イタンジ株式会社の事業内容・強み・将来性
ページ表示時点: 2026年9月 | 公開情報の確認日は各出典を参照
イタンジ株式会社は2012年6月設立の不動産テック企業で、「テクノロジーで不動産取引をなめらかにする」をミッションに掲げる。管理会社向けの「ITANDI BB」「ITANDI BB+」、仲介会社向けの営業支援システム「nomad cloud」、物件確認電話の自動応答「ぶっかくん」、内見予約・申込受付のWeb化サービスなど、不動産賃貸の実務フローをシステム化するプロダクト群を提供している。
2023年5月には管理会社向け基幹システム「ITANDI賃貸管理」の提供を開始した。
イタンジ単体の財務情報は非公開だが、親会社GA technologiesの2025年10月期決算では、イタンジとHousmartを含むITANDIセグメントの売上収益が66億円(前年同期比+45.9%)、セグメント利益が14億円(+3.9%)と開示されている。これはイタンジ単体の数値ではなくセグメント全体の数値だが、グループの中でITANDI事業が急成長している裏付けになる。
この記事のポイント
ITANDI BB+は2023年1月末時点で導入管理会社約2,000社・利用仲介会社約51,000店舗と、賃貸業界の物件確認・内見予約のインフラに近いポジションを築いている
イタンジ単体の財務情報は非公開だが、親会社GA technologiesの2025年10月期決算では、イタンジとHousmartを含むITANDIセグメントの売上収益が66億円(前年同期比+45.9%)、セグメント利益が14億円(+3.9%)と開示されている。
これはイタンジ単体の数値ではなくセグメント全体の数値だが、グループの中でITANDI事業が急成長している裏付けになる
GA technologiesのITANDIセグメントは前年同期比+45.9%の増収と急成長が続いており、2026年5月時点で導入企業数5,000社を突破するなど、賃貸管理・仲介業界内でのシステム普及が進んでいる段階にある。
2026年6月にはセールスフォース・ジャパン出身の植松隆氏が社外から代表取締役社長に就任しており、外部人材を招いた経営体制の刷新が今後の事業運営に反映されるかが注目点になる
イタンジ単体の財務情報は非公開のため、外部から収益性やキャッシュフローの健全性を検証しづらい
GA technologies(東証グロース、証券コード3491)の完全子会社であり、イタンジ自体は非上場
企業情報
- 企業名
- イタンジ株式会社
- 業種
- 不動産・建設
- 本社
- 東京都
イタンジ株式会社の事業概要
東証グロース上場のGA technologiesを完全親会社とする非上場の事業会社で、Housmartの吸収合併により売買仲介領域まで自社機能を拡張した。
事業内容
イタンジ株式会社は2012年6月設立の不動産テック企業で、「テクノロジーで不動産取引をなめらかにする」をミッションに掲げる。管理会社向けの「ITANDI BB」「ITANDI BB+」、仲介会社向けの営業支援システム「nomad cloud」、物件確認電話の自動応答「ぶっかくん」、内見予約・申込受付のWeb化サービスなど、不動産賃貸の実務フローをシステム化するプロダクト群を提供している。2023年5月には管理会社向け基幹システム「ITANDI賃貸管理」の提供を開始した。
業績・売上
公表されている業績情報
イタンジ単体の財務情報は非公開だが、親会社GA technologiesの2025年10月期決算では、イタンジとHousmartを含むITANDIセグメントの売上収益が66億円(前年同期比+45.9%)、セグメント利益が14億円(+3.9%)と開示されている。これはイタンジ単体の数値ではなくセグメント全体の数値だが、グループの中でITANDI事業が急成長している裏付けになる。
イタンジ株式会社の強み
- 1ITANDI BB+は2023年1月末時点で導入管理会社約2,000社・利用仲介会社約51,000店舗と、賃貸業界の物件確認・内見予約のインフラに近いポジションを築いている
- 22026年5月時点でITANDI関連サービスの導入企業数が5,000社を突破している
- 32025年9月30日付でグループ会社Housmartを吸収合併し、賃貸仲介向けの機能に加え、売買仲介向け自動追客システム「プロポクラウド」を自社機能として取り込んだ
業界ポジション・競合
主な競合企業
いい生活クラウドシリーズ、Smart Attack
成長戦略
イタンジ株式会社が公表している方向性
2023年12月、売買仲介会社向け営業支援SaaS「プロポクラウド」を提供するHousmartを24億9600万円で完全子会社化し、2024年1月に経営統合、2025年9月30日付でイタンジに吸収合併した。買収時点でHousmartの年間売上高は約3億円とされ、5年で約10倍(30億円)に引き上げる目標が示されていた。賃貸仲介で築いた顧客基盤を、売買仲介領域へのクロスセルにつなげる成長戦略であることが読み取れる。
将来性を見るポイント
GA technologiesのITANDIセグメントは前年同期比+45.9%の増収と急成長が続いており、2026年5月時点で導入企業数5,000社を突破するなど、賃貸管理・仲介業界内でのシステム普及が進んでいる段階にある。2026年6月にはセールスフォース・ジャパン出身の植松隆氏が社外から代表取締役社長に就任しており、外部人材を招いた経営体制の刷新が今後の事業運営に反映されるかが注目点になる。
リスク・課題
転職前に確認したい事業上の論点
- イタンジ単体の財務情報は非公開のため、外部から収益性やキャッシュフローの健全性を検証しづらい
- 2026年6月の社長交代(社外出身の植松隆氏への交代)は経営体制の刷新であり、既存の意思決定スピードや事業方針がどこまで引き継がれるかは今後の動向を見る必要がある
まとめ: イタンジ株式会社の事業内容・強み・将来性
非上場のグループ子会社である点を踏まえ、待遇・安定性はイタンジ単体ではなく親会社GA technologiesの業績もあわせて確認する
Housmart吸収合併による売買仲介領域への拡張は、事業の伸びしろとして選考時の質問材料にできる
2026年6月の社長交代は経営体制の変化点であり、入社後の事業方針を面談で直接確認する価値がある
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出典・参考情報
本文の根拠として確認した公開情報です。制度・数値・選考内容は変更される場合があります。
- GA technologiesによるイタンジの株式取得及び簡易株式交換(子会社化)に関するお知らせ
- GA technologies子会社のイタンジ、Housmartを買収(M&Aニュース)
- イタンジ、グループ会社のHousmartを吸収合併(M&Aニュース)
- ハウスマート、イタンジの傘下に 売上高5年で10倍目標(日本経済新聞)
- イタンジ、導入企業数5,000社を突破し、特設サイトを公開(PR TIMES)
- 不動産管理会社のための賃貸管理システム ITANDI BB
- GA technologies 2025年10月期決算(ログミーファイナンス)
- ITANDI BBを競合・類似製品と比較(ITreview)
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