株式会社 IMAGICA GEEQの事業内容・強み・将来性
ページ表示時点: 2026年10月 | 公開情報の確認日は各出典を参照
ゲーム制作の工程を丸ごと引き受けることが事業の骨格になっている。企画・開発、3DCG制作、2DCG制作、映像制作、ローカライズ、デバッグ・テスト、アプリ運用、さらにゲーム専門の人材紹介・派遣までを1社で扱い、クライアントは工程単位でも一括でも発注できる。
提供形態も、自社スタジオでの受託、クライアント先へのチーム常駐、外注管理の代行と3通りを用意する。人材サービスは30年以上の実績があり、労働者派遣事業許可(派13-070304)と有料職業紹介事業許可(13-ユ-070239)の両方を保有している。
単体の売上高は公表されていない。親会社の株式会社IMAGICA GROUP(東証プライム・証券コード6879)は2025年3月期に売上高969億1000万円(前期比2.8%減)、営業利益24億7900万円(同36.8%減)を計上した。
グループはコンテンツ、映像制作技術、ゲーム、計測ソリューションの4セグメント構成で、IMAGICA GEEQはこのうちゲーム事業を担う。あくまで親会社連結の数字であり、子会社単体の規模を示すものではない点に注意したい。
この記事のポイント
ゲーム制作の企画から検証・人材供給までを1社で完結できるE2E体制を組んでいる
単体の売上高は公表されていない。
親会社の株式会社IMAGICA GROUP(東証プライム・証券コード6879)は2025年3月期に売上高969億1000万円(前期比2.8%減)、営業利益24億7900万円(同36.8%減)を計上した。
グループはコンテンツ、映像制作技術、ゲーム、計測ソリューションの4セグメント構成で、IMAGICA GEEQはこのうちゲーム事業を担う。
あくまで親会社連結の数字であり、子会社単体の規模を示すものではない点に注意したい
立ち位置は開発会社というより、ゲーム制作サポートのプラットフォームに近い。
自社IPで当てにいくのではなく、大型タイトルで詰まりやすい3DCG・デバッグ・人材という工程を面で押さえる戦略を取っている。
ファイナルファンタジーXVIやゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダムのようなタイトルに関与できるのはこの位置取りゆえで、裏を返せばヒットの果実がそのまま自社の利益に跳ねる構造ではない
同社は世界のゲーム市場を20兆円超(2024年時点)と捉え、継続成長を前提に組織拡大を進める。
当面の伸びしろは人材確保そのもので、スタッフ不足の解消と10年以上蓄積した制作知見の標準化を課題に挙げている。
新卒採用が2023年度41名から2025年度68名へ1.6倍に増えているのは、この方針が採用計画に直結している証拠だ
工程受託が主力のため、クライアントの開発計画縮小や内製化が進むと稼働が直撃を受ける
企業情報
- 企業名
- 株式会社 IMAGICA GEEQ
- 業種
- ゲーム・映像制作支援(3DCG・デバッグ)
- 本社
- 東京都
株式会社 IMAGICA GEEQの事業概要
IMAGICA GEEQは2023年4月にIMAGICA GROUPのゲーム関連事業を担う会社として発足した100%子会社。ゲーム企画・開発から3DCG/2DCG制作、映像、ローカライズ、デバッグ・ソフトウェアテスト、人材紹介・派遣までをE2E(End to End)で提供する。
事業内容
ゲーム制作の工程を丸ごと引き受けることが事業の骨格になっている。企画・開発、3DCG制作、2DCG制作、映像制作、ローカライズ、デバッグ・テスト、アプリ運用、さらにゲーム専門の人材紹介・派遣までを1社で扱い、クライアントは工程単位でも一括でも発注できる。提供形態も、自社スタジオでの受託、クライアント先へのチーム常駐、外注管理の代行と3通りを用意する。
人材サービスは30年以上の実績があり、労働者派遣事業許可(派13-070304)と有料職業紹介事業許可(13-ユ-070239)の両方を保有している。
事業セグメント
株式会社 IMAGICA GEEQはゲーム制作(企画・開発、3DCG/2DCG、映像)・デバッグ・ソフトウェアテスト・ゲーム専門エージェント(人材紹介・派遣)など、5つの事業領域を展開しています。
ゲーム制作(企画・開発、3DCG/2DCG、映像)
ゲーム企画・開発スタジオ2ヶ所と2Dイラスト・3DCG制作スタジオ3ヶ所を国内に構える。3DCG部門は約300名規模で、リアルタイム3DCGのモデリングとアニメーションを主力とする。
デバッグ・ソフトウェアテスト
東京・大阪・新潟の3テストスタジオで運営する。ゲームデバッグで蓄積した検証ノウハウを一般のソフトウェアテストへ展開し、ISTQB Gold Partnerの認定を受けている。
ゲーム専門エージェント(人材紹介・派遣)
ゲーム・クリエイティブ人材に特化した紹介・派遣を30年以上提供する。派遣許可と有料職業紹介許可を保有し、制作受託と組み合わせて提案できる点が他社との差になる。
ローカライズ・翻訳
2023年に英国のUniversally Speakingと提携し、同社のQA・ローカライズ・オーディオ機能とアジア太平洋圏の制作力を組み合わせてグローバル対応を広げている。
撮影・動画制作・動画解析
ウェブサイト向けのスチール撮影・動画制作に加え、取材・ライティングまで対応するソリューション事業。ゲーム以外の収益源として位置づけられている。
業績・売上
公表されている業績情報
単体の売上高は公表されていない。親会社の株式会社IMAGICA GROUP(東証プライム・証券コード6879)は2025年3月期に売上高969億1000万円(前期比2.8%減)、営業利益24億7900万円(同36.8%減)を計上した。グループはコンテンツ、映像制作技術、ゲーム、計測ソリューションの4セグメント構成で、IMAGICA GEEQはこのうちゲーム事業を担う。
あくまで親会社連結の数字であり、子会社単体の規模を示すものではない点に注意したい。
株式会社 IMAGICA GEEQの強み
- 1ゲーム制作の企画から検証・人材供給までを1社で完結できるE2E体制を組んでいる
- 23DCG部門が約300名規模で、国内のゲーム制作サポート領域で大きなシェアを持つと同社が説明している
- 3未経験者を約3ヶ月で制作実務レベルに引き上げる独自カリキュラムを持ち、人材を内製で確保できている
- 4デバッグで培った検証技術を一般のソフトウェアテストへ転用し、ISTQB Gold Partnerの認定を取得している
- 530年以上のゲーム人材サービスの蓄積があり、派遣・紹介の許可を持ったうえで制作受託と組み合わせられる
業界ポジション・競合
| 業界ポジション | 立ち位置は開発会社というより、ゲーム制作サポートのプラットフォームに近い。自社IPで当てにいくのではなく、大型タイトルで詰まりやすい3DCG・デバッグ・人材という工程を面で押さえる戦略を取っている。ファイナルファンタジーXVIやゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダムのようなタイトルに関与できるのはこの位置取りゆえで、裏を返せばヒットの果実がそのまま自社の利益に跳ねる構造ではない。 |
|---|---|
| 主な競合企業 | デジタルハーツホールディングス(ゲームデバッグ・QAで直接競合する)、ポールトゥウィンホールディングス(デバッグ・ローカライズ・カスタマーサポートで領域が重なる)、クリーク・アンド・リバー社(クリエイター人材の紹介・派遣で競合する) |
成長戦略
株式会社 IMAGICA GEEQが公表している方向性
掲げる目標はGlobal Gaming Service Company。バリューチェーンを広げ、E2Eサービスをグローバルに展開する方針で、2023年の英Universally Speakingとの提携がその第一歩になった。国内では2025年1月にアプシィを吸収合併して体制を寄せている。
さらに親会社が持つIP(『薬屋のひとりごと』『オッドタクシー』など)を使った自社ゲーム開発も構想に入れており、受託一辺倒からの脱却を狙う。
将来性を見るポイント
同社は世界のゲーム市場を20兆円超(2024年時点)と捉え、継続成長を前提に組織拡大を進める。当面の伸びしろは人材確保そのもので、スタッフ不足の解消と10年以上蓄積した制作知見の標準化を課題に挙げている。新卒採用が2023年度41名から2025年度68名へ1.6倍に増えているのは、この方針が採用計画に直結している証拠だ。
リスク・課題
転職前に確認したい事業上の論点
- 工程受託が主力のため、クライアントの開発計画縮小や内製化が進むと稼働が直撃を受ける
- 親会社IMAGICA GROUPは2025年3月期に営業利益が前期比36.8%減となっており、グループ全体の投資余力は楽観できない
- 自社IPによる収益源がまだ小さく、受託単価の交渉力に業績が左右されやすい
まとめ: 株式会社 IMAGICA GEEQの事業内容・強み・将来性
自社IPを作る会社ではなく、工程受託で大型タイトルを支える会社。
志望動機はここを取り違えないように組み立てる
応募前に、自分が入る工程(企画開発/3DCG/2DCG/デバッグ/ローカライズ/人材)のどれかを特定しておく
親会社の決算資料でゲーム事業セグメントの推移を確認し、面接で成長の実感値を質問する
グローバル展開が方針に入っているため、英語や海外案件への関与意向は明確に伝える
株式会社 IMAGICA GEEQの掲載求人(21件)
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職種別の求人数
| 職種 | 求人数 |
|---|---|
| クリエイター・クリエイティブ職 | 15件 |
| 技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア) | 4件 |
| ITエンジニア | 1件 |
| 企画・管理 | 1件 |
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全21件
クリエイター・クリエイティブ職15件
【東京】ゲーム開発エンジニア(マネージャー候補)◆IMAGICAグループ/年休123日
【東京】アートディレクター(ゲーム開発)◆IMAGICAグループ/年休123日
【東京】ゲーム開発ディレクター◆新規・既存タイトルの企画立案、仕様設計等/IMAGICAグループ
【東京】ゲームディレクター/複数PJT稼働中◆IMAGICAグループ/年休123日
【東京】3DCGデザイナー◆家庭用ゲーム中心◆大手ゲーム会社と取引多数◆年休120日以上・働き方◎
【遊技機の映像企画】ぱちんこ・パチスロなど◆映像演出の考案・現場スタッフへの演出説明など
【遊技機/映像制作のプロジェクトマネージャー】パチスロなど◆受注発注の見積、契約対応・進行管理など
【遊技機ディレクター】映像制作のディレクション◆立ち上げメンバーの募集◎年休120日・土日祝休
【東京/ディレクター】企画書・仕様書の作成など◆正社員登用制度あり◎年休120日・土日祝休
【遊技機2Dデザイナー】ぱちんこ・パチスロなど◆ロゴ、UIデザイン、背景、キャラクターデザインなど
【大阪】3DCGデザイナー◆家庭用ゲーム中心◆大手ゲーム会社と取引多数◆年休120日以上・働き方◎
【東京】3DCGデザイナー(ゲーム制作)◆未経験からスペシャリストへ/IMAGICAグループ
【アートディレクター】ビジュアル方針の策定等◆2D/3Dグラフィックのクオリティを高める
【大阪】3DCGデザイナー(ゲーム制作)◆未経験からスペシャリストへ/IMAGICAグループ
【東京】リードデザイナー/ゲーム開発PJT◆IMAGICAグループ/年休123日
技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)4件
【飯田橋】ソフトウェアテストエンジニア/リーダー◆チームマネジメントなど◆一次受け多数◆土日祝休み
ソフトウェアテストエンジニア/年休123日/平均残業10時間未満(案件によりリモート可)
【ソフトウェアテスト設計者】※リーダ候補/テスト計画・テスト管理・チーム運営など
東京・曙橋【ゲーム/リードエンジニア】新規タイトル多数◆技術選定、メンバーの管理、他部署との連携など
ITエンジニア1件
企画・管理1件
調査・編集方針
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出典・参考情報
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- 会社概要 | IMAGICA GEEQ
- IMAGICA GEEQの事業 | IMAGICA GEEQ
- 『週刊ファミ通』報道特集 社長インタビュー(記事全文公開) | IMAGICA GEEQ
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