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シーオス株式会社の事業内容・強み・将来性

ページ表示時点: 2026年9月 | 公開情報の確認日は各出典を参照

起点は2000年8月の創立時に手がけた医療材料流通のデジタル化で、そこから通信、小売、メーカーへ領域を広げてきた。現在の収益源はロジスティクス戦略コンサルティング、システムインテグレーション、マテハンとロボティクスのエンジニアリング、物流センターのオペレーション設計・運用の4つ。

従業員217名の内訳を見るとオペレーターが121名で全体の55.8%を占める。助言だけで終わらず現場の稼働そのものを引き受ける構造が、人員配置にそのまま出ている。

倉庫業、一般貨物自動車運送事業、医療機器製造販売業、労働者派遣事業、有料職業紹介事業、特定建設業の許可を併せ持つ点も、システムベンダーとは異なる立ち位置を示している。

非上場のため売上高は公表されていない。官報決算公告で追えるのは損益と資産で、当期純利益は2021年12月期722万円、2022年12月期が1億1,004万円の赤字、2023年12月期6,040万円、2024年12月期1億26万円、2025年12月期は3,128万円の赤字と振れ幅が大きい。

総資産は2021年12月期の9億3,921万円から2025年12月期の14億1,690万円へ4年で約1.5倍に増えた一方、利益剰余金は5億5,827万円のマイナスが残る。黒字と赤字を交互に往復しながら資産だけが積み上がる形は、投資先行のフェーズが続いていることを示す。

この記事のポイント

  • 倉庫業・一般貨物自動車運送事業・医療機器製造販売業・労働者派遣事業・有料職業紹介事業・特定建設業の許可を併せ持ち、システム提供と実運用を自社名義で引き受けられる

  • 非上場のため売上高は公表されていない。

    官報決算公告で追えるのは損益と資産で、当期純利益は2021年12月期722万円、2022年12月期が1億1,004万円の赤字、2023年12月期6,040万円、2024年12月期1億26万円、2025年12月期は3,128万円の赤字と振れ幅が大きい。

    総資産は2021年12月期の9億3,921万円から2025年12月期の14億1,690万円へ4年で約1.5倍に増えた一方、利益剰余金は5億5,827万円のマイナスが残る

  • LOGISTICS TODAYが2023年3月30日から4月28日に実施したクラウド型WMS導入調査で、シーオスの「Xble」はシェア2.0%の同率8位。

    首位ロジザードZEROの56.1%とは桁が違い、SaaS型WMS単体の量的シェアでは上位ベンダーに届いていない。

    それでも存在感が消えないのは、構想策定から設備エンジニアリング、センター運営受託までを縦に束ねる会社が少ないためで、パッケージの本数ではなく案件単価と関与期間で稼ぐ位置取りになっている

  • 2024年12月期に1億26万円の黒字を出した翌期に3,128万円の赤字へ振れており、ロボティクスとSaaSへの投資が当面は損益を押し下げる可能性がある。

    総資産が4年で約1.5倍になった一方、利益剰余金は5億5,827万円のマイナスが残るため、TUGBOT2の導入台数とXbleの継続課金がどこまで積み上がるかが分水嶺になる

  • 官報決算公告では2025年12月期が当期純損失3,128万円で、利益剰余金は5億5,827万円のマイナス。

    非上場で売上高が非開示のため、外部から成長性を検証しづらい

企業情報

企業名
シーオス株式会社
業種
情報通信(ロジスティクスDX)
本社
東京都

シーオス株式会社の事業概要

シーオス株式会社は資本金1億円・従業員217名(協力会社24名を除く)の非上場企業で、ロジスティクス戦略コンサルティングからWMS・TMS開発、AMR導入、物流センターの運用受託までを1社で担う。官報決算公告では2025年12月期の当期純損失が3,128万円、総資産は14億1,690万円で、利益剰余金は5億5,827万円のマイナスが残る。

事業内容

起点は2000年8月の創立時に手がけた医療材料流通のデジタル化で、そこから通信、小売、メーカーへ領域を広げてきた。現在の収益源はロジスティクス戦略コンサルティング、システムインテグレーション、マテハンとロボティクスのエンジニアリング、物流センターのオペレーション設計・運用の4つ。従業員217名の内訳を見るとオペレーターが121名で全体の55.8%を占める。

助言だけで終わらず現場の稼働そのものを引き受ける構造が、人員配置にそのまま出ている。倉庫業、一般貨物自動車運送事業、医療機器製造販売業、労働者派遣事業、有料職業紹介事業、特定建設業の許可を併せ持つ点も、システムベンダーとは異なる立ち位置を示している。

事業セグメント

シーオス株式会社はコンサルティング・システムインテグレーション・エンジニアリングなど、4つの事業領域を展開しています。

コンサルティング

ロジスティクス投資の意思決定支援と戦略・構想策定。公式サイトは25年の経験を根拠に掲げ、企業競争戦略に効く物流インフラの判断に絞り込んでいる。

システムインテグレーション

経営・現場・システムを統合する開発。AIを使った例外業務の要件定義と、部門間データ連携の設計を打ち出している。自社求人では100%プライム案件と明記される。

エンジニアリング

自動化・ロボティクス設備の導入とレイアウト設計。DWI(Digital Warehousing Integration)として、業務設計を起点にロボット・マテハンと建屋を組み合わせる方式を取る。

オペレーション設計・カイゼン

物流センターの標準化、KPI管理、現場人材教育まで含む運営受託。従業員のうち121名がオペレーターで、この領域が人員規模では最大になる。

業績・売上

公表されている業績情報

非上場のため売上高は公表されていない。官報決算公告で追えるのは損益と資産で、当期純利益は2021年12月期722万円、2022年12月期が1億1,004万円の赤字、2023年12月期6,040万円、2024年12月期1億26万円、2025年12月期は3,128万円の赤字と振れ幅が大きい。総資産は2021年12月期の9億3,921万円から2025年12月期の14億1,690万円へ4年で約1.5倍に増えた一方、利益剰余金は5億5,827万円のマイナスが残る。

黒字と赤字を交互に往復しながら資産だけが積み上がる形は、投資先行のフェーズが続いていることを示す。

シーオス株式会社の強み

  • 1倉庫業・一般貨物自動車運送事業・医療機器製造販売業・労働者派遣事業・有料職業紹介事業・特定建設業の許可を併せ持ち、システム提供と実運用を自社名義で引き受けられる
  • 2特許14件・商標25件を保有(gBizINFO)。コンサルティングを掲げる会社としては珍しく、提案の裏側に自社実装の蓄積がある
  • 3AMR「TUGBOT2」は最高速度7.2km/h、CEマーク取得、自動連結・切り離し機能を備え、統合制御ソフト「Logiler Move」と組で提供される
  • 4WMSは2004年に大手携帯キャリアで運用開始。通信・医薬品・食品・流通・小売と業種をまたいで稼働実績を重ねてきた
  • 52019年8月9日締結のKudanとの業務資本提携により、SLAM式AGVの実証と空間知覚技術の改良を相互に回せる関係を持つ

業界ポジション・競合

業界ポジション

LOGISTICS TODAYが2023年3月30日から4月28日に実施したクラウド型WMS導入調査で、シーオスの「Xble」はシェア2.0%の同率8位。首位ロジザードZEROの56.1%とは桁が違い、SaaS型WMS単体の量的シェアでは上位ベンダーに届いていない。それでも存在感が消えないのは、構想策定から設備エンジニアリング、センター運営受託までを縦に束ねる会社が少ないためで、パッケージの本数ではなく案件単価と関与期間で稼ぐ位置取りになっている。

導入社数を競う土俵と、現場ごと引き受ける土俵を分けて見る必要がある。

主な競合企業ロジザード(ロジザードZERO、LOGISTICS TODAY調査のクラウド型WMS導入シェア56.1%で首位)、シーネット(ci.Himalayas、同調査でシェア13.3%の2位)、コマースロボティクス(Air Logi、同調査でシェア3.1%の3位)、日立物流ソフトウェア(ONEsLOGI、同調査でシェア2.6%の4位)、ヤマトシステム開発(倉庫革命、同調査でシェア2.0%。Xbleと同率8位に並ぶ)

成長戦略

シーオス株式会社が公表している方向性

直近の発表はAMR「TUGBOT2」の横展開に集中している。2026年5月12日にトヨタL&F熊本と連携して国内大手メーカーの主要工場に14台を追加導入し、2025年からの先行4台と合わせ計18台が稼働。2026年6月15日にはニチレイロジグループの川崎ファズ共配センターへ5℃帯の低温環境向けに納入した。

既存の専用カートをそのまま牽引できる設計は、設備を入れ替えずに自動化したい現場を取りにいく打ち手で、ロボット単品売りではなく現場のオペレーション設計とセットで入る形を狙っている。トヨタL&F熊本のような販売網を持つ相手と組む点も、自社営業だけに頼らない拡げ方だ。

将来性を見るポイント

2024年12月期に1億26万円の黒字を出した翌期に3,128万円の赤字へ振れており、ロボティクスとSaaSへの投資が当面は損益を押し下げる可能性がある。総資産が4年で約1.5倍になった一方、利益剰余金は5億5,827万円のマイナスが残るため、TUGBOT2の導入台数とXbleの継続課金がどこまで積み上がるかが分水嶺になる。物流2024年問題以降、荷主側の自動化投資は続いており需要環境は追い風だが、クラウドWMSのシェア2.0%という現在地を考えると、プロダクト単体よりも現場ごと請け負う案件の獲得力が業績を左右しやすい。

リスク・課題

転職前に確認したい事業上の論点

  • 官報決算公告では2025年12月期が当期純損失3,128万円で、利益剰余金は5億5,827万円のマイナス。非上場で売上高が非開示のため、外部から成長性を検証しづらい
  • クラウド型WMSのシェアは2.0%(LOGISTICS TODAY調査)。プロダクト単体の競争では上位ベンダーとの差が大きく、価格競争に巻き込まれた場合の耐性は読みにくい
  • 口コミサイトでは評価基準の不透明さと代表への意思決定の集中を挙げる投稿が目立つ(転職会議・OpenWorkの投稿傾向)

まとめ: シーオス株式会社の事業内容・強み・将来性

  1. 非上場で売上高が非開示のため、官報決算公告の当期純利益と総資産の推移から事業の体力を確認してください

  2. 自社掲載17求人の想定年収は350万〜1,500万円。

    部長候補は1,000万〜1,500万円で、元請け案件を統括した経験が評価の軸になります

  3. コンサル・SI・自社プロダクト・ロボティクス・現場運用が1社に同居しているため、どの事業のどの役割で入るのかを面接で必ず具体化してください

  4. 同じ企業の働き方・福利厚生・社風のページも併せて読み、事業の投資局面と労働環境の実態を突き合わせて判断するのが安全です

シーオス株式会社の掲載求人(17件)

キャリビーに掲載中のシーオス株式会社の求人です。職種・勤務地で絞り込んで、転職の判断材料にしてください。

職種別の求人数

職種求人数
技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)9件
製造・技術2件
営業職2件
企画・管理2件
コンサルタント1件
専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)1件

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全17件

技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)9件

【恵比寿】カスタマーサクセスエンジニア◆物流向け自社プロダクト運用保守/リモート可・裁量大

650〜800万円 東京都 渋谷区 技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)

【恵比寿】部長候補◆SI案件統括/PM経験活かす/ロジスティクスDX推進/プライム案件100%

1000〜1500万円 東京都 渋谷区 技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)

WMS等物流業界向け自社プロダクトのエンハンス・カスタマイズ対応◆リモート中心/フルフレックス

500〜700万円 東京都 渋谷区 技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)

【自社サービス/倉庫・配送管理システム等のバックエンド開発】基本リモート勤務◆123休◆フレックス

600〜900万円 東京都 渋谷区 技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)

【恵比寿】物流DXコンサル◆構想策定・業務改善/未経験可/大手直取引/フルフレックス・在宅中心

450〜700万円 東京都 渋谷区 技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)

【恵比寿】SE◆物流向け自社WMS開発/自社プロダクト/プライム案件/フルフレックス・在宅中心

500〜700万円 東京都 渋谷区 技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)

製造・技術2件

営業職2件

企画・管理2件

コンサルタント1件

専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)1件

調査・編集方針

キャリビー編集部が、公式サイト・IR・採用情報・公開求人・口コミサイトなどの公開情報を検索し、 必要に応じてAIを補助利用して整理しています。確認できない企業固有情報は掲載せず、 転職判断に影響する条件は、各出典と応募時点の求人票で最新情報を確認してください。

出典・参考情報

本文の根拠として確認した公開情報です。制度・数値・選考内容は変更される場合があります。

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シーオス株式会社の関連ページ

よくある質問

Q.シーオス株式会社はどんな事業をしている?
A.起点は2000年8月の創立時に手がけた医療材料流通のデジタル化で、そこから通信、小売、メーカーへ領域を広げてきた。現在の収益源はロジスティクス戦略コンサルティング、システムインテグレーション、マテハンとロボティクスのエンジニアリング、物流センターのオペレーション設計・運用の4つ。従業員217名の内訳を見るとオペレーターが121名で全体の55.8%を占める。助言だけで終わらず現場の稼働そのものを引き受ける構造が、人員配置にそのまま出ている。倉庫業、一般貨物自動車運送事業、医療機器製造販売業、労働者派遣事業、有料職業紹介事業、特定建設業の許可を併せ持つ点も、システムベンダーとは異なる立ち位置を示している。
Q.シーオス株式会社の強みは?
A.倉庫業・一般貨物自動車運送事業・医療機器製造販売業・労働者派遣事業・有料職業紹介事業・特定建設業の許可を併せ持ち、システム提供と実運用を自社名義で引き受けられる。特許14件・商標25件を保有(gBizINFO)。コンサルティングを掲げる会社としては珍しく、提案の裏側に自社実装の蓄積がある。AMR「TUGBOT2」は最高速度7.2km/h、CEマーク取得、自動連結・切り離し機能を備え、統合制御ソフト「Logiler Move」と組で提供される。WMSは2004年に大手携帯キャリアで運用開始。通信・医薬品・食品・流通・小売と業種をまたいで稼働実績を重ねてきた。2019年8月9日締結のKudanとの業務資本提携により、SLAM式AGVの実証と空間知覚技術の改良を相互に回せる関係を持つ
Q.シーオス株式会社の将来性は?
A.2024年12月期に1億26万円の黒字を出した翌期に3,128万円の赤字へ振れており、ロボティクスとSaaSへの投資が当面は損益を押し下げる可能性がある。総資産が4年で約1.5倍になった一方、利益剰余金は5億5,827万円のマイナスが残るため、TUGBOT2の導入台数とXbleの継続課金がどこまで積み上がるかが分水嶺になる。物流2024年問題以降、荷主側の自動化投資は続いており需要環境は追い風だが、クラウドWMSのシェア2.0%という現在地を考えると、プロダクト単体よりも現場ごと請け負う案件の獲得力が業績を左右しやすい。
Q.シーオス株式会社の競合企業は?
A.ロジザード(ロジザードZERO、LOGISTICS TODAY調査のクラウド型WMS導入シェア56.1%で首位)、シーネット(ci.Himalayas、同調査でシェア13.3%の2位)、コマースロボティクス(Air Logi、同調査でシェア3.1%の3位) などが挙げられます。
Q.シーオス株式会社の業界でのポジションは?
A.LOGISTICS TODAYが2023年3月30日から4月28日に実施したクラウド型WMS導入調査で、シーオスの「Xble」はシェア2.0%の同率8位。首位ロジザードZEROの56.1%とは桁が違い、SaaS型WMS単体の量的シェアでは上位ベンダーに届いていない。それでも存在感が消えないのは、構想策定から設備エンジニアリング、センター運営受託までを縦に束ねる会社が少ないためで、パッケージの本数ではなく案件単価と関与期間で稼ぐ位置取りになっている。導入社数を競う土俵と、現場ごと引き受ける土俵を分けて見る必要がある。
Q.シーオス株式会社の成長戦略は?
A.直近の発表はAMR「TUGBOT2」の横展開に集中している。2026年5月12日にトヨタL&F熊本と連携して国内大手メーカーの主要工場に14台を追加導入し、2025年からの先行4台と合わせ計18台が稼働。2026年6月15日にはニチレイロジグループの川崎ファズ共配センターへ5℃帯の低温環境向けに納入した。既存の専用カートをそのまま牽引できる設計は、設備を入れ替えずに自動化したい現場を取りにいく打ち手で、ロボット単品売りではなく現場のオペレーション設計とセットで入る形を狙っている。トヨタL&F熊本のような販売網を持つ相手と組む点も、自社営業だけに頼らない拡げ方だ。
Q.シーオス株式会社の公開求人は何件ありますか?
A.シーオス株式会社は現在17件の公開求人があります。技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)・製造・技術・営業職を中心に東京都・神奈川県で募集しています。
Q.シーオス株式会社の求人の想定年収レンジは?
A.求人の想定年収は350〜1500万円(中央値600万円)です。技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)などの職種や経験年数により異なります。