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ブラザー工業株式会社の事業内容・強み・将来性

ページ表示時点: 2026年10月 | 公開情報の確認日は各出典を参照

1908年にミシン修理業として創業し、ミシン・編み機・タイプライターの製造を経て、現在はプリンター・複合機(プリンティング・アンド・ソリューションズ)、産業用印刷(ドミノ)、工作機械(マシナリー)、家庭用・工業用ミシン(パーソナル・アンド・ホーム)、通信カラオケ「JOYSOUND」(ネットワーク・アンド・コンテンツ)、産業用精密部品(ニッセイ)の6事業セグメントをグローバルに展開する。東証プライムおよび名証プレミアに上場(証券コード6448)し、海外売上比率は約8割に達する。

2025年3月期(実績): 売上収益8,765億5,800万円(前期比+6.5%)、営業利益698億8,800万円(同+40.4%)、純利益547億7,800万円(同+73.1%)。2026年3月期(実績、2026年5月8日発表): 売上収益8,934億6,400万円(同+1.9%)、営業利益778億6,800万円(同+11.4%)、純利益676億2,400万円(同+23.5%)と2期連続で最高益を更新。

2027年3月期(会社予想): 売上収益9,100億円(同+1.9%)、営業利益850億円(同+9.2%)、純利益720億円(同+6.5%)。

この記事のポイント

  • プリンター本体販売後のインク・トナー消耗品による継続収益モデルで、景気変動に対する耐性を持つ収益基盤を築いている

  • 2025年3月期(実績): 売上収益8,765億5,800万円(前期比+6.5%)、営業利益698億8,800万円(同+40.4%)、純利益547億7,800万円(同+73.1%)。

    2026年3月期(実績、2026年5月8日発表): 売上収益8,934億6,400万円(同+1.9%)、営業利益778億6,800万円(同+11.4%)、純利益676億2,400万円(同+23.5%)と2期連続で最高益を更新

  • 国内のインクジェット方式複合機市場ではキヤノン・セイコーエプソンが40%強のシェアで並び、ブラザー工業は日本HPとともにこれに続く立場にある。

    レーザー方式複合機ではリコー・キヤノン・富士フイルムが各20%程度で拮抗しており、ブラザーはニッチな大容量インクジェット領域で20%のシェア獲得を目指す方針を示している。

    工作機械(マシナリー)事業では愛知県内の同業DMG森精機・ヤマザキマザック・オークマとともに主要プレイヤーの一角を占める

  • 主力のプリンティング事業はペーパーレス化による構造的な市場縮小圧力にさらされる一方、ドミノ・マシナリーなど産業用領域への事業シフトが進んでおり、2026年3月期は2期連続で最高益を更新するなど足元の業績は堅調。

    円安局面が続く間は海外売上比率8割という構造が業績の追い風になりやすいが、為替が反転した場合の下振れリスクも大きい

  • 海外売上比率が約8割と高く、為替変動(特に円高局面)が業績に与える影響が大きい

企業情報

企業名
ブラザー工業株式会社
本社
〒467-8561 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号
従業員数
連結39,495人/単独3,997人(2026年3月31日現在)
上場
東証プライム・名証プレミア(6448)
資本金
19,209百万円(2026年3月31日現在)
設立
1934年1月15日
代表
代表取締役社長 池田和史

ブラザー工業株式会社の事業概要

ブラザー工業は2026年3月期に売上収益8,934億円・純利益676億円と2期連続最高益を更新した総合電機メーカーで、プリンティング事業を主力にドミノ・マシナリー等6セグメントを展開する。

事業内容

1908年にミシン修理業として創業し、ミシン・編み機・タイプライターの製造を経て、現在はプリンター・複合機(プリンティング・アンド・ソリューションズ)、産業用印刷(ドミノ)、工作機械(マシナリー)、家庭用・工業用ミシン(パーソナル・アンド・ホーム)、通信カラオケ「JOYSOUND」(ネットワーク・アンド・コンテンツ)、産業用精密部品(ニッセイ)の6事業セグメントをグローバルに展開する。東証プライムおよび名証プレミアに上場(証券コード6448)し、海外売上比率は約8割に達する。

事業セグメント

ブラザー工業株式会社はプリンティング・アンド・ソリューションズ・ドミノ・マシナリーなど、6つの事業領域を展開しています。

プリンティング・アンド・ソリューションズ

62%

インクジェット複合機・レーザープリンター・スキャナー・ラベルプリンターと消耗品を展開する主力事業。プリンター本体販売後のインク・トナー消耗品による継続収益がグループ利益の柱になっている。

ドミノ

14%

2015年に買収した英国Domino Printing Sciences社を中核とする産業用印刷事業。食品・飲料・医薬品メーカー向けのコーディング・マーキング機器を展開し、Videojet(Danaher傘下)やMarkem-Imaje(Dover傘下)が競合にあたる。中期戦略で成長事業に位置づけられている。

マシナリー

10%

CNC工作機械「SPEEDIO」シリーズなどを製造。自動車・航空機・医療機器分野の精密加工に使われ、DMG森精機・ヤマザキマザック・オークマなど愛知県内の工作機械大手と競合する。

パーソナル・アンド・ホーム

7%

家庭用・工業用ミシン、カッティングマシンを展開。工業用ミシンは世界トップクラスのシェアを持つ。

ネットワーク・アンド・コンテンツ

4%

通信カラオケ「JOYSOUND」を展開するエクシングが中核。カラオケ機器・配信コンテンツを提供する。

ニッセイ

2%

産業用精密減速機・歯車を製造し、ロボットや工作機械向けの精密減速機を主力とする。

業績・売上

公表されている業績情報

2025年3月期(実績): 売上収益8,765億5,800万円(前期比+6.5%)、営業利益698億8,800万円(同+40.4%)、純利益547億7,800万円(同+73.1%)。2026年3月期(実績、2026年5月8日発表): 売上収益8,934億6,400万円(同+1.9%)、営業利益778億6,800万円(同+11.4%)、純利益676億2,400万円(同+23.5%)と2期連続で最高益を更新。2027年3月期(会社予想): 売上収益9,100億円(同+1.9%)、営業利益850億円(同+9.2%)、純利益720億円(同+6.5%)。

ブラザー工業株式会社の強み

  • 1プリンター本体販売後のインク・トナー消耗品による継続収益モデルで、景気変動に対する耐性を持つ収益基盤を築いている
  • 2プリンティング・産業用印刷・工作機械・ミシン・カラオケと事業を多角化しており、特定市場の縮小リスクを他事業でカバーできるポートフォリオ構造
  • 3海外売上比率約8割のグローバル展開力を持ち、世界40以上の国・地域に拠点を構える
  • 4工業用ミシンで世界トップクラスのシェアを持つほか、インクジェットヘッド技術など特定分野で高い技術的優位性を持つ
  • 52015年のDomino Printing Sciences買収以降、産業用印刷という高付加価値のBtoB領域に事業を拡大している

業界ポジション・競合

業界ポジション

国内のインクジェット方式複合機市場ではキヤノン・セイコーエプソンが40%強のシェアで並び、ブラザー工業は日本HPとともにこれに続く立場にある。レーザー方式複合機ではリコー・キヤノン・富士フイルムが各20%程度で拮抗しており、ブラザーはニッチな大容量インクジェット領域で20%のシェア獲得を目指す方針を示している。工作機械(マシナリー)事業では愛知県内の同業DMG森精機・ヤマザキマザック・オークマとともに主要プレイヤーの一角を占める。

主な競合企業キヤノン、セイコーエプソン、リコー、Videojet(Danaher傘下)、ヤマザキマザック

成長戦略

ブラザー工業株式会社が公表している方向性

2025年3月に発表した中期戦略「CS B2027」では、長期ビジョン「At your side 2030」の実現に向け、2027年度に売上収益1兆円・営業利益1,000億円・ROE10%・産業用領域の売上比率40%を目標に掲げる。産業機器事業(マシナリー)とドミノ事業、業務用ラベリング、新規事業を成長事業に位置づけ、M&Aを含む成長投資を積極化する方針。

将来性を見るポイント

主力のプリンティング事業はペーパーレス化による構造的な市場縮小圧力にさらされる一方、ドミノ・マシナリーなど産業用領域への事業シフトが進んでおり、2026年3月期は2期連続で最高益を更新するなど足元の業績は堅調。円安局面が続く間は海外売上比率8割という構造が業績の追い風になりやすいが、為替が反転した場合の下振れリスクも大きい。

リスク・課題

転職前に確認したい事業上の論点

  • 海外売上比率が約8割と高く、為替変動(特に円高局面)が業績に与える影響が大きい
  • 主力のプリンティング事業はペーパーレス化の進展による構造的な市場縮小リスクに直面しており、ドミノ・マシナリーへの収益転換が中期的な経営課題になっている
  • マシナリー(工作機械)事業は企業の設備投資サイクルに左右されやすく、景気変動の影響を受けやすい

まとめ: ブラザー工業株式会社の事業内容・強み・将来性

  1. プリンティング事業の消耗品ビジネスによる安定収益と、ドミノ・マシナリー事業への成長投資という両輪を理解した上で応募すると、面接での事業質問に具体的に答えやすい

  2. 技術職(機械・電気)が求人の半数近くを占めるため、インクジェットヘッドや工作機械の開発設計経験者は自身のスキルとどのセグメントが接続するかを整理しておくと良い

  3. 海外売上比率8割というグローバル事業構造を踏まえ、英語力や海外拠点との協業経験は選考でのアピール材料になりやすい

  4. 中期戦略「CS B2027」では産業機器へのシフトが進むため、成長領域(ドミノ・マシナリー)と伝統事業(プリンティング)のどちらに関心があるかを応募前に整理しておくとよい

ブラザー工業株式会社の掲載求人(63件)

キャリビーに掲載中のブラザー工業株式会社の求人です。職種・勤務地で絞り込んで、転職の判断材料にしてください。

職種別の求人数

職種求人数
技術職(機械・電気)29件
企画・管理7件
製造・技術5件
技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)4件
ITエンジニア3件
営業職3件
技術職(組み込みソフトウェア)3件
技術職(化学・素材・化粧品・トイレタリー)3件

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全63件

技術職(機械・電気)29件

【名古屋】<ものづくりに革新を>部品製造技術開発(内製化推進/グローバル量産体制の構築)※11900

500〜850万円 愛知県 名古屋市瑞穂区 技術職(機械・電気)

【名古屋】<品質基準設計を主導する>成長事業の品質保証◆上流から関与・裁量大/異業界歓迎※11147

500〜900万円 愛知県 名古屋市瑞穂区 技術職(機械・電気)

【仙台】<時代を変える小型工作機械>工作機械の加工技術エンジニア◆残業5-15h/在宅可※10693

500〜900万円 宮城県 仙台市青葉区 技術職(機械・電気)

【大阪】<時代を変える小型工作機械>工作機械の加工技術エンジニア◆残業5-15h/在宅可※10693

500〜900万円 大阪府 東大阪市 技術職(機械・電気)

【東京】<時代を変える小型工作機械>工作機械の加工技術エンジニア◆残業5-15h/在宅可※10693

500〜900万円 東京都 江東区 技術職(機械・電気)

【名古屋】設計段階から工法・原価を最適化する技術リーダー◆金属切削・板金加工知見歓迎※11800

500〜950万円 愛知県 名古屋市瑞穂区 技術職(機械・電気)

企画・管理7件

製造・技術5件

技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)4件

ITエンジニア3件

営業職3件

技術職(組み込みソフトウェア)3件

技術職(化学・素材・化粧品・トイレタリー)3件

企画・マーケティング2件

その他1件

事務・アシスタント1件

クリエイター・クリエイティブ職1件

技術職・専門職(建設・建築・不動産・プラント・工場)1件

調査・編集方針

キャリビー編集部が、公式サイト・IR・採用情報・公開求人・口コミサイトなどの公開情報を検索し、 必要に応じてAIを補助利用して整理しています。確認できない企業固有情報は掲載せず、 転職判断に影響する条件は、各出典と応募時点の求人票で最新情報を確認してください。

出典・参考情報

本文の根拠として確認した公開情報です。制度・数値・選考内容は変更される場合があります。

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転職先を総合的に判断するため、複数の観点から企業を分析しましょう。

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よくある質問

Q.ブラザー工業株式会社はどんな事業をしている?
A.1908年にミシン修理業として創業し、ミシン・編み機・タイプライターの製造を経て、現在はプリンター・複合機(プリンティング・アンド・ソリューションズ)、産業用印刷(ドミノ)、工作機械(マシナリー)、家庭用・工業用ミシン(パーソナル・アンド・ホーム)、通信カラオケ「JOYSOUND」(ネットワーク・アンド・コンテンツ)、産業用精密部品(ニッセイ)の6事業セグメントをグローバルに展開する。東証プライムおよび名証プレミアに上場(証券コード6448)し、海外売上比率は約8割に達する。
Q.ブラザー工業株式会社の強みは?
A.プリンター本体販売後のインク・トナー消耗品による継続収益モデルで、景気変動に対する耐性を持つ収益基盤を築いている。プリンティング・産業用印刷・工作機械・ミシン・カラオケと事業を多角化しており、特定市場の縮小リスクを他事業でカバーできるポートフォリオ構造。海外売上比率約8割のグローバル展開力を持ち、世界40以上の国・地域に拠点を構える。工業用ミシンで世界トップクラスのシェアを持つほか、インクジェットヘッド技術など特定分野で高い技術的優位性を持つ。2015年のDomino Printing Sciences買収以降、産業用印刷という高付加価値のBtoB領域に事業を拡大している
Q.ブラザー工業株式会社の将来性は?
A.主力のプリンティング事業はペーパーレス化による構造的な市場縮小圧力にさらされる一方、ドミノ・マシナリーなど産業用領域への事業シフトが進んでおり、2026年3月期は2期連続で最高益を更新するなど足元の業績は堅調。円安局面が続く間は海外売上比率8割という構造が業績の追い風になりやすいが、為替が反転した場合の下振れリスクも大きい。
Q.ブラザー工業株式会社の競合企業は?
A.キヤノン、セイコーエプソン、リコー などが挙げられます。
Q.ブラザー工業株式会社の業界でのポジションは?
A.国内のインクジェット方式複合機市場ではキヤノン・セイコーエプソンが40%強のシェアで並び、ブラザー工業は日本HPとともにこれに続く立場にある。レーザー方式複合機ではリコー・キヤノン・富士フイルムが各20%程度で拮抗しており、ブラザーはニッチな大容量インクジェット領域で20%のシェア獲得を目指す方針を示している。工作機械(マシナリー)事業では愛知県内の同業DMG森精機・ヤマザキマザック・オークマとともに主要プレイヤーの一角を占める。
Q.ブラザー工業株式会社の成長戦略は?
A.2025年3月に発表した中期戦略「CS B2027」では、長期ビジョン「At your side 2030」の実現に向け、2027年度に売上収益1兆円・営業利益1,000億円・ROE10%・産業用領域の売上比率40%を目標に掲げる。産業機器事業(マシナリー)とドミノ事業、業務用ラベリング、新規事業を成長事業に位置づけ、M&Aを含む成長投資を積極化する方針。
Q.ブラザー工業株式会社の公開求人は何件ありますか?
A.東証プライム・名証プレミア上場企業のブラザー工業株式会社は現在63件の公開求人があります。技術職(機械・電気)・企画・管理・製造・技術を中心に愛知県・大阪府で募集しています。
Q.ブラザー工業株式会社の求人の想定年収レンジは?
A.求人の想定年収は500〜990万円(中央値725万円)です。技術職(機械・電気)などの職種や経験年数により異なります。