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株式会社やまびこ事業内容・強み・将来性

最終更新: 2026年8月株式会社やまびこ事業内容・強み・将来性を徹底分析

株式会社やまびこは、チェンソーや刈払機といった小型屋外作業機械を主力とする東証プライム上場メーカーで、2025年12月期の連結売上高は1,740億20百万円、営業利益は197億22百万円と過去最高を更新した。本社は東京都青梅市末広町1-7-2、連結従業員数は2,945名。

売上の内訳を見ると小型屋外作業機械が1,319億89百万円と全体の約76%を占め、地域別では米州が61%を握る。KIORITZ・shindaiwa・ECHOの3ブランドで90ヵ国以上に展開しており、国内向けメーカーというより北米市場で稼ぐ会社と捉えたほうが実像に近い。

この記事のポイント

  • 2025年12月期の連結売上高は1,740億20百万円(前期比5.6%増)、営業利益197億22百万円で営業利益は過去最高。

    一方で経常利益195億37百万円・純利益144億44百万円は前期を下回った。

  • 小型屋外作業機械セグメントの売上は1,319億89百万円(前期比8.7%増)で連結の約76%。

    欧州のOPE売上が前期比33.6%増と伸び、2014年に買収したベルギーのロボット草刈機事業が効いている。

  • 地域別売上は米州が61%、海外売上比率は6割超。

    国内の需要変動より、北米の住宅・園芸市況と為替のほうが業績への影響が大きい構造になっている。

  • 中期経営計画2028の目標は売上高2,100億円・営業利益率13%・ROE14%で、2030年には2,500億円規模を視野に入れる。

  • 自己資本比率は67.8%。

    2026年12月期は売上高1,850億円・営業利益210億円を計画し、配当は年110円(前期比20円増)を予定している。

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企業情報

企業名
株式会社やまびこ
業種
機械(小型屋外作業機械・農業用管理機械)
本社
東京都
上場
東証プライム(6250)

株式会社やまびこの事業概要

株式会社やまびこは、チェンソーや刈払機を中核とする小型屋外作業機械(OPE)のメーカー。2025年12月期の連結売上高は1,740億20百万円で、うち約76%をOPEが占め、地域別では米州が61%を握る。

国内首位でありながら業績を決めるのは北米市場という、日本メーカーとしては珍しい構造を持つ。

事業内容

KIORITZ(共立)、shindaiwa(新ダイワ)、ECHOの3ブランドでチェンソー・刈払機・エンジンブロワ・ヘッジトリマを製造し、スピードスプレーヤなどの農業用管理機械、発電機・溶接機・投光機の一般産業用機械を併営する。アルミの溶解から完成品まで自社で一貫生産する体制を持ち、EPA排出ガス規制の認証エンジン数は国内トップクラス。販売網は90ヵ国以上・約28,000拠点に及ぶ。

2008年12月に共立と新ダイワ工業の共同持株会社として設立され、2009年10月に両社を吸収合併して現在の事業会社になった。

事業セグメント

株式会社やまびこ小型屋外作業機械(OPE)・農業用管理機械・一般産業用機械など3事業を展開しています。

小型屋外作業機械(OPE)

連結売上の約76%

チェンソー・刈払機・エンジンブロワが主力。2025年12月期の売上高は1,319億89百万円で前期比8.7%増、セグメント利益は282億4百万円と全社の利益源になっている。欧州ではロボット芝刈機を含むOPE売上が前期比33.6%増と伸びた。

農業用管理機械

連結売上の約14%(2025年12月期・

スピードスプレーヤや乗用管理機など、果樹・畑作向けの防除・管理機械を扱う。2025年12月期は減収減益で、国内農業市場の縮小と農家の設備投資抑制が重くのしかかっている。

一般産業用機械

連結売上の約9%(2025年12月期・売

発電機・溶接機・投光機といった建設現場やインフラ工事向けの機材群。2025年12月期は減収減益となった一方、やまびこ京都ラボでは太陽光など再生可能エネルギーを使った電力供給システムの開発を進めている。

業績・売上

業績データ

2025年12月期の連結売上高は1,740億20百万円(前期比5.6%増)、営業利益は197億22百万円(同0.4%増)で、営業利益は過去最高を更新した。一方、経常利益195億37百万円・親会社株主に帰属する当期純利益144億44百万円はいずれも前期を下回っており、営業外損益の悪化が最終利益を削いだ形になる。自己資本比率は67.8%と厚く、2026年12月期は売上高1,850億円・営業利益210億円・純利益150億円を計画する。

株式会社やまびこの強み

  • 1アルミの溶解からエンジン組立・完成品まで自社で一貫生産し、排ガス規制に対応したエンジン設計を内製できる
  • 2EPA排出ガス規制の認証エンジン数が国内トップクラスで、規制強化がそのまま参入障壁として働く
  • 3KIORITZ・shindaiwa・ECHOの3ブランドを国内外で使い分け、90ヵ国以上・約28,000拠点の販売網を持つ
  • 4海外売上比率6割超・米州61%(2025年12月期)で、国内の人口減少が業績に直結しにくい
  • 5自己資本比率67.8%と財務が厚く、ロボット事業のような回収の遅い投資を継続できる

業界ポジション・競合

業界ポジション

小型屋外作業機械では国内首位、米州でも上位に位置する。ただし主戦場は日本ではなく北米で、ホームセンター向けの量販品からプロ向けの高付加価値機まで幅を持たせている。ハスクバーナやSTIHLといった欧州勢と世界市場を分け合う構図であり、国内シェアより海外シェアが業績を決めるタイプの日本メーカーだ。

主な競合企業ハスクバーナ(スウェーデン):チェンソー・刈払機の世界大手で、欧州と北米のOPE市場で正面からぶつかる相手、STIHL(ドイツ):非上場のチェンソー専業大手。プロ向けOPEでECHOブランドと競合する、マキタ:バッテリー式の屋外作業機械を伸ばしており、電動化局面で競合度が上がっている、ホンダ:汎用エンジンと発電機の領域で一般産業用機械セグメントと重なる、丸山製作所:国内の動力噴霧機・防除機で農業用管理機械セグメントと競合する

成長戦略

株式会社やまびこの成長戦略

中期経営計画2028では売上高2,100億円・営業利益率13%・ROE14%を掲げ、2030年に2,500億円規模を目指す。柱は3本で、(1)売上の拡大=米州の深耕と欧州事業・ロボット事業の拡大、(2)収益性の改善=プロ向けやロボットなど高付加価値品の販売比率向上とサプライチェーン見直し、(3)経営基盤の強化=人材育成とガバナンス高度化。2014年に買収したベルギーのロボット草刈機メーカーが、いま欧州の成長ドライバーになっている点は見逃せない。

将来性

2026年12月期は売上高1,850億円(6.3%増)・営業利益210億円を計画し、配当は年110円(前期比20円増)を予定する。中計最終年度の2,100億円までは2026年計画から250億円で、逆算すると年率6%台の増収を2年続ける必要がある。エンジン機から電動・ロボットへ主戦場が移るなかで、内製エンジンという強みをどう次の技術に載せ替えるかが最大の論点になる。

入社理由

株式会社やまびこへの入社理由として「エンジンの燃焼設計から鋳造・組立まで一社内にあり、機械系エンジニアが上流から下流まで一気通貫で関われる」など5件が挙げられています。

入社の決め手

  • エンジンの燃焼設計から鋳造・組立まで一社内にあり、機械系エンジニアが上流から下流まで一気通貫で関われる
  • 海外売上比率が6割を超えるため、法規制対応や資材購買でも英語を日常的に使う職域が広い
  • 自社掲載求人18件はすべて正社員で、想定年収レンジは550万〜1,200万円。管理会計・税務の管理職候補が上限帯を形成する
  • 青梅・横須賀・広島・京都に開発と生産の拠点が分散しており、メーカーとしては勤務地の選択肢が広い
  • 中期経営計画2028でロボット事業を成長の柱に据えており、既存製品の改良以外の開発テーマがある

リスク・課題

把握しておくべきリスク

  • 米州が売上の61%を占めるため、北米の住宅・園芸需要と為替の振れが業績を直撃する
  • 農業用管理機械と一般産業用機械は2025年12月期に減収減益で、OPE一本足の収益構造が強まっている
  • エンジン機から電動・バッテリー機への移行は、内製エンジンという参入障壁を無力化しうる

まとめ: 株式会社やまびこ事業内容・強み・将来性

  1. 志望職種がOPE・農機・産機のどのセグメントに属するかを応募前に確認する。

    2025年12月期に増収増益だったのはOPEだけで、投資の優先順位がそのまま職域の伸びしろに直結する。

  2. 米州61%という売上構成を踏まえ、英語での業務遂行や海外拠点との協働にどこまで関わりたいかを面接前に言語化しておく。

  3. 中期経営計画2028の3本柱(売上拡大・収益性改善・経営基盤強化)のどこに自分の経験が刺さるかを、目標2,100億円と紐づけて説明できる状態にする。

  4. 労働条件の実像は、平均年収806万円(有報・単体)と口コミベースの残業時間の差など、働き方ページ・福利厚生ページの数値と突き合わせて判断する。

株式会社やまびこの掲載求人(18件)

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企画・管理7
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よくある質問

Q.株式会社やまびこはどんな事業をしている?
A.KIORITZ(共立)、shindaiwa(新ダイワ)、ECHOの3ブランドでチェンソー・刈払機・エンジンブロワ・ヘッジトリマを製造し、スピードスプレーヤなどの農業用管理機械、発電機・溶接機・投光機の一般産業用機械を併営する。アルミの溶解から完成品まで自社で一貫生産する体制を持ち、EPA排出ガス規制の認証エンジン数は国内トップクラス。販売網は90ヵ国以上・約28,000拠点に及ぶ。2008年12月に共立と新ダイワ工業の共同持株会社として設立され、2009年10月に両社を吸収合併して現在の事業会社になった。
Q.株式会社やまびこの強みは?
A.アルミの溶解からエンジン組立・完成品まで自社で一貫生産し、排ガス規制に対応したエンジン設計を内製できる。EPA排出ガス規制の認証エンジン数が国内トップクラスで、規制強化がそのまま参入障壁として働く。KIORITZ・shindaiwa・ECHOの3ブランドを国内外で使い分け、90ヵ国以上・約28,000拠点の販売網を持つ。海外売上比率6割超・米州61%(2025年12月期)で、国内の人口減少が業績に直結しにくい。自己資本比率67.8%と財務が厚く、ロボット事業のような回収の遅い投資を継続できる
Q.株式会社やまびこの将来性は?
A.2026年12月期は売上高1,850億円(6.3%増)・営業利益210億円を計画し、配当は年110円(前期比20円増)を予定する。中計最終年度の2,100億円までは2026年計画から250億円で、逆算すると年率6%台の増収を2年続ける必要がある。エンジン機から電動・ロボットへ主戦場が移るなかで、内製エンジンという強みをどう次の技術に載せ替えるかが最大の論点になる。
Q.株式会社やまびこへの入社理由で多いものは?
A.エンジンの燃焼設計から鋳造・組立まで一社内にあり、機械系エンジニアが上流から下流まで一気通貫で関われる、海外売上比率が6割を超えるため、法規制対応や資材購買でも英語を日常的に使う職域が広い、自社掲載求人18件はすべて正社員で、想定年収レンジは550万〜1,200万円。管理会計・税務の管理職候補が上限帯を形成する などが挙げられます。
Q.株式会社やまびこの競合企業は?
A.ハスクバーナ(スウェーデン):チェンソー・刈払機の世界大手で、欧州と北米のOPE市場で正面からぶつかる相手、STIHL(ドイツ):非上場のチェンソー専業大手。プロ向けOPEでECHOブランドと競合する、マキタ:バッテリー式の屋外作業機械を伸ばしており、電動化局面で競合度が上がっている、ホンダ:汎用エンジンと発電機の領域で一般産業用機械セグメントと重なる、丸山製作所:国内の動力噴霧機・防除機で農業用管理機械セグメントと競合する などが挙げられます。
Q.株式会社やまびこの業界でのポジションは?
A.小型屋外作業機械では国内首位、米州でも上位に位置する。ただし主戦場は日本ではなく北米で、ホームセンター向けの量販品からプロ向けの高付加価値機まで幅を持たせている。ハスクバーナやSTIHLといった欧州勢と世界市場を分け合う構図であり、国内シェアより海外シェアが業績を決めるタイプの日本メーカーだ。
Q.株式会社やまびこの成長戦略は?
A.中期経営計画2028では売上高2,100億円・営業利益率13%・ROE14%を掲げ、2030年に2,500億円規模を目指す。柱は3本で、(1)売上の拡大=米州の深耕と欧州事業・ロボット事業の拡大、(2)収益性の改善=プロ向けやロボットなど高付加価値品の販売比率向上とサプライチェーン見直し、(3)経営基盤の強化=人材育成とガバナンス高度化。2014年に買収したベルギーのロボット草刈機メーカーが、いま欧州の成長ドライバーになっている点は見逃せない。
Q.株式会社やまびこの公開求人は何件ありますか?
A.東証プライム上場企業の株式会社やまびこは現在18件の公開求人があります。企画・管理・技術職(機械・電気)・技術職(組み込みソフトウェア)を中心に東京都・神奈川県で募集しています。
AIが企業研究、年収、社風、選考傾向、他社比較を整理するキャリビーの画面イメージ

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