20,120人。東証プライム上場(証券コード4568)、資本金500億円。
事業セグメント
第一三共株式会社はオンコロジー(がん領域)・スペシャルティメディシン・ヘルスケア、3つの事業領域を展開しています。
オンコロジー(がん領域)
売上の過半を占め、成長の最大ドライバーエンハーツ(トラスツズマブ デルクステカン)を筆頭に、ADC技術を基盤とした革新的がん治療薬の研究開発・販売を行う主力セグメント。HER2標的のエンハーツに加え、TROP2標的のダトポタマブ デルクステカン(Dato-DXd)、HER3標的のパトリツマブ デルクステカン(HER3-DXd)、B7-H3標的のイフィナタマブ デルクステカン(I-DXd)など6種類のDXd-ADCが臨床開発段階にある。アストラゼネカとの共同開発・商業化契約のもとグローバル展開を推進。
スペシャルティメディシン
安定収益を担う既存事業領域循環器・代謝・腎臓領域や希少疾患領域の医薬品を扱う。抗凝固薬リクシアナ(エドキサバン)などが含まれる。既存領域として安定的な収益基盤を担う。
ヘルスケア
グループ全体の一定割合を占める安定事業子会社の第一三共ヘルスケアがOTC医薬品(一般用医薬品)事業を展開。ロキソニンS、トランシーノなどの主力ブランドを持ち、消費者向けヘルスケア製品を提供。
業績・売上
公表されている業績情報
2025年3月期の売上収益は1兆8,863億円(前期比17.8%増)。営業利益3,319億円(同56.9%増)、当期利益2,958億円(同47.3%増)といずれも過去最高。エンハーツの売上拡大が業績全体を牽引している。
第一三共株式会社の強み
- 1独自のDXd-ADC技術プラットフォーム。6種類のADCが臨床開発段階にあり、世界トップクラスのパイプライン充実度を誇る
- 2エンハーツが乳がん治療の標準治療を変革し、史上最大の乳がん治療薬となる勢い。他の適応症への拡大も進行中
- 3アストラゼネカ・メルクとの大型提携により、自社単独では難しいグローバルでの迅速な市場浸透を実現
- 4125年超の歴史に裏付けられた研究開発力とサイエンス基盤。低分子・バイオ・ADCと多様なモダリティの創薬経験
- 5R&D投資比率23.1%と製薬大手の中でも高い研究開発投資比率を維持
業界ポジション・競合
| 業界ポジション | 国内製薬業界では売上収益ベースで武田薬品に次ぐポジション。グローバルではADC技術で世界をリードする存在として評価されており、特にオンコロジー領域での存在感が急速に拡大している。時価総額は国内製薬トップクラス。 稼ぐ力(パイプライン価値・成長性)の観点では中外製薬と並び、武田薬品・アステラスを上回ると評価されている。 |
|---|---|
| 主な競合企業 | 武田薬品工業(国内売上トップ、グローバルメガファーマ)、アステラス製薬(泌尿器・移植領域に強み)、中外製薬(ロシュグループ、バイオ医薬品に強み、営業利益率が非常に高い)、エーザイ(認知症領域でレカネマブを展開)、アストラゼネカ(エンハーツの共同開発パートナーであり、グローバルオンコロジー領域の競合でもある) |
成長戦略
第一三共株式会社が公表している方向性
2030年ビジョンとして「サステナブルな社会の発展に貢献する先進的グローバルヘルスケアカンパニー」を掲げる。エンハーツの適応拡大(肺がん・大腸がんなど)と新規ADC候補の上市加速により、2030年に向けてオンコロジー領域でグローバルトップ企業への飛躍を目指す。Dato-DXdは非小細胞肺がんで承認済み、HER3-DXdはピーク時1,400億円規模と見込まれている。
第6期中期経営計画(2026-2030年度)でさらなる成長を計画。
将来性を見るポイント
エンハーツの適応拡大とDato-DXd・HER3-DXdなど後続ADCの上市により、2030年に向けた成長トレンドの継続が期待される。一方で、エンハーツの特許期限到来後のバイオシミラー参入リスク、ADC以外の成長エンジンの構築、グローバル競合との開発競争激化が中長期的な課題となる。
リスク・課題
転職前に確認したい事業上の論点
- エンハーツへの収益依存度が高く、特許切れ後のバイオシミラー参入が中長期リスク
- ADC開発の競争が世界的に激化しており、他社ADCとの差別化が求められる
- 大型提携先(アストラゼネカ・メルク)との契約条件や利益配分が業績に影響する構造
まとめ: 第一三共株式会社の事業内容・強み・将来性
会社情報と求人の役割を接続する
未確認の業績・シェアを推測しない
募集背景と期待成果を確認する
最新の公式発表で将来性を判断する
第一三共株式会社の掲載求人(11件)
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|---|---|
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出典・参考情報
本文の根拠として確認した公開情報です。制度・数値・選考内容は変更される場合があります。
- www.daiichisankyo.co.jp
- note.com
- answers.and-pro.jp
- www.onecareer.jp
- diamond.jp
- www.daiichisankyo.co.jp
- nk.jiho.jp
- www.daiichisankyo.co.jp
- 第一三共株式会社 公式サイト
- 国税庁 法人番号公表サイト
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