八十二長野銀行の事業内容・強み・将来性
ページ表示時点: 2026年10月 | 公開情報の確認日は各出典を参照
八十二長野銀行は2026年1月1日に八十二銀行が長野銀行を吸収合併して発足した地方銀行で、預金・貸出を中心とする金融仲介業務に加え、法人向けのM&Aアドバイザリー、プロジェクトファイナンス、ストラクチャードファイナンス、信託業務、国際業務まで手がける総合金融グループとしての性格を強めている。
2026年3月期(合併後初の本決算)は経常利益815億3300万円(前期比27.7%増)、純利益645億7200万円(同34.5%増)といずれも過去最高を更新した。八十二長野銀行単体の実質業務純益は381億4200万円(前期348億4200万円)。
第1次中期経営計画では2029年3月期に連結純利益850億円以上、連結ROE8.0%以上を目標に掲げている(2025年3月期の連結純利益は479億円)。
この記事のポイント
長野県内で実質1県1行体制となり、メインバンクとしてのシェアが高い
2026年3月期(合併後初の本決算)は経常利益815億3300万円(前期比27.7%増)、純利益645億7200万円(同34.5%増)といずれも過去最高を更新した。
八十二長野銀行単体の実質業務純益は381億4200万円(前期348億4200万円)。
第1次中期経営計画では2029年3月期に連結純利益850億円以上、連結ROE8.0%以上を目標に掲げている(2025年3月期の連結純利益は479億円)
長野県内のメインバンクシェアは61.11%(帝国データバンク長野支店調べ、2025年10月末時点)で、預金残高は合併時点で9.5兆円、地方銀行としては全国9位の規模になった。
全国シェアでは1.11%程度で、地方銀行としては静岡銀行に次ぐ7位相当とされる
合併後初の本決算となる2026年3月期は経常利益・純利益とも過去最高を更新し、統合効果が業績に表れ始めている。
一方でシステム改修などの統合費用が当面先行する見通しで、店舗・ATM網の最適化も継続中の段階にある
長野県内のメインバンクシェアは八十二銀行単体で53.34%と前年比0.13ポイント低下しており(帝国データバンク長野支店調べ、2025年10月末時点)、地域内競争や地方経済の動向がシェアに影響しうる
企業情報
- 企業名
- 八十二長野銀行
- 業種
- 金融
- 上場
- 東証プライム(8359)
八十二長野銀行の事業概要
2026年1月の合併で長野県内では実質1県1行体制となり、2026年3月期は合併後初の本決算で経常利益27.7%増、純利益34.5%増という結果になった。
事業内容
八十二長野銀行は2026年1月1日に八十二銀行が長野銀行を吸収合併して発足した地方銀行で、預金・貸出を中心とする金融仲介業務に加え、法人向けのM&Aアドバイザリー、プロジェクトファイナンス、ストラクチャードファイナンス、信託業務、国際業務まで手がける総合金融グループとしての性格を強めている。
事業セグメント
八十二長野銀行はリテール(個人営業)・法人営業・専門金融・国際業務・コンサルティング、3つの事業領域を展開しています。
リテール(個人営業)
個人向けの預金・融資・資産運用相談。現在キャリビーに掲載中の求人にも個人営業職(想定年収400万円〜550万円、未経験可)が含まれる。
法人営業・専門金融
法人向け融資に加え、M&Aアドバイザリー、プロジェクトファイナンス、ストラクチャードファイナンス、信託業務など専門性の高い業務を展開する。想定年収400万円〜1000万円の求人が中心。
国際業務・コンサルティング
国際業務やコンサルティング機能の強化を進めており、英語を活かせる求人も掲載されている。
業績・売上
公表されている業績情報
2026年3月期(合併後初の本決算)は経常利益815億3300万円(前期比27.7%増)、純利益645億7200万円(同34.5%増)といずれも過去最高を更新した。八十二長野銀行単体の実質業務純益は381億4200万円(前期348億4200万円)。第1次中期経営計画では2029年3月期に連結純利益850億円以上、連結ROE8.0%以上を目標に掲げている(2025年3月期の連結純利益は479億円)。
八十二長野銀行の強み
- 1長野県内で実質1県1行体制となり、メインバンクとしてのシェアが高い
- 2M&A投資枠1500億円を設定し、AIや不動産など事業領域の拡大を計画している
- 3合併による店舗・ATM網の最適化を進めており、2028年3月期に58億円の統合効果を見込む
業界ポジション・競合
長野県内のメインバンクシェアは61.11%(帝国データバンク長野支店調べ、2025年10月末時点)で、預金残高は合併時点で9.5兆円、地方銀行としては全国9位の規模になった。全国シェアでは1.11%程度で、地方銀行としては静岡銀行に次ぐ7位相当とされる。
成長戦略
八十二長野銀行が公表している方向性
2026年度から2028年度を対象とする第1次中期経営計画では「総合コンサルティンググループ」への進化を目指す姿として掲げ、AIや不動産など新たな事業領域へのM&A投資枠1500億円を設定した。合併統合の相乗効果は2028年3月期に58億円を見込んでいる。
将来性を見るポイント
合併後初の本決算となる2026年3月期は経常利益・純利益とも過去最高を更新し、統合効果が業績に表れ始めている。一方でシステム改修などの統合費用が当面先行する見通しで、店舗・ATM網の最適化も継続中の段階にある。
リスク・課題
転職前に確認したい事業上の論点
- 長野県内のメインバンクシェアは八十二銀行単体で53.34%と前年比0.13ポイント低下しており(帝国データバンク長野支店調べ、2025年10月末時点)、地域内競争や地方経済の動向がシェアに影響しうる
- システム統合や店舗再編に伴う費用が当面先行し、統合効果が完全に表れるまでには時間がかかる見通し
まとめ: 八十二長野銀行の事業内容・強み・将来性
業績は合併効果で伸びているが、統合コストが先行する局面である点を踏まえて事業の伸びしろを見極める
M&Aアドバイザリーやプロジェクトファイナンスなど専門職の求人は、中期経営計画の事業領域拡大と連動している可能性が高い
地域内シェアの微減という事実もあるため、成長戦略と地域経済の動向を合わせて確認する
主力事業が誰のどの課題を解決しているかを見る
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出典・参考情報
本文の根拠として確認した公開情報です。制度・数値・選考内容は変更される場合があります。
- 八十二長野銀行が新中計 1500億円のM&A投資枠設定 - 日本経済新聞
- 八十二グループ、経営理念など策定 重要課題7項目掲げる | ニッキンONLINE
- 株式会社八十二長野銀行 中期経営計画 — EDINET DB
- 八十二長野銀行の純利益34.5%増、過去最高益 2026年3月期決算|信濃毎日新聞デジタル
- 長野企業のメインバンク、八十二銀行と長野銀行で6割 25年調査 - 日本経済新聞
- 八十二銀行と長野銀行、26年1月合併「八十二長野銀行」に - 日本経済新聞
- 「八十二長野銀行」が発足、預金残高は9.5兆円 1県1行体制に - 日本経済新聞
- 銀行の合併認可について(株式会社八十二銀行・株式会社長野銀行)
- 国税庁 法人番号公表サイト
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