「オファー面談でまた評価されて、落ちることはないか」。内定が出た直後の方から、いちばん多く受ける不安です。
先に結論を言います。オファー面談は選考ではありません。内定が出たあとに、企業と候補者が労働条件をすり合わせ、入社後の食い違いを減らすために開く場です。合否をひっくり返す面接ではないので、ここで急に不採用になることは原則ありません。
呼び方は会社によってまちまちで、条件面談・処遇面談・入社前面談などと言われることもあります。中身は同じで、求人票や選考では詰めきれなかった条件と実務の中身を、双方で確認する時間だと考えてください。
私はリクルートで事業をつくったあと、上場企業の子会社で代表を務め、採用側として何十件ものオファー面談を設計し、同席してきました。内定者がどこで迷い、どの一言で安心して承諾を決めるのかを、テーブルの向こう側から見てきた立場です。その視点から、当日の流れ、確認すべき7項目、印象を下げない質問の仕方、そして企業がこの場で本当は何を見ているのかまで、順番に開いていきます。年収交渉の細かな技術と、辞退・保留の伝え方は、それぞれ専用の記事に譲ります。

