Carbon Xtract株式会社の事業内容・強み・将来性
ページ表示時点: 2026年9月 | 公開情報の確認日は各出典を参照
分離ナノ膜(九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所の藤川茂紀教授の研究成果)を用いた膜分離型DAC「m-DAC®」の研究開発・量産化・社会実装を手がけています。加熱を必要とせず小型・分散設置が可能な点が技術的な特徴で、回収したCO2を農業や将来的な飲料・燃料などに利活用する構想を掲げています。
2023年、双日と九州大学の連携協定を基盤に、双日の戦略子会社として設立されました。
公開求人の職務内容によれば、2025年以降の商用化、3〜5年での量産化を目標に掲げています。都市実装(清水建設・東京都)や農業実証(ビニールハウス)など、複数の用途で並行して社会実装を進めている段階です。
この記事のポイント
九州大学自身が2023年11月に出資・事業参画しており(九大にとって初の出資案件)、技術面での信頼性の裏付けになっている
公開求人の職務内容によれば、2025年以降の商用化、3〜5年での量産化を目標に掲げています。
都市実装(清水建設・東京都)や農業実証(ビニールハウス)など、複数の用途で並行して社会実装を進めている段階です
2026年8月時点でプレシリーズA(1st Close)段階にあり、2nd Closeは2026年内を予定と公表されている。
大型化前の資金基盤である
分離ナノ膜を用いた膜分離型DAC「m-DAC®」の研究開発・量産化・社会実装を手がけています
2026年8月14日、創業陣・フェムトパートナーズ・GxPartners・九州大学を引受先とするプレシリーズA(1st Close)を実施しました(8月18日発表)
企業情報
- 企業名
- Carbon Xtract株式会社
- 本社
- 福岡県
Carbon Xtract株式会社の事業概要
Carbon Xtractは、九州大学発の分離ナノ膜技術でCO2を大気から直接回収する「m-DAC®」を手がける、双日の戦略子会社です。2026年8月にプレシリーズA(1st Close)の資金調達を発表し、量産・実装フェーズへの移行を進めています。
事業内容
分離ナノ膜(九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所の藤川茂紀教授の研究成果)を用いた膜分離型DAC「m-DAC®」の研究開発・量産化・社会実装を手がけています。加熱を必要とせず小型・分散設置が可能な点が技術的な特徴で、回収したCO2を農業や将来的な飲料・燃料などに利活用する構想を掲げています。2023年、双日と九州大学の連携協定を基盤に、双日の戦略子会社として設立されました。
事業セグメント
Carbon Xtract株式会社は装置・要素技術開発・都市・産業実装・農業応用の実証、3つの事業領域を展開しています。
装置・要素技術開発
分離ナノ膜モジュールとDAC装置本体の研究開発。九州大学・ナノメンブレン株式会社とのコンソーシアムで基盤技術を磨き、2024年6月には東京応化工業(TOK)と量産化に向けた共同開発契約を締結した。
都市・産業実装
双日・清水建設と共同で、建物内などでCO2を直接回収・利活用する「都市実装」に着手。2024年10月に東京都の支援事業に採択された。
農業応用の実証
2024年度からビニールハウス内のCO2濃度を高める実証実験を開始し、作物育成への活用を検証している。
Carbon Xtract株式会社の強み
- 1九州大学自身が2023年11月に出資・事業参画しており(九大にとって初の出資案件)、技術面での信頼性の裏付けになっている
- 2双日という総合商社が設立を主導した戦略子会社であり、資金・事業開発ネットワークを活用できる立場にある
- 3加熱不要・小型分散型という設計思想により、従来型DACの高いエネルギーコストという課題に対する解決アプローチを持つ
- 4東京応化工業との量産化共同開発、清水建設・東京都との都市実装など、複数の産学官連携による実装実績を積み上げている
成長戦略
Carbon Xtract株式会社が公表している方向性
2026年8月14日、創業陣(森山哲雄氏・共同創業者)、フェムトパートナーズ、GxPartners、九州大学を引受先とするプレシリーズA(1st Close)の資金調達を実施しました(8月18日発表)。調達資金は、m-DACの社会実装に向けた実証実験、量産体制の構築、研究開発・事業開発人材の採用強化に充てる方針で、2026年内に2nd Closeを予定しています。
将来性を見るポイント
公開求人の職務内容によれば、2025年以降の商用化、3〜5年での量産化を目標に掲げています。都市実装(清水建設・東京都)や農業実証(ビニールハウス)など、複数の用途で並行して社会実装を進めている段階です。
リスク・課題
転職前に確認したい事業上の論点
- 2026年8月時点でプレシリーズA(1st Close)段階にあり、2nd Closeは2026年内を予定と公表されている。大型化前の資金基盤である
- 求人票によれば商用化目標は2025年以降、量産化は3〜5年後としており、事業として売上が本格的に立ち上がるのはこれからの段階にある
まとめ: Carbon Xtract株式会社の事業内容・強み・将来性
事業はまだ商用化前フェーズにあり、2nd Closeなど今後の資金調達動向を継続的に確認する価値がある
双日・九州大学・東京応化工業・清水建設という連携先の広さは、技術の信頼性を測る材料になる
売上高や市場シェアなど定量的な経営指標は非公開のため、成長性は実装プロジェクトの進捗で判断するのが現実的
主力事業が誰のどの課題を解決しているかを見る
Carbon Xtract株式会社の掲載求人(2件)
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職種別の求人数
| 職種 | 求人数 |
|---|---|
| ITエンジニア | 2件 |
調査・編集方針
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出典・参考情報
本文の根拠として確認した公開情報です。制度・数値・選考内容は変更される場合があります。
- Carbon Xtract、プレシリーズA(1st Close)で資金調達を実施|Carbon Xtract株式会社のプレスリリース
- Carbon Xtract 経営陣・九大などからプレシリーズA資金調達|事業構想オンライン
- Carbon Xtract株式会社との共同開発契約締結のお知らせ|東京応化工業株式会社
- 双日・Carbon Xtract・清水建設、大気から二酸化炭素を直接回収し利活用するm-DAC技術の都市実装を開始|日本経済新聞
- 大気から二酸化炭素を直接回収・利活用するm-DAC®技術の都市実装を開始|清水建設
- ナノ分離膜を用いた革新的CO₂回収技術を持つCarbon Xtract株式会社に九州大学初となる出資・事業参画|九州大学トピックス
- Carbon Xtract|STARTUP DB(スタートアップデータベース)
- 双日の戦略子会社「Carbon Xtract」、CO2直接回収技術の普及に向けて本格始動|マイナビニュース
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