メインコンテンツへスキップ
キャリビー

株式会社アスマークの事業内容・強み・将来性

ページ表示時点: 2026年10月 | 公開情報の確認日は各出典を参照

本業は、メーカーや広告代理店の商品開発・広告評価を支えるマーケティングリサーチ。アンケートによる定量調査に加え、会場調査やインタビューといった定性調査の実施運営まで自社で抱えるのが構造上の特徴で、渋谷本社にはインタビュールームと自社調査会場を備える。

2018年以降は調査で培ったパネル運営とアンケート設計のノウハウを組織サーベイへ転用し、従業員総活躍プラットフォーム「Humap」を2020年6月に立ち上げた。2026年1月にはデータ分析のリーン・ニシカタを子会社化し、集める・聞くに加えて解くを担う3本目の柱を置いている。

2025年11月期の連結売上高は44億1,600万円で前期比1.2%増、金額としては過去最高。ところが営業利益は2億8,000万円と22.2%落ち込んだ。

限界利益率67.6%を確保しながら利益が削られたのは、売上原価ではなく人件費が先行したため。2026年11月期は売上47億円(6.4%増)に対し営業利益2億円(28.6%減)と、増収減益を最初から織り込んだ投資フェーズの計画を置いている。

この記事のポイント

  • 定性調査の実施運営を自社で抱え、渋谷本社にインタビュールームと自社調査会場を保有する。

    外注に頼らないぶん、短納期の会場調査やホームユーステストを回しやすい

  • 2025年11月期の連結売上高は44億1,600万円で前期比1.2%増、金額としては過去最高。

    ところが営業利益は2億8,000万円と22.2%落ち込んだ。

    限界利益率67.6%を確保しながら利益が削られたのは、売上原価ではなく人件費が先行したため。

    2026年11月期は売上47億円(6.4%増)に対し営業利益2億円(28.6%減)と、増収減益を最初から織り込んだ投資フェーズの計画を置いている

  • 日本マーケティング・リサーチ協会の2025年経営業務実態調査によると、2024年度の国内マーケティングリサーチ市場は2,725億円(前年度比5.1%増)。

    売上44億円のアスマークが占めるのは1.6%前後で、インテージやマクロミルといった総合大手には規模で遠く及ばない。

    数の勝負ではなく、定性調査の実施力と外国人パネルという特定領域で指名を取るのが同社の現実的な立ち位置になる

  • 受注企業数1,119社は前期からわずかに減っており、平均受注単価を前期の68万円から69万1,000円へ引き上げることで売上を保っているのが実情だ。

    2026年11月期の増収は、増員した営業がどれだけ新規口座を開けるかに直結する。

    データ分析市場は2028年に8,800億円規模へ拡大する見通しが決算説明で示されており、リーン・ニシカタを起点にこの波へ乗れるかが、中期目標であるEPS200円・ROE20%の分岐点になる

  • 2025年11月期の営業利益は22.2%減、2026年11月期も28.6%減の計画。

    投資フェーズが長引けば処遇改善の原資は出にくい

企業情報

企業名
株式会社アスマーク
業種
市場調査・マーケティングリサーチ
本社
東京都
上場
東証スタンダード(4197)

株式会社アスマークの事業概要

株式会社アスマーク(東証スタンダード・証券コード4197)は、2025年11月期に売上高44億1,600万円を計上した総合マーケティングリサーチ企業。売上の95.8%を市場調査が占め、取引企業1,119社・自社パネル105万人以上を基盤に、HRテック「Humap」とデータ分析へ事業領域を広げている。

事業内容

本業は、メーカーや広告代理店の商品開発・広告評価を支えるマーケティングリサーチ。アンケートによる定量調査に加え、会場調査やインタビューといった定性調査の実施運営まで自社で抱えるのが構造上の特徴で、渋谷本社にはインタビュールームと自社調査会場を備える。2018年以降は調査で培ったパネル運営とアンケート設計のノウハウを組織サーベイへ転用し、従業員総活躍プラットフォーム「Humap」を2020年6月に立ち上げた。

2026年1月にはデータ分析のリーン・ニシカタを子会社化し、集める・聞くに加えて解くを担う3本目の柱を置いている。

事業セグメント

株式会社アスマークはマーケティングリサーチ事業・HRテック事業(Humap)・データ分析事業、3つの事業領域を展開しています。

マーケティングリサーチ事業

売上構成比95.8%(2025年11月期

定量・定性調査の企画から実査、集計・分析まで一貫して請け負う中核事業。2025年11月期の受注企業数は1,119社、平均受注単価は69万1,000円で過去最高を更新した。海外調査は売上全体の10%弱にとどまり、北米・欧州・アジアへの開拓余地が残っている。

HRテック事業(Humap)

売上構成比4.2%(2025年11月期)

ES調査「ASQ」、ピアボーナス「Smileボーナス」、在席管理「せきなび」、ハラスメント防止「CHeck」を束ねた組織支援サービス群。2026年11月期は広告費を前年比約1.5倍へ積み増し、売上2億円(前期比14.9%増)を計画する。

データ分析事業

2026年11月期計画1億5,000万円

2026年1月14日に子会社化したリーン・ニシカタ(売上規模約1億5,000万円)を起点とする新セグメント。営業人員を持たないまま実績を積んだ同社に、アスマークの営業網を接続して伸ばす設計になっている。

業績・売上

公表されている業績情報

2025年11月期の連結売上高は44億1,600万円で前期比1.2%増、金額としては過去最高。ところが営業利益は2億8,000万円と22.2%落ち込んだ。限界利益率67.6%を確保しながら利益が削られたのは、売上原価ではなく人件費が先行したため。

2026年11月期は売上47億円(6.4%増)に対し営業利益2億円(28.6%減)と、増収減益を最初から織り込んだ投資フェーズの計画を置いている。

株式会社アスマークの強み

  • 1定性調査の実施運営を自社で抱え、渋谷本社にインタビュールームと自社調査会場を保有する。外注に頼らないぶん、短納期の会場調査やホームユーステストを回しやすい
  • 2自社パネル105万人以上に加え提携パネル1,800万人以上へアクセスでき、累計調査実績は4万件を超える
  • 3在日外国人モニターサイト「e-gaikokujin」は130超の国籍をカバーし、一般パネルでは拾いにくいインバウンド調査の穴を埋めている
  • 4借入金ゼロ・自己資本比率62.6%・現預金14億1,000万円という財務で、約20億円規模のM&A資金余力を確保している
  • 58拠点のうち八戸(2014年1月)と長岡(2022年12月)は実査中心の拠点で、都心の人件費に依存しないオペレーションを組んでいる

業界ポジション・競合

業界ポジション

日本マーケティング・リサーチ協会の2025年経営業務実態調査によると、2024年度の国内マーケティングリサーチ市場は2,725億円(前年度比5.1%増)。売上44億円のアスマークが占めるのは1.6%前後で、インテージやマクロミルといった総合大手には規模で遠く及ばない。数の勝負ではなく、定性調査の実施力と外国人パネルという特定領域で指名を取るのが同社の現実的な立ち位置になる。

主な競合企業インテージ、マクロミル、クロス・マーケティング、ネオマーケティング

成長戦略

株式会社アスマークが公表している方向性

2026年11月期は営業人員の増員とデータ分析人材の採用・育成に2億6,700万円を投じ、その負担で営業利益を28.6%減らす計画をあらかじめ開示した。売上増による押し上げ3億7,800万円を人材投資でほぼ相殺する構図で、利益を削ってでも人を増やすという意思がはっきり数字に出ている。HRテック「Humap」は売上10億円規模、データ分析事業も早期に10億円超を目標に据える。

将来性を見るポイント

受注企業数1,119社は前期からわずかに減っており、平均受注単価を前期の68万円から69万1,000円へ引き上げることで売上を保っているのが実情だ。2026年11月期の増収は、増員した営業がどれだけ新規口座を開けるかに直結する。データ分析市場は2028年に8,800億円規模へ拡大する見通しが決算説明で示されており、リーン・ニシカタを起点にこの波へ乗れるかが、中期目標であるEPS200円・ROE20%の分岐点になる。

リスク・課題

転職前に確認したい事業上の論点

  • 2025年11月期の営業利益は22.2%減、2026年11月期も28.6%減の計画。投資フェーズが長引けば処遇改善の原資は出にくい
  • 売上の95.8%が市場調査に偏り、調査会社・広告代理店向けの受注は業界全体の傾向として減少が続いている
  • 生成AIによる調査設計・集計の自動化は同社自身が推進する領域だが、実査オペレーション職の必要人数を減らす方向にも働く

まとめ: 株式会社アスマークの事業内容・強み・将来性

  1. 選考前に2025年11月期の決算説明資料へ目を通し、営業利益が22.2%減った理由が投資によるものだと自分の言葉で説明できる状態にしておく

  2. 志望先がマーケティングリサーチ事業(売上の95.8%)なのか、立ち上げ期のHRテック・データ分析なのかで求められる動き方と裁量が変わる。

    応募する求人がどちらに属するかを確認する

  3. 海外リサーチは売上の10%弱、グローバルチームは10数名。

    語学を活かしたい場合は、面接で現在の担当国と今後の開拓先を名指しで聞く

  4. 自社求人では財務経理のプレイングマネジャーが700万〜950万円、未経験の営業職が350万〜400万円と職種で倍以上開く。

    同社の年収ページ・福利厚生ページで職種別の水準を突き合わせる

株式会社アスマークの掲載求人(16件)

キャリビーに掲載中の株式会社アスマークの求人です。職種・勤務地で絞り込んで、転職の判断材料にしてください。

職種別の求人数

職種求人数
企画・管理11件
営業3件
事務・アシスタント1件
営業職1件

職種で絞り込む

エリアで絞り込む

全16件

企画・管理11件

財務経理(決算・開示など/プレイングマネジャー)◆東証スタンダード上場/経営陣と共に会社の未来を創る

700〜950万円 東京都 渋谷区 企画・管理

【未経験歓迎】<広告/メディアリサーチ調査の運用担当>/商品宣伝のニーズや課題に触れる!/週3在宅

350〜400万円 東京都 渋谷区 企画・管理

【横浜】<未経験歓迎>◆WEBアンケートの運用・管理◆ヒット商品の誕生を支える

350〜400万円 神奈川県 企画・管理

【福岡・赤坂】調査までの運営管理※未経験歓迎◆円滑に調査を進めるための対象者の抽出など/東証上場

300〜350万円 福岡県 福岡市中央区 企画・管理

【長岡】<未経験歓迎>リサーチオペレーター/メーカーや広告代理店向け◆東証上場/研修充実◎

300〜350万円 新潟県 企画・管理

【渋谷】法務スタッフ◆東証スタンダード上場◆/年間休日125日/5日以上の連続休暇取得可

450〜550万円 東京都 渋谷区 企画・管理

営業3件

事務・アシスタント1件

営業職1件

調査・編集方針

キャリビー編集部が、公式サイト・IR・採用情報・公開求人・口コミサイトなどの公開情報を検索し、 必要に応じてAIを補助利用して整理しています。確認できない企業固有情報は掲載せず、 転職判断に影響する条件は、各出典と応募時点の求人票で最新情報を確認してください。

出典・参考情報

本文の根拠として確認した公開情報です。制度・数値・選考内容は変更される場合があります。

株式会社アスマークをさらに詳しく調べる

転職先を総合的に判断するため、複数の観点から企業を分析しましょう。

株式会社アスマークの関連ページ

よくある質問

Q.株式会社アスマークはどんな事業をしている?
A.本業は、メーカーや広告代理店の商品開発・広告評価を支えるマーケティングリサーチ。アンケートによる定量調査に加え、会場調査やインタビューといった定性調査の実施運営まで自社で抱えるのが構造上の特徴で、渋谷本社にはインタビュールームと自社調査会場を備える。2018年以降は調査で培ったパネル運営とアンケート設計のノウハウを組織サーベイへ転用し、従業員総活躍プラットフォーム「Humap」を2020年6月に立ち上げた。2026年1月にはデータ分析のリーン・ニシカタを子会社化し、集める・聞くに加えて解くを担う3本目の柱を置いている。
Q.株式会社アスマークの強みは?
A.定性調査の実施運営を自社で抱え、渋谷本社にインタビュールームと自社調査会場を保有する。外注に頼らないぶん、短納期の会場調査やホームユーステストを回しやすい。自社パネル105万人以上に加え提携パネル1,800万人以上へアクセスでき、累計調査実績は4万件を超える。在日外国人モニターサイト「e-gaikokujin」は130超の国籍をカバーし、一般パネルでは拾いにくいインバウンド調査の穴を埋めている。借入金ゼロ・自己資本比率62.6%・現預金14億1,000万円という財務で、約20億円規模のM&A資金余力を確保している。8拠点のうち八戸(2014年1月)と長岡(2022年12月)は実査中心の拠点で、都心の人件費に依存しないオペレーションを組んでいる
Q.株式会社アスマークの将来性は?
A.受注企業数1,119社は前期からわずかに減っており、平均受注単価を前期の68万円から69万1,000円へ引き上げることで売上を保っているのが実情だ。2026年11月期の増収は、増員した営業がどれだけ新規口座を開けるかに直結する。データ分析市場は2028年に8,800億円規模へ拡大する見通しが決算説明で示されており、リーン・ニシカタを起点にこの波へ乗れるかが、中期目標であるEPS200円・ROE20%の分岐点になる。
Q.株式会社アスマークの競合企業は?
A.インテージ、マクロミル、クロス・マーケティング などが挙げられます。
Q.株式会社アスマークの業界でのポジションは?
A.日本マーケティング・リサーチ協会の2025年経営業務実態調査によると、2024年度の国内マーケティングリサーチ市場は2,725億円(前年度比5.1%増)。売上44億円のアスマークが占めるのは1.6%前後で、インテージやマクロミルといった総合大手には規模で遠く及ばない。数の勝負ではなく、定性調査の実施力と外国人パネルという特定領域で指名を取るのが同社の現実的な立ち位置になる。
Q.株式会社アスマークの成長戦略は?
A.2026年11月期は営業人員の増員とデータ分析人材の採用・育成に2億6,700万円を投じ、その負担で営業利益を28.6%減らす計画をあらかじめ開示した。売上増による押し上げ3億7,800万円を人材投資でほぼ相殺する構図で、利益を削ってでも人を増やすという意思がはっきり数字に出ている。HRテック「Humap」は売上10億円規模、データ分析事業も早期に10億円超を目標に据える。
Q.株式会社アスマークの公開求人は何件ありますか?
A.東証スタンダード上場企業の株式会社アスマークは現在16件の公開求人があります。企画・管理・営業・事務・アシスタントを中心に東京都・新潟県で募集しています。
Q.株式会社アスマークの求人の想定年収レンジは?
A.求人の想定年収は300〜950万円(中央値375万円)です。企画・管理などの職種や経験年数により異なります。