建設の年収・給料データ【2026年最新】
建設業界の平均年収は529万円で、全国平均460万円を69万円上回っています。この数値は建設業に従事する給与所得者の平均給与に基づいています(国税庁「民間給与実態統計調査」(令和5年分))。
建設の年収データ
529万円
+69万円平均年収(全国平均 460万円)

全国平均との比較
出典: 国税庁「民間給与実態統計調査」(令和5年分) / 国税庁「民間給与実態統計調査」(令和5年分)
建設の年収の特徴
建設業界は全国平均を69万円上回っており、国内でも高年収水準の業界に位置づけられます。
国税庁の業種分類(11業種)の中では第6位の年収水準となっています。
同じ建設業界内でも、職種・役職・企業規模・勤務地によって年収差は大きく開きます。年収アップを目指す場合は、自身の市場価値を正確に把握したうえでキャリア戦略を立てることが重要です。
建設で年収を上げるには
建設業界でキャリアアップし、年収を上げるための主なポイントをまとめました。
業種内で年収が高い職種へのキャリアチェンジ
同じ業界でも職種によって年収水準は大きく異なります。営業やエンジニアなど直接的に売上に貢献する職種や、専門性の高い企画・マネジメント職は年収が高い傾向にあります。
業種知識と専門スキルの掛け合わせ
業界特有の業務知識に、IT・データ分析・語学などの汎用スキルを掛け合わせることで、社内外で希少な人材となり年収交渉力が高まります。
管理職・マネジメント経験の獲得
チームリーダーや部門責任者のポジションに就くことで、年収は一段上がります。3〜5名規模からでもマネジメント実績を積み、次のステップにつなげましょう。
同業種の大手企業・外資系企業への転職
同じ業界でも企業規模や資本によって給与テーブルは異なります。業界経験を活かして大手企業や外資系企業へ転職することで、年収アップが期待できます。
建設の給与構成の特徴
給与は「基本給」「賞与(ボーナス)」「各種手当」で構成されます。業種によって賞与の比率や手当の種類は異なるため、年収を比較する際は額面だけでなく給与構成にも注目することが重要です。
建設業は現場手当や資格手当が充実しており、施工管理技士などの国家資格を取得すると手当が加算される企業が多く見られます。
建設の年収トレンドと将来性
建設業界は国土強靱化政策やインフラ老朽化対策による公共投資の底堅さに加え、都市部の再開発案件が堅調に推移しています。慢性的な人手不足が続いており、2024年から適用された時間外労働の上限規制も相まって、技能者・技術者の処遇改善が業界全体で進んでいます。
BIM(Building Information Modeling)やドローン測量などのDX技術の導入が加速しており、ICT施工に対応できる技術者の需要と年収は上昇傾向にあります。

建設で高年収を得ている人の特徴
高年収層は一級建築士や1級施工管理技士の資格を持ち、大規模プロジェクトの所長・副所長を務める技術管理職に集中しています。設計施工一貫のプロジェクトマネジメント経験は特に高く評価されます。
ゼネコンの技術系管理職や、再開発・インフラ案件を手がける都市開発部門のリーダー層は年収水準が高い傾向です。技術者としてのキャリアに加えて、発注者折衝や予算管理の実績が昇格・年収アップの鍵となります。
業種間の年収比較
| 地域 | 平均年収 |
|---|---|
| エネルギー | 747万円 |
| 金融 | 656万円 |
| IT・Web | 632万円 |
| コンサル | 624万円 |
| メーカー | 533万円 |
| 建設(注目) | 529万円 |
| 教育 | 496万円 |
| 運輸・物流 | 477万円 |
| 不動産 | 462万円 |
| 医療・福祉 | 397万円 |
| 小売・流通 | 384万円 |
出典: 国税庁「民間給与実態統計調査」(令和5年分)(当該業種をハイライト表示)
年代別 平均年収カーブ
出典: 国税庁「民間給与実態統計調査」(令和5年分)(令和5年分(2023年))
職種別 平均年収比較
| 地域 | 平均年収 |
|---|---|
| ITエンジニア(ソフトウェア作成者) | 550万円 |
| 営業 | 480万円 |
| 事務・管理 | 420万円 |
| マーケティング | 520万円 |
| コンサルタント | 630万円 |
| 人事 | 450万円 |
| 経理・財務 | 470万円 |
| デザイナー | 480万円 |
| 薬剤師 | 581万円 |
| 看護師 | 508万円 |
| 介護職員 | 371万円 |
| 保育士 | 391万円 |
| 建設技術者 | 529万円 |
出典: 厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(令和5年)
年収を「総報酬」で見る
求人票や有価証券報告書に出てくる「年収」は、多くの場合あくまで額面(基本給+賞与)です。実際に手にする報酬を比べるなら、株式報酬や各種手当まで含めた総報酬(トータルコンペンセーション)で見る必要があります。
基本給(ベースサラリー)
毎月固定で支払われる給与。住宅ローン審査や退職金・賞与の算定基礎になり、総報酬の中でも最も安定した土台になります。
賞与(ボーナス)
年1〜2回支給される一時金。業績連動の比率が高い企業ほど変動が大きく、求人票の「想定年収」にどこまで含まれるかは要確認です。一般的な目安は基本給の2〜4ヶ月分ですが、業界差が大きい部分です。
株式報酬(RSU・ストックオプション)
外資系・メガベンチャー・SaaS企業で比重が大きい要素。RSU(譲渡制限付株式)は付与時点で評価額が読める一方、ストックオプションは将来の株価次第で価値が変わります。額面年収に表れにくいため、総報酬で比較しないと実態を取り違えます。
サインオンボーナス(入社一時金)
前職の未確定賞与やストックの補填として、入社時に一度だけ支払われる一時金。外資・即戦力採用で提示されることがあり、初年度年収を大きく押し上げます。
各種手当・福利厚生
住宅手当・家族手当・残業代・リモート手当・退職金・確定拠出年金(企業型DC)など。金額換算すると年50〜100万円相当になることもあり、額面が同じでも実質待遇は変わります。
額面年収が約529万円の場合、一般的な配分の目安では基本給が年397〜450万円、賞与が年79〜132万円程度に分かれます(賞与を年収の約15〜25%とした概算で、実際の比率は企業・業界で大きく異なります)。これに株式報酬・各種手当が加わると総報酬はさらに上振れします。あくまで内訳の読み解き方を示す目安で、企業固有の確定値ではありません。
OpenSalary や PROJECT COMP のような投稿・求人票ベースの年収データベースでも、基本給と株式報酬を分けて記録し総報酬で比較する考え方が広がっています(各サービスの公開データ参照)。額面の数字だけでなく、内訳と支給の確実性まで見て判断するのが安全です。
企業規模別・役職別の給与水準
同じ建設業界でも、勤め先の企業規模と自分の役職で給与水準は大きく変わります。 厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(令和5年)の所定内給与額(月額・残業代と賞与を除く)で全体の傾向を確認できます。
企業規模別の所定内給与(月額)
大企業(常用労働者1,000人以上)
34.6万円
中企業(100〜999人)
31.1万円
小企業(10〜99人)
29.4万円
役職別の所定内給与(月額)
係長級
37.1万円
課長級
49.1万円
部長級
59.6万円
係長級から課長級、部長級と役職が上がるほど給与は段階的に上がります。これは月額の基本給ベースの数字で、ここに賞与・残業代・各種手当が加わって年収になります。年収換算するには、おおまかに「月額×12+賞与」で見積もると実態に近づきます(目安)。
等級・グレード別の年収の上がり方
建設業界の年収は、多くの企業で「等級(グレード)」に紐づく給与テーブルで決まります。厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(令和5年)でも、役職が上がるほど所定内給与は明確に高くなり、係長級・課長級・部長級で段階的に水準が上がります。近年はマネジメントに進む管理職ラダーだけでなく、専門性で評価されるIC(Individual Contributor)ラダーを設ける企業が増え、必ずしも部下を持たなくても等級を上げて年収を伸ばせる設計が広がっています。昇給を狙うなら、まず自社の等級定義と次のグレードの要件を把握することが近道です。
建設の主要企業の年収
建設に分類される企業の平均年収・賞与・求人の想定年収を、企業ごとのページで確認できます。
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