株式会社FCEの事業内容・強み・将来性
最終更新: 2026年8月 | 株式会社FCEの事業内容・強み・将来性を徹底分析
株式会社FCEは、DX推進事業(RPA「ロボパットDX」)と教育研修事業(eラーニング「Smart Boarding」等)を展開する東証スタンダード上場企業(証券コード9564)である。2025年9月期の連結売上高は60.9億円(前年同期比+21.8%)、営業利益9.1億円(同+26.4%)と、2022年10月の上場以来増収増益を継続している。
2026年9月期は売上高68.0億円(同+11.5%)を見込んでおり、2025年10月に新設したAIエージェント事業を新たな成長領域として育てる方針を示している。
この記事のポイント
DX推進事業のセグメント売上高は34.3億円(前年同期比+29.9%)、Robo-Pat DXの導入企業数は1,834社(2025年9月末時点)。
教育研修事業のセグメント売上高は25.9億円(同+13.2%)、Smart Boardingの直販導入企業数は807社(同+26.3%)。
ストック型売上比率は80%、SaaS型ビジネス比率は65%と、継続収益の高いビジネスモデルを持つ。
2026年9月期は売上高68.0億円(同+11.5%)、経常利益11.6億円(同+25.4%)を見込んでいる(同社公表の業績予想)。

企業情報
- 企業名
- 株式会社FCE
- 本社
- 東京都
- 上場
- 東証スタンダード(9564)
株式会社FCEの事業概要
株式会社FCEはDX推進事業と教育研修事業の2本柱で、上場以来増収増益を継続している成長企業である。
事業内容
東京都新宿区に本社を置く東証スタンダード上場企業(証券コード9564、設立2017年4月21日、グループ創業2004年2月19日)。DX推進事業ではRPA商品「ロボパットDX」を中心に企業のデジタル変革を支援し、教育研修事業では人財育成コンサルティングや研修、eラーニング「Smart Boarding」、学習塾・学校向けの経営支援等を展開している。
事業セグメント
株式会社FCEはDX推進事業・教育研修事業など2事業を展開しています。
DX推進事業
56%RPA商品「ロボパットDX」を中心とした企業のデジタル変革支援。2025年9月期のセグメント売上高は34.3億円(前年同期比+29.9%)で、導入企業数は1,834社(2025年9月末時点)、MRRは3.1億円、ARPUは16.6万円。
教育研修事業
43%人財育成コンサルティング・研修、eラーニング「Smart Boarding」等。2025年9月期のセグメント売上高は25.9億円(前年同期比+13.2%)で、Smart Boardingの直販導入企業数は807社(前年比+26.3%)。
業績・売上
業績データ
2025年9月期の連結売上高は60.9億円(前年同期比+21.8%)、営業利益9.1億円(同+26.4%)、経常利益9.3億円(同+30.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益6.6億円(同+31.9%)。2022年10月の上場以来増収増益を継続しており、売上高は21/9期35.2億円から25/9期60.9億円まで拡大した。2026年9月期は売上高68.0億円(同+11.5%)、経常利益11.6億円(同+25.4%)を見込んでいる(同社公表の業績予想)。
株式会社FCEの強み
- 1ストック型売上比率が全体の80%を占め、経営の安定性が高い(2025年9月期)
- 2SaaS型ビジネス(ロボパットDX・Smart Boarding)が売上の65%を占め、MRRは3.58億円(前年比+24.7%)
- 32022年10月の上場以来、増収増益を継続(25/9期は売上高+21.8%、営業利益+26.4%)
- 4Robo-Pat DXの導入企業数は1,834社(2025年9月末時点、中期目標達成率105.4%)
- 5Great Place to Work Institute Japanの「働きがいのある会社」ランキングで14年連続ベストカンパニーに選出(同社公表)
業界ポジション・競合
主な競合企業
UiPath、WinActor(NTTグループ)
成長戦略
株式会社FCEの成長戦略
2025年10月に新設したAIエージェント事業を新たな成長領域と位置付け、既存事業ではAI機能・コンテンツ戦略の強化を進める方針を示している(同社決算資料ベース)。2026年9月期は増収に加え、人財採用や広告宣伝への先行投資を行いながら増益・利益率向上を見込む。
将来性
2026年9月期の業績予想は売上高68.0億円(前年比+11.5%)、経常利益11.6億円(同+25.4%)で、AIエージェント事業関連の人件費・広告宣伝費(合計約1億円)を織り込んだ計画になっている。AIエージェント事業自体の売上はまだ予想に含まれておらず、進捗に応じて今後反映される見通し(同社公表)。
リスク・課題
把握しておくべきリスク
- RPA市場は主要な競合が複数存在する分野で、比較情報サイトではUiPathやNTTグループのWinActorなどが挙げられており、価格・機能面での競争が続く可能性がある
- 社員クチコミでは「業界として成熟期に入り牌の取り合い」という声もあり、事業環境の変化への対応が課題として意識されている
まとめ: 株式会社FCEの事業内容・強み・将来性
上場以来の増収増益基調と高いストック売上比率は、事業の安定性を測る材料として押さえておきたい。
2025年10月新設のAIエージェント事業がどこまで育つかが、今後の成長ドライバーとして注目点になる。
RPA市場にはUiPathやWinActorなど競合も存在するため、ロボパットDXの差別化ポイントを理解しておくと選考でも役立つ。
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