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ブティックス株式会社事業内容・強み・将来性

最終更新: 2026年8月ブティックス株式会社事業内容・強み・将来性を徹底分析

ブティックス株式会社は、介護分野の展示会「CareTEX」とIT分野の「DXPO」を主催しながら、そこで集めた決裁権限者のデータベースをM&A仲介へ転用する二階建ての事業構造を持つ、東証グロース市場の上場企業(証券コード9272)です。2026年3月期の単体売上高は5,469百万円、営業利益は1,559百万円、営業利益率は28.5%に達しました。

売上の内訳は展示会事業2,981百万円、M&A仲介事業2,258百万円、人材採用支援事業228百万円。展示会が全体の約54%、M&A仲介が約41%を占めます。

2026年5月13日に公表した第二次中期経営計画「Vision2029」では、2029年3月期に売上高10,175百万円・営業利益4,001百万円を掲げ、2028年3月期を基準期としたプライム市場への上場を目標に置いています。

この記事のポイント

  • 2026年3月期の営業利益率は28.5%。

    展示会は会場賃料や集客費用が主で損益分岐点が低く、出展小間が積み上がるほど利益が伸びる構造だと会社は説明しています。

    実際にセグメント利益率は展示会38.5%、M&A仲介44.3%と高水準です。

  • M&A仲介事業の売上2,258百万円は、成約219組×平均手数料1,031万円でほぼ説明がつきます。

    単価×件数という単純な方程式で、成約数を増やすほど売上が伸びる読みやすい事業です。

  • 展示会事業の伸びを牽引したのはIT分野で、売上は1,227百万円から1,718百万円へ40.0%増。

    介護分野は1,263百万円で6.9%増にとどまり、成長エンジンは介護からITへ移りつつあります。

  • 人材採用支援事業は売上228百万円で前年度比52.8%減。

    のれん及び顧客関連資産の減損損失376百万円を計上しており、2027年3月期からは展示会事業の「採用支援分野」へ統合されます。

  • 2025年10月1日付で完全子会社の株式会社リアライブを吸収合併し、第3四半期から非連結決算へ移行。

    従業員数は1年で161名から234名へ73名増えました。

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企業情報

企業名
ブティックス株式会社
業種
サービス
本社
東京都
上場
東証グロース(9272)

ブティックス株式会社の事業概要

ブティックスは介護分野の展示会CareTEXとIT分野のDXPOを主催し、そこで蓄積した決裁権限者データベースをM&A仲介へ転用する事業構造を持つ東証グロース上場企業です。2026年3月期は単体売上高5,469百万円、営業利益1,559百万円、営業利益率28.5%。

展示会2,981百万円、M&A仲介2,258百万円、人材採用支援228百万円という3本立てで、2027年3月期からは人材採用支援を展示会事業へ統合します。

事業内容

創業は2006年11月、当初は介護用品のeコマース事業でした。2015年3月に商談型展示会「CareTEX」を開始し、その翌月には介護事業者に特化した「介護M&A支援センター」を開設。展示会で集めた介護事業者と各種サプライヤーの決裁権限者情報を、そのままM&A仲介の案件開拓に使うという発想が事業の起点です。

2020年3月にeコマース事業を譲渡し、現在はマッチング事業へ経営資源を集中しています。M&A支援センターは介護・医療・障害福祉・保育・建設・IT・調剤の7分野に広がりました。

事業セグメント

ブティックス株式会社展示会事業・M&A仲介事業・人材採用支援事業など3事業を展開しています。

展示会事業

売上構成比54.5%/セグメント利益1,

介護・健康施術分野のCareTEXを年9回・全国8都道府県で、IT分野のDXPOを年7回・全国6都道府県で開催。2026年3月期の出展小間数は6,773小間で期首予想6,600小間を上回りました。介護分野1,263百万円に対しIT分野1,718百万円と、IT分野が売上規模で介護分野を追い抜いています。

M&A仲介事業

売上構成比41.3%/セグメント利益99

譲渡対価が数百万円から1億円程度の中小型案件に絞り、売主手数料100万円からという価格帯で展開。2026年3月期の成約は219組、成約までの平均期間は4.2ヵ月と前年度から0.6ヵ月短縮しました。買い手データベースは1.9万社、M&A仲介事業開始以来の累積成約実績は2,119件です。

人材採用支援事業

売上構成比4.2%/セグメント利益51百

採用イベント105百万円、人材紹介123百万円。人材紹介では内定承諾後の辞退率が上昇し返金負債の追加計上が発生、採用イベントも第4四半期の開催数を大幅に絞り込みました。2027年3月期からは新卒向け大規模就活イベント「Growth就活DXPO」を軸に再構築され、展示会事業の採用支援分野へ統合されます。

業績・売上

業績データ

2026年3月期(単体)の売上高は5,469百万円、営業利益1,559百万円、経常利益1,565百万円、当期純利益619百万円。決算説明資料が示す前年度比プラス5.8%は前期の連結実績5,171百万円との比較である点に注意が必要です。純利益が146.9%増と大きく伸びたのは前期の水準が低かった反動で、当期も合併差損236百万円と減損損失376百万円という一時費用を吸収したうえでの数字です。

自己資本利益率は26.8%、期末の現金及び預金は4,640百万円を確保しています。

ブティックス株式会社の強み

  • 1展示会の来場者・出展社データベースをM&A仲介の案件開拓にそのまま転用でき、買い手候補1.9万社を保有していることが成約スピードにつながっています
  • 2M&Aの工程を20以上のプロセスに分解した工程管理システムを自社開発し、未経験入社のコンサルタントでも案件進捗を標準化して回せる体制をつくっています
  • 3会社が「回転寿司モデル」と呼ぶ薄利多数の設計により、大型案件を高給コンサルタントが手掛ける従来型とは異なる価格競争力を確保しています
  • 4IT分野のDXPOでは複数展を連続開催してブース装飾や備品を居抜きで再利用するシェアブース方式を採り、7展出展時は1展あたり27.7万円という出展料を実現しています
  • 5展示会は定期開催型で前受金が積み上がる構造にあり、2026年3月末の前受金は1,068百万円と前期末から236百万円増えています

業界ポジション・競合

業界ポジション

介護分野のCareTEXは来場者が年間のべ45,000名、出展社が年間のべ1,300社(2025年度実績)。IT分野のDXPOは来場者のべ49,000名、出展社のべ2,250社と、社数ではIT分野が介護分野を上回ります。M&A仲介では、介護施設・事業所が全国に約23万か所あり廃業予備軍が年間約1万件という会社推計に対し、219組の成約はシェア2.2%。

裏を返せば、既に取れている領域だけでも伸びしろが残っているという読み方になります。

主な競合企業展示会主催では38分野100本超を展開するRX Japan、年間約30件を開催する日本能率協会などが同じ市場にいます、M&A仲介では日本M&Aセンター、ストライクグループ、名南M&Aといった専業各社が並びますが、対象案件の規模帯が異なりま、証券会社や銀行は業界再編級の大型案件を主戦場としており、ブティックスが狙う数百万円規模の案件とは価格帯で棲み分けています、介護業界に特化した展示会という切り口では、CareTEXが年間のべ45,000名を集める規模まで育っており、直接の比較対

成長戦略

ブティックス株式会社の成長戦略

2025年3月期を最終年度とする第一次中期経営計画「Vision2025」では、5年間で売上高4.3倍(年平均増収率33.8%)、営業利益5.5倍(年平均増益率40.8%)を実現しました。続く「Vision2029」は2029年3月期に売上高10,175百万円・営業利益4,001百万円、2026年3月期比で売上1.86倍・営業利益2.56倍という設計です。決算説明会の質疑応答集では、新サービス開発は不確実性が高いため、計画期間中は既存ノウハウを活かす「他業界への横展開」に重点を置くと説明されています。

将来性

2027年3月期の業績予想は売上高7,021百万円・営業利益2,211百万円。展示会は2027年4月に「CareTEX四国」、6月に「CareTEX新潟」、IT分野では「DXPO札幌」を新規開催予定で、出展小間数は8,150小間を見込みます。M&A仲介はコンサルタントを期末90名まで増やし売上3,267百万円を計画。

新規事業のGrowth就活DXPOは2026年8月と11月に東京で年2回開催し、売上286百万円・400小間を目標に置いています。

入社理由

ブティックス株式会社への入社理由として「展示会の企画から出展社営業、来場者集客まで一気通貫で担当でき、日本最大級の規模の商談の場を自分の裁量で動かせます」など5件が挙げられています。

入社の決め手

  • 展示会の企画から出展社営業、来場者集客まで一気通貫で担当でき、日本最大級の規模の商談の場を自分の裁量で動かせます
  • M&Aコンサルタントは全員が業界未経験からのスタートで、教育研修期間を経て入社9ヵ月後に初成約というモデルが明示されています
  • 経営指標として営業利益と営業利益率、事業別には出展小間数と成約組数を掲げており、自分の数字が会社のKPIに直結しているのが見えます
  • 2028年3月期を基準期としたプライム市場上場という目標があり、上場区分の引き上げを社内から経験できる局面にあります
  • 介護・医療・障害福祉・保育・建設・IT・調剤と7分野に支援センターが広がっており、担当領域が固定化されにくい環境です

リスク・課題

把握しておくべきリスク

  • 主戦場である介護業界は介護保険法と介護報酬が3年ごとに改定され、取引先の事業内容変更が業績へ波及するリスクを有価証券報告書でも筆頭に挙げています
  • 人材採用支援事業では将来計画の見直しに伴い376百万円の減損損失を計上済みで、Growth就活DXPOへの転換が計画通り進むかが2027年3月期の焦点です
  • M&Aコンサルタントは入社1年目がほぼ売上に貢献しない先行投資型のため、大量採用と離職のバランスが崩れると利益を圧迫します

まとめ: ブティックス株式会社事業内容・強み・将来性

  1. 展示会で決裁権限者を集め、そのデータベースをM&A仲介と採用支援に転用する構造を理解できているかが、選考でも入社後の納得感でも効いてきます。

  2. M&Aコンサルタント志望なら、入社から初成約まで約9ヵ月かかる育成モデルと、期末67名から90名へ増やす採用計画をセットで確認しておきましょう。

  3. 同じM&A仲介の日本M&Aセンターやストライクグループとは対象案件の規模も手数料体系も異なります。

    年収・働き方の各ページと合わせて、事業モデルの違いから比較すると判断を誤りません。

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よくある質問

Q.ブティックス株式会社はどんな事業をしている?
A.創業は2006年11月、当初は介護用品のeコマース事業でした。2015年3月に商談型展示会「CareTEX」を開始し、その翌月には介護事業者に特化した「介護M&A支援センター」を開設。展示会で集めた介護事業者と各種サプライヤーの決裁権限者情報を、そのままM&A仲介の案件開拓に使うという発想が事業の起点です。2020年3月にeコマース事業を譲渡し、現在はマッチング事業へ経営資源を集中しています。M&A支援センターは介護・医療・障害福祉・保育・建設・IT・調剤の7分野に広がりました。
Q.ブティックス株式会社の強みは?
A.展示会の来場者・出展社データベースをM&A仲介の案件開拓にそのまま転用でき、買い手候補1.9万社を保有していることが成約スピードにつながっています。M&Aの工程を20以上のプロセスに分解した工程管理システムを自社開発し、未経験入社のコンサルタントでも案件進捗を標準化して回せる体制をつくっています。会社が「回転寿司モデル」と呼ぶ薄利多数の設計により、大型案件を高給コンサルタントが手掛ける従来型とは異なる価格競争力を確保しています。IT分野のDXPOでは複数展を連続開催してブース装飾や備品を居抜きで再利用するシェアブース方式を採り、7展出展時は1展あたり27.7万円という出展料を実現しています。展示会は定期開催型で前受金が積み上がる構造にあり、2026年3月末の前受金は1,068百万円と前期末から236百万円増えています
Q.ブティックス株式会社の将来性は?
A.2027年3月期の業績予想は売上高7,021百万円・営業利益2,211百万円。展示会は2027年4月に「CareTEX四国」、6月に「CareTEX新潟」、IT分野では「DXPO札幌」を新規開催予定で、出展小間数は8,150小間を見込みます。M&A仲介はコンサルタントを期末90名まで増やし売上3,267百万円を計画。新規事業のGrowth就活DXPOは2026年8月と11月に東京で年2回開催し、売上286百万円・400小間を目標に置いています。
Q.ブティックス株式会社への入社理由で多いものは?
A.展示会の企画から出展社営業、来場者集客まで一気通貫で担当でき、日本最大級の規模の商談の場を自分の裁量で動かせます、M&Aコンサルタントは全員が業界未経験からのスタートで、教育研修期間を経て入社9ヵ月後に初成約というモデルが明示されています、経営指標として営業利益と営業利益率、事業別には出展小間数と成約組数を掲げており、自分の数字が会社のKPIに直結しているのが見えます などが挙げられます。
Q.ブティックス株式会社の競合企業は?
A.展示会主催では38分野100本超を展開するRX Japan、年間約30件を開催する日本能率協会などが同じ市場にいます、M&A仲介では日本M&Aセンター、ストライクグループ、名南M&Aといった専業各社が並びますが、対象案件の規模帯が異なりま、証券会社や銀行は業界再編級の大型案件を主戦場としており、ブティックスが狙う数百万円規模の案件とは価格帯で棲み分けています、介護業界に特化した展示会という切り口では、CareTEXが年間のべ45,000名を集める規模まで育っており、直接の比較対 などが挙げられます。
Q.ブティックス株式会社の業界でのポジションは?
A.介護分野のCareTEXは来場者が年間のべ45,000名、出展社が年間のべ1,300社(2025年度実績)。IT分野のDXPOは来場者のべ49,000名、出展社のべ2,250社と、社数ではIT分野が介護分野を上回ります。M&A仲介では、介護施設・事業所が全国に約23万か所あり廃業予備軍が年間約1万件という会社推計に対し、219組の成約はシェア2.2%。裏を返せば、既に取れている領域だけでも伸びしろが残っているという読み方になります。
Q.ブティックス株式会社の成長戦略は?
A.2025年3月期を最終年度とする第一次中期経営計画「Vision2025」では、5年間で売上高4.3倍(年平均増収率33.8%)、営業利益5.5倍(年平均増益率40.8%)を実現しました。続く「Vision2029」は2029年3月期に売上高10,175百万円・営業利益4,001百万円、2026年3月期比で売上1.86倍・営業利益2.56倍という設計です。決算説明会の質疑応答集では、新サービス開発は不確実性が高いため、計画期間中は既存ノウハウを活かす「他業界への横展開」に重点を置くと説明されています。
Q.ブティックス株式会社の公開求人は何件ありますか?
A.東証グロース上場企業のブティックス株式会社は現在18件の公開求人があります。営業職・企画・管理・事務・アシスタントを中心に東京都で募集しています。
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