地方転職を考えるとき、「地方の求人は少ない」という先入観を持つ人は少なくありません。しかし実際には、地域によって求人市場は大きく異なります。厚生労働省の一般職業紹介状況によると、2025年の都道府県別有効求人倍率(就業地別)は福井県で1.84倍、富山県で1.65倍と、東京(2026年3月時点で1.08倍)を大きく上回る地域があります。
求人が多い地域は、製造業や医療・介護・建設といった職種で慢性的な人手不足が続いている地域です。これらの職種に経験がある場合は、地方のほうが内定を得やすい場面も十分あります。一方で、東京発信の案件が多いIT・マーケティング・経営企画などの職種は、地方の求人数が限られる傾向があります。
自分の職種と希望エリアの求人動向を最初に確認することが、地方転職の第一歩です。エージェントに相談する前に、「その地域でその職種の求人は出ているか」という実態を把握しておくと、戦略が立てやすくなります。




