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株式会社東精エンジニアリング事業内容・強み・将来性

最終更新: 2026年8月株式会社東精エンジニアリング事業内容・強み・将来性を徹底分析

株式会社東精エンジニアリングは、東証プライム上場の東京精密(証券コード7729)が全株式を保有する連結子会社で、2025年3月期の売上高は180億79百万円。東京精密グループ3社の売上合計231億69百万円のうち78%を単独で占める、グループ最大の事業会社にあたる。

事業の柱は自動計測、半導体製造装置、サービスの3つ。公式採用サイトによれば300ミリシリコンウェーハの約9割が同社の面取り機で加工されており、この分野で世界シェア首位を掲げる。

2025年8月27日には愛知県東郷町に敷地35,887.68平方メートルの名古屋工場を竣工し、グラインダ生産能力を従来比で約2倍に引き上げた。

この記事のポイント

  • 1969年4月15日設立。

    2001年に東京証券取引所市場第二部へ株式を上場したのち、2005年の株式交換で東京精密の完全子会社となり、現在は非上場。

    上場企業グループの資本基盤と、子会社としての意思決定の速さを併せ持つ位置づけにある。

  • 2025年3月期の売上高は180億79百万円、従事者は616名(東京精密サステナビリティサイトのグループ会社紹介)。

    一方、公式会社概要の従業員数は2026年3月31日現在で552人。

    集計時点と範囲が異なるため数字に幅があり、面接で正確な人員構成を確認しておきたい。

  • 親会社の東京精密は2026年3月期に売上高1,668億39百万円、営業利益337億38百万円を計上した。

    うち半導体製造装置が1,278億78百万円で全体の76.6%を占めており、同社が担うウェーハ加工装置の生産は連結業績の主戦場に直結している。

  • 国内4工場・海外3工場、国内サービス14拠点・海外7拠点を展開。

    中国、タイ、インド、インドネシア、メキシコ、米国に現地法人を置き、2004年のタイ・中国進出から20年以上かけて生産とサービスの網を広げてきた。

  • キャリビー掲載の自社求人18件はすべて正社員で、想定年収の下限平均は570万円、上限平均は約667万円。

    最高レンジは茨城県土浦市の原価管理職で700〜850万円だった。

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企業情報

企業名
株式会社東精エンジニアリング
業種
精密機器(半導体製造装置・計測機器)
本社
茨城県

株式会社東精エンジニアリングの事業概要

株式会社東精エンジニアリングは、東京精密(東証プライム・7729)が100%出資する連結子会社。自動計測、半導体製造装置、サービスの3事業を柱に、2025年3月期は売上高180億79百万円を計上した。

300ミリシリコンウェーハの約9割を加工する面取り機を手がけ、グループ内では製造とアフターサービスの実行部隊を担っている。

事業内容

創業時は東京精密製品のアフターサービスと、関連するシステム製品の販売を担う会社だった。1972年に電子部品の自動選別装置、1977年に自動車部品の自動測定選別機へと自社製品を広げ、1999年の土浦本社工場移転を機にウェーハ事業へ参入している。2002年には東京精密から自動計測機器部門を営業譲受し、現在の3事業体制の骨格ができあがった。

装置の設計から製造、客先での据付、その後の校正・保守までを自前で持つのがこの会社の形である。

事業セグメント

株式会社東精エンジニアリング自動計測事業・半導体製造装置事業・サービス事業など3事業を展開しています。

自動計測事業

自動車、工作機械、家電、エレクトロニクス各産業の生産ライン向けに、インプロセスゲージ、ポストプロセスゲージ、フィードバックシステムを開発・製造する。加工機の中で寸法を測りながら加工条件へ戻す領域で、量産ラインの歩留まりに直接効く装置群にあたる。

半導体製造装置事業

シリコンやサファイアのウェーハ面取り機と、ウェーハ剥離洗浄機を手がける。公式採用サイトは300ミリシリコンウェーハの約9割が同社の面取り機で加工されていると説明しており、世界シェア首位を掲げる数少ない製品群になっている。

サービス事業

自社製品に加え、東京精密製およびカールツァイス製の測定機の校正・修理・保守を担う。国内サービス14拠点・海外7拠点を置き、キャリビー掲載求人18件のうち9件がフィールドエンジニア職と、採用のちょうど半分をこの事業が占めている。

業績・売上

業績データ

2025年3月期の売上高は180億79百万円(東京精密サステナビリティサイトのグループ会社紹介)。同ページに載るトーセーシステムズ31億84百万円、東精ボックス19億06百万円と合わせたグループ3社合計231億69百万円に対し、同社単独で78%を占める計算になる。親会社 東京精密の2026年3月期連結売上高は1,668億39百万円で、内訳は半導体製造装置1,278億78百万円、計測機器389億60百万円だった。

株式会社東精エンジニアリングの強み

  • 1面取り機で世界シェア首位を掲げ、300ミリシリコンウェーハの約9割の加工に関与するという、狭いが極めて深いポジションを押さえている
  • 2開発・設計から製造、据付、校正・保守までを自社で完結させる体制。国内サービス14拠点・海外7拠点が装置販売後の継続収益を生む
  • 3東京精密が全株式を保有するため、設備投資が親会社の資本力に支えられる。2025年竣工の名古屋工場は延床6,725.5平方メートルで、グラインダ生産能力を約2倍に引き上げた
  • 4中国・タイ・インド・インドネシア・メキシコ・米国に現地法人を持ち、顧客の海外生産拠点にサービス網を合わせられる
  • 51969年の設立以来、自動計測と半導体を両輪にしてきた歴史があり、循環の異なる2つの需要を同時に抱えている

業界ポジション・競合

業界ポジション

東京精密グループの中で、製造とアフターサービスの実行を任された中核会社という位置づけになる。グループ3社の売上合計の78%を単独で占め、従事者616名もグループ最大。市場での顔は親会社のACCRETECHブランドだが、実際に装置を組み上げ、客先で立ち上げ、保守しているのはこの会社という構図である。

裏を返せば製品戦略や価格の決定権は親会社側にあり、そこがキャリアの自由度をどう左右するかは見ておきたい点になる。

主な競合企業ディスコ(半導体後工程の研削・切断装置大手。三井住友DSアセットマネジメントの2025年12月付レポートではグラインダの、東京エレクトロン(前工程装置の国内最大手。ハイブリッドボンディング関連の開発にも着手しており、後工程領域での競合度が上が、カールツァイス(三次元測定機の世界的メーカー。ただし同社にとっては競合というより、公式サイトが校正・修理の対象機種として

成長戦略

株式会社東精エンジニアリングの成長戦略

直近の打ち手は明快で、半導体製造装置の生産能力増強である。2025年8月27日に竣工した名古屋工場は敷地35,887.68平方メートル、延床6,725.5平方メートルの地上2階建てで、ハイブリッドボンディング用グラインダを主軸に、Si用バックグラインダ、剥離洗浄機、専用測定機を製造する。同じ建物に精密測定技術を学べる中部計測センターを併設した点が興味深い。

自動車産業が集積する中部エリアで生産能力と顧客接点を一体化させる設計は、装置の売り切りではなく保守込みで稼ぐ構造を強める狙いと読める。

将来性

親会社 東京精密の2027年3月期計画は売上高1,815億円、営業利益400億円。前期実績1,668億39百万円・337億38百万円に対して、それぞれ8.8%増・18.6%増を見込む水準になる。生成AI関連のHBM需要が半導体製造装置を押し上げている局面であり、名古屋工場で立ち上がるハイブリッドボンディング用グラインダはその中心にある装置だ。

一方で自動計測事業が向き合う自動車の量産ラインは電動化による部品構成の変化を受けるため、事業ごとに追い風の強さは異なってくる。

入社理由

株式会社東精エンジニアリングへの入社理由として「半導体前工程の中でも面取りという狭い領域で世界首位を掲げる製品に、設計・製造・保守のどの入口からでも関われる」など5件が挙げられています。

入社の決め手

  • 半導体前工程の中でも面取りという狭い領域で世界首位を掲げる製品に、設計・製造・保守のどの入口からでも関われる
  • 名古屋工場の立ち上げ期にあたるため、新しい生産ラインの工程構築という、既存工場では回ってきにくい仕事に触れられる
  • 掲載18件のうち9件がフィールドエンジニアで、山形から熊本まで17都府県に勤務地がある。地元を離れずに製造業の技術職を続けたい人には選択肢が広い
  • 賞与は年2回(7月・12月)、昇給は年1回(4月)。求人票には賞与実績6.5か月(土浦の社内SE)という記載もあり、上場グループ水準で支給されている
  • 自動計測と半導体という循環の異なる2事業を抱えるため、単一市場に依存する装置メーカーより業績の振れ幅は抑えられていると見られる

リスク・課題

把握しておくべきリスク

  • 売上の相当部分が親会社 東京精密からの生産委託に依存する構造で、親会社の受注が落ち込めば工場の稼働が直撃を受ける
  • 半導体製造装置は投資循環の振れが大きい。2026年3月期は生成AI需要で好調だったが、需要が一巡した局面での稼働率維持は課題になりうる
  • 口コミサイト(エン カイシャの評判、就活会議)では昇進判断の不透明さや管理職のマネジメントへの不満が退職理由として繰り返し挙がっている。組織運営面は入社前に確認しておきたい

まとめ: 株式会社東精エンジニアリング事業内容・強み・将来性

  1. 半導体後工程の装置需要に業績が連動する構造なので、応募前に親会社 東京精密のIR資料で半導体製造装置セグメントの受注動向を確認しておくと、入社後の環境が読みやすくなる。

  2. 名古屋工場の稼働で愛知県東郷町の採用が増えている。

    掲載18件のうち愛知は4件、茨城は9件。

    勤務地によって担当製品が自動計測寄りか半導体装置寄りかが変わるため、応募職種の配属工場を必ず確認する。

  3. 採用メッセージの軸は「テイカーではなくギバーであれ」。

    自ら課題を見つけて動いた経験を、装置の立ち上げやサービス現場の文脈に置き換えて語れるよう準備しておきたい。

  4. 同社の福利厚生ページや働き方ページも併せて読み、年間休日122日といった条件面と事業構造の理解をセットで整理しておくと、志望動機の説得力が変わる。

株式会社東精エンジニアリングの掲載求人(18件)

キャリビーに掲載中の株式会社東精エンジニアリングの求人です。職種・勤務地で絞り込んで、転職の判断材料にしてください。

職種別の求人数

職種求人数
技術職(機械・電気)13
企画・管理2
技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)2
製造・技術1

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18

技術職(機械・電気)13

【茨城/神立】フィールドエンジニア(三次元測定機)◇東京精密G/週1ノー残業/1時間単位の休暇有

600〜700万円 茨城県 土浦市 技術職(機械・電気)

【愛知/東郷町】フィールドエンジニア(三次元測定機)◇東京精密G/週1ノー残業/1時間単位の休暇有

550〜650万円 愛知県 愛知郡東郷町 技術職(機械・電気)

【愛知/東郷町】フィールドエンジニア(自動計測機器)◇東京精密G/週1ノー残業/1時間単位の休暇有

550〜600万円 愛知県 愛知郡東郷町 技術職(機械・電気)

【茨城/土浦】自動計測機器の製造・検査(リーダー候補)◇工程管理や納期管理業務メイン/東京精密G

600〜700万円 茨城県 土浦市 技術職(機械・電気)

【大阪/吹田】フィールドエンジニア(三次元測定機)◇東京精密G/週1ノー残業/1時間単位の休暇有

550〜650万円 大阪府 技術職(機械・電気)

【福岡市】フィールドエンジニア(三次元測定機)◇東京精密G/航空・宇宙事業にも使用された

500〜550万円 福岡県 福岡市中央区 技術職(機械・電気)

企画・管理2

技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)2

製造・技術1

出典・参考情報

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株式会社東精エンジニアリングの関連ページ

よくある質問

Q.株式会社東精エンジニアリングはどんな事業をしている?
A.創業時は東京精密製品のアフターサービスと、関連するシステム製品の販売を担う会社だった。1972年に電子部品の自動選別装置、1977年に自動車部品の自動測定選別機へと自社製品を広げ、1999年の土浦本社工場移転を機にウェーハ事業へ参入している。2002年には東京精密から自動計測機器部門を営業譲受し、現在の3事業体制の骨格ができあがった。装置の設計から製造、客先での据付、その後の校正・保守までを自前で持つのがこの会社の形である。
Q.株式会社東精エンジニアリングの強みは?
A.面取り機で世界シェア首位を掲げ、300ミリシリコンウェーハの約9割の加工に関与するという、狭いが極めて深いポジションを押さえている。開発・設計から製造、据付、校正・保守までを自社で完結させる体制。国内サービス14拠点・海外7拠点が装置販売後の継続収益を生む。東京精密が全株式を保有するため、設備投資が親会社の資本力に支えられる。2025年竣工の名古屋工場は延床6,725.5平方メートルで、グラインダ生産能力を約2倍に引き上げた。中国・タイ・インド・インドネシア・メキシコ・米国に現地法人を持ち、顧客の海外生産拠点にサービス網を合わせられる。1969年の設立以来、自動計測と半導体を両輪にしてきた歴史があり、循環の異なる2つの需要を同時に抱えている
Q.株式会社東精エンジニアリングの将来性は?
A.親会社 東京精密の2027年3月期計画は売上高1,815億円、営業利益400億円。前期実績1,668億39百万円・337億38百万円に対して、それぞれ8.8%増・18.6%増を見込む水準になる。生成AI関連のHBM需要が半導体製造装置を押し上げている局面であり、名古屋工場で立ち上がるハイブリッドボンディング用グラインダはその中心にある装置だ。一方で自動計測事業が向き合う自動車の量産ラインは電動化による部品構成の変化を受けるため、事業ごとに追い風の強さは異なってくる。
Q.株式会社東精エンジニアリングへの入社理由で多いものは?
A.半導体前工程の中でも面取りという狭い領域で世界首位を掲げる製品に、設計・製造・保守のどの入口からでも関われる、名古屋工場の立ち上げ期にあたるため、新しい生産ラインの工程構築という、既存工場では回ってきにくい仕事に触れられる、掲載18件のうち9件がフィールドエンジニアで、山形から熊本まで17都府県に勤務地がある。地元を離れずに製造業の技術職を続けたい人には選択肢が広い などが挙げられます。
Q.株式会社東精エンジニアリングの競合企業は?
A.ディスコ(半導体後工程の研削・切断装置大手。三井住友DSアセットマネジメントの2025年12月付レポートではグラインダの、東京エレクトロン(前工程装置の国内最大手。ハイブリッドボンディング関連の開発にも着手しており、後工程領域での競合度が上が、カールツァイス(三次元測定機の世界的メーカー。ただし同社にとっては競合というより、公式サイトが校正・修理の対象機種として などが挙げられます。
Q.株式会社東精エンジニアリングの業界でのポジションは?
A.東京精密グループの中で、製造とアフターサービスの実行を任された中核会社という位置づけになる。グループ3社の売上合計の78%を単独で占め、従事者616名もグループ最大。市場での顔は親会社のACCRETECHブランドだが、実際に装置を組み上げ、客先で立ち上げ、保守しているのはこの会社という構図である。裏を返せば製品戦略や価格の決定権は親会社側にあり、そこがキャリアの自由度をどう左右するかは見ておきたい点になる。
Q.株式会社東精エンジニアリングの成長戦略は?
A.直近の打ち手は明快で、半導体製造装置の生産能力増強である。2025年8月27日に竣工した名古屋工場は敷地35,887.68平方メートル、延床6,725.5平方メートルの地上2階建てで、ハイブリッドボンディング用グラインダを主軸に、Si用バックグラインダ、剥離洗浄機、専用測定機を製造する。同じ建物に精密測定技術を学べる中部計測センターを併設した点が興味深い。自動車産業が集積する中部エリアで生産能力と顧客接点を一体化させる設計は、装置の売り切りではなく保守込みで稼ぐ構造を強める狙いと読める。
Q.株式会社東精エンジニアリングの公開求人は何件ありますか?
A.株式会社東精エンジニアリングは現在18件の公開求人があります。技術職(機械・電気)・企画・管理・技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)を中心に茨城県・愛知県で募集しています。
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