デジタルグリッド株式会社の事業内容・強み・将来性
本文の更新日: 2026/9/2 | 制度の対象年度・適用条件は各出典を参照
デジタルグリッド株式会社は2017年10月設立、2025年4月に東証グロース市場へ上場(証券コード350A)。発電家と法人需要家を直接結ぶ電力・環境価値取引プラットフォーム「デジタルグリッドプラットフォーム(DGP)」を運営し、電力プラットフォーム事業(火力等の電力取引)、再エネプラットフォーム事業(太陽光等の再エネ電力の環境価値取引・PPA支援)、調整力事業(系統用蓄電池の制御・運用)の3セグメントで構成される。
2025年7月期(上場後初の本決算)は売上高61.5億円(前期比+75.0%)、営業利益27.4億円(同+77.2%)、経常利益26.1億円。2026年7月期第3四半期累計は売上高51.07億円(前年同期比+6.6%)、営業利益24.47億円(同+3.1%)で増収増益が続き、会社は2026年7月期の通期業績予想を売上高65.95億円(前回予想比+5.0%)、営業利益28.36億円(同+20.0%)へ上方修正した。
この記事のポイント
発電家と法人需要家を直接結ぶプラットフォーム型のビジネスモデルで、特定の電源を自社保有しない中立的な立ち位置をとる
2025年7月期(上場後初の本決算)は売上高61.5億円(前期比+75.0%)、営業利益27.4億円(同+77.2%)、経常利益26.1億円。
2026年7月期第3四半期累計は売上高51.07億円(前年同期比+6.6%)、営業利益24.47億円(同+3.1%)で増収増益が続き、会社は2026年7月期の通期業績予想を売上高65.95億円(前回予想比+5.0%)、営業利益28.36億円(同+20.0%)へ上方修正した
系統用蓄電池を活用したアグリゲーション事業を手がける新興プレイヤーの一社。
一般社団法人エネルギーリソースアグリゲーション事業協会の資料では、同社とエナリスが特定卸供給事業者ライセンスを保有する正会員として名を連ねている。
具体的な市場シェアの数値は確認できていない
再生可能エネルギーが電力供給の主役になるほど、発電量が変動する再エネ電源を調整する調整力事業の重要性は増す構造にある。
ただし有価証券届出書には電力市況変動による解約増や精算損益の振れがリスク要因として明記されており、成長の持続性は電力市況に左右される側面がある
有価証券届出書のリスク要因として、電力市況変動による解約増や精算損益の振れが挙げられている
企業情報
- 企業名
- デジタルグリッド株式会社
- 業種
- IT・通信
- 本社
- 東京都
- 上場
- 東証グロース(350A)
デジタルグリッド株式会社の事業概要
電力・環境価値取引プラットフォームDGPを軸に3セグメントを展開し、2025年7月期は前期比+75.0%増収。調整力事業は2026年7月期第3四半期に黒字転換しました。
事業内容
デジタルグリッド株式会社は2017年10月設立、2025年4月に東証グロース市場へ上場(証券コード350A)。発電家と法人需要家を直接結ぶ電力・環境価値取引プラットフォーム「デジタルグリッドプラットフォーム(DGP)」を運営し、電力プラットフォーム事業(火力等の電力取引)、再エネプラットフォーム事業(太陽光等の再エネ電力の環境価値取引・PPA支援)、調整力事業(系統用蓄電池の制御・運用)の3セグメントで構成される。
事業セグメント
デジタルグリッド株式会社は電力プラットフォーム事業・再エネプラットフォーム事業・調整力事業、3つの事業領域を展開しています。
電力プラットフォーム事業
火力発電等の電力をDGP上で取引する事業。発電家と法人需要家を直接結ぶ点がプラットフォーム型の特徴。
再エネプラットフォーム事業
太陽光等の再エネ由来電力を対象に、環境価値取引、フィジカルPPA、バーチャルPPA、自己託送などに対応する。非化石証書の代理調達サービス「エコのはし」、コーポレートPPAのマッチングサイト「RE Bridge」を展開。2026年7月期第3四半期累計のセグメント売上高は4.93億円(前年同期比+54.6%)、セグメント利益は2.54億円(同+113.5%)。
調整力事業
系統用蓄電池の制御・運用によりアグリゲーションサービスを提供する。2026年7月期第3四半期累計のセグメント売上高は2.57億円(同+8.7%)、セグメント利益は0.20億円で、前年同期のセグメント損失1.75億円から黒字転換した。
業績・売上
公表されている業績情報
2025年7月期(上場後初の本決算)は売上高61.5億円(前期比+75.0%)、営業利益27.4億円(同+77.2%)、経常利益26.1億円。2026年7月期第3四半期累計は売上高51.07億円(前年同期比+6.6%)、営業利益24.47億円(同+3.1%)で増収増益が続き、会社は2026年7月期の通期業績予想を売上高65.95億円(前回予想比+5.0%)、営業利益28.36億円(同+20.0%)へ上方修正した。
デジタルグリッド株式会社の強み
- 1発電家と法人需要家を直接結ぶプラットフォーム型のビジネスモデルで、特定の電源を自社保有しない中立的な立ち位置をとる
- 2非化石証書の代理調達サービス「エコのはし」、コーポレートPPAマッチング「RE Bridge」など、再エネ取引を支援する独自サービスを複数展開している
- 3調整力事業は2026年7月期第3四半期累計でセグメント損益が黒字転換しており(前年同期はセグメント損失1.75億円)、複数事業での収益化が進んでいる
業界ポジション・競合
| 業界ポジション | 系統用蓄電池を活用したアグリゲーション事業を手がける新興プレイヤーの一社。一般社団法人エネルギーリソースアグリゲーション事業協会の資料では、同社とエナリスが特定卸供給事業者ライセンスを保有する正会員として名を連ねている。具体的な市場シェアの数値は確認できていない。 |
|---|---|
| 主な競合企業 | エナリス |
成長戦略
デジタルグリッド株式会社が公表している方向性
2026年7月期は通期業績予想を上方修正しており(売上高65.95億円、営業利益28.36億円)、再エネプラットフォーム事業の増収増益と調整力事業の黒字転換が牽引役になっている(2026年7月期第3四半期実績)。中期経営計画の数値目標を示す一次情報は確認できていない。
将来性を見るポイント
再生可能エネルギーが電力供給の主役になるほど、発電量が変動する再エネ電源を調整する調整力事業の重要性は増す構造にある。ただし有価証券届出書には電力市況変動による解約増や精算損益の振れがリスク要因として明記されており、成長の持続性は電力市況に左右される側面がある。
リスク・課題
転職前に確認したい事業上の論点
- 有価証券届出書のリスク要因として、電力市況変動による解約増や精算損益の振れが挙げられている
- 2025年4月上場の新興企業であり、本決算の開示実績はまだ2025年7月期の1期分にとどまる
まとめ: デジタルグリッド株式会社の事業内容・強み・将来性
売上・利益は2期連続で増収増益基調にあり、特に調整力事業の黒字転換は直近の変化点です
電力市況の変動が業績に直結しやすい事業構造である点は、有価証券届出書のリスク要因からも読み取れます
セグメント別の数値を押さえておくと、面接で志望動機を数字で語りやすくなります
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出典・参考情報
本文の根拠として確認した公開情報です。制度・数値・選考内容は変更される場合があります。
- 事業内容 | デジタルグリッド株式会社
- デジタルグリッド 2026年7月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
- デジタルグリッド、通期業績は計画大幅上振れで着地(ログミーファイナンス)
- デジタルグリッド(東証グロース 350A)事業内容及びその特徴 | 岡三証券
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