職務経歴書を書く時、多くの方が「事業内容」「業務内容」「職務内容」を混同しています。これは採用担当者にとって致命的で、「視野が狭い」「自分の担当範囲を理解していない」と判定される最大の原因です。
筆者がプライム上場企業の子会社代表として年間1,000件超の書類選考を実際に行ってきた経験から言うと、書類選考通過者の8割は3つを明確に書き分けており、不通過者の7割は混同して書いている という相関があります。
本記事では、3つの「内容」の本質的な違いと、業種別の書き分け例文を完全解説します。
この記事の要点
監修・執筆者
平井 貴大
BeyondLeap株式会社 代表取締役 / 元リクルート事業開発・マーケ / 元プライム上場企業子会社代表
リクルートで事業開発・マーケティング・海外駐在を経験後、東証プライム上場企業の子会社代表取締役に就任。人材関連サービスを複数ゼロから立ち上げ、全事業の黒字化とスケールを達成。代表時代に1,000件超の職務経歴書を実際に書類選考した経験を持つ。
職務経歴書を書く時、多くの方が「事業内容」「業務内容」「職務内容」を混同しています。これは採用担当者にとって致命的で、「視野が狭い」「自分の担当範囲を理解していない」と判定される最大の原因です。
筆者がプライム上場企業の子会社代表として年間1,000件超の書類選考を実際に行ってきた経験から言うと、書類選考通過者の8割は3つを明確に書き分けており、不通過者の7割は混同して書いている という相関があります。
本記事では、3つの「内容」の本質的な違いと、業種別の書き分け例文を完全解説します。
「事業内容」「業務内容」「職務内容」は、「会社→部署→個人」の3階層 で整理できます。
| 項目 | 対象 | 内容 | 文字数目安 |
|---|---|---|---|
| 事業内容 | 会社全体 | 会社が何の事業をやっているか | 1〜2行 |
| 業務内容 | 部署・チーム | 所属チームのミッションと範囲 | 3〜5行 |
| 職務内容 | 自分個人 | 担当したタスクと実績 | 10〜15行 |
この階層を意識して書くと、採用担当者は「会社→部署→個人」のズームインで応募者の経験を理解できます。逆に階層を混同すると、「この人は会社の話と自分の話を区別できない」と判定されます。
実際にどう書き分けるか、4業種の例文で示します。
例1:BtoB SaaS営業
例2:バックエンドエンジニア
例3:介護福祉士
例4:営業事務

NG パターン1:事業内容を長く書きすぎる
```
× 事業内容:当社は1985年に創業し、当初は文房具の卸売業を展開していました。1995年に現代表が就任後、IT事業に進出し、現在はWebサービス開発・SaaS提供・受託開発の3事業を展開しています。本社は東京、支社は大阪・名古屋・福岡にあり、従業員数は120名...(10行続く)
```
→ 採用担当は「会社案内が知りたいわけじゃない」と感じる。
NG パターン2:業務内容と職務内容が同じ
```
× 業務内容:法人営業として新規開拓を担当
× 職務内容:法人営業として新規開拓を担当
```
→ 全く同じ文章を2つの欄に書くのは無意味。業務内容は「チーム全体のミッション」、職務内容は「自分の個別タスクと実績」と区別する。
NG パターン3:職務内容に会社の話が混ざる
```
× 職務内容:当社は業界トップシェアを誇り、お客様から高い評価を得ております。私はそのような環境で日々精進し...
```
→ 「当社は」「お客様から」など主語が会社になっている。職務内容は 「自分が何をしたか」 を一人称で書く。
「事業内容」「業務内容」「職務内容」を意識して書き分けるのは慣れが必要で、時間もかかります。キャリビーのAI職務経歴書作成 なら、会社の事業領域・部署の役割・個人の担当業務を質問形式でヒアリングし、3階層を自動的に整理して出力します。
仕組み
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