株式会社カーブスジャパンの事業内容・強み・将来性
最終更新: 2026年8月 | 株式会社カーブスジャパンの事業内容・強み・将来性を徹底分析
株式会社カーブスジャパンは、女性だけの30分健康フィットネス「カーブス」の国内フランチャイズ本部を担う会社です。2005年2月設立、資本金1億円、本社は東京都港区芝浦3-9-1 芝浦ルネサイトタワー11F。
全国の店舗を直接運営する会社ではなく、約360社の加盟企業と直営店を支える本部機能に特化しています。
グループの数字で見ると規模がつかみやすくなります。親会社カーブスホールディングス(東証プライム・7085)の2026年8月期第3四半期累計は売上高315億70百万円で前年同期比13.8%増、営業利益61億50百万円で22.0%増。
国内カーブスの店舗数は2,005店舗、会員数は89.0万人(いずれも2026年5月末)まで伸びています。
この記事のポイント
カーブスジャパンは国内フランチャイズ本部事業を担当し、直営店の運営はグループ会社の株式会社ハイ・スタンダードが担います。
どちらの法人に応募するかで仕事の中身が変わります。
2026年8月期第3四半期累計は売上高315億70百万円(前年同期比13.8%増)、営業利益61億50百万円(22.0%増)で、営業利益率は19.5%まで上がりました。
国内チェーン売上高689.0億円のうち、会費・入会金が495.6億円、会員向け物販が193.4億円。
物販は前年同期比14.8%増と、会費(5.7%増)を大きく上回るペースで伸びています。
中期ビジョンでは2030年8月期に連結売上高560億円・営業利益103億円、2035年8月期のコミットメントとして780億円・180億円(営業利益率23%)を掲げています。
JCSI(日本版顧客満足度指数)調査ではフィットネスクラブ業種で11年連続1位。
同業種における最長の連続受賞記録です。

企業情報
- 企業名
- 株式会社カーブスジャパン
- 業種
- フィットネス(フランチャイズ本部)
- 本社
- 東京都
株式会社カーブスジャパンの事業概要
カーブスジャパンは「女性だけの30分健康フィットネス カーブス」の国内フランチャイズ本部事業を担う会社で、直営店運営はグループ会社ハイ・スタンダードが分担しています。グループ連結(カーブスホールディングス)の2026年8月期第3四半期累計は売上高315億70百万円・営業利益61億50百万円と、いずれも同期間の過去最高。
国内店舗は2,005店舗、会員数89.0万人に達しています。
事業内容
収益源は、加盟企業から受け取るロイヤルティなどのフランチャイズ収入と、会員向け物販です。会社自身が店舗を運営して会費を集める構造ではなく、約360社の加盟企業が運営する1,922店舗と直営83店舗のチェーン全体を、出店支援・教育・商品開発・販促で支えるモデルになっています。だからこそ本部の求人には、店舗開発、営業推進、社内SE、商品開発、物流・貿易事務、販促制作といった裏方職種が並びます。
カーブス本体に加え、男性向けの「30分 予約不要 サポート付きジム メンズ・カーブス」が37店舗、「からだ動き回復センター ピント・アップ」が47店舗、欧州カーブスが126店舗(イギリス・イタリア・スペインほか計8ヶ国)まで広がっています。
事業セグメント
株式会社カーブスジャパンは会費・入会金(国内カーブス)・会員向け物販・新業態(メンズ・カーブス/ピント・アップ)など4事業を展開しています。
会費・入会金(国内カーブス)
チェーン売上高689.0億円の約72%2,005店舗・89.0万会員から生まれる月会費と入会金。2026年8月期第3四半期累計のチェーン売上ベースで495.6億円、前年同期比5.7%増。2025年9月に新規会員、2026年4月に既存会員へ税別300円の会費改定を実施し、単価が上がっている
会員向け物販
チェーン売上高689.0億円の約28%プロテインや機能性表示食品「ヘルシービューティ」などを店舗のインストラクター経由で提案する定期購入モデル。同期間で193.4億円、前年同期比14.8%増と会費を上回る伸び。定期便契約者数は第3四半期末で過去最高
新業態(メンズ・カーブス/ピント・アップ)
男性向けの「メンズ・カーブス」は第3四半期累計で12店舗を新規出店し総数37店舗、「からだ動き回復センター ピント・アップ」は10店舗出店し総数47店舗。2030年8月期にはそれぞれ180店舗・380店舗を計画する成長ドライバー
海外事業
2019年7月に欧州のFC本部事業を買収し、欧州を重点地域と位置づけている。2026年3月末時点で8ヶ国126店舗。決算期のずれにより2ヶ月遅れで連結に取り込まれる
業績・売上
業績データ
カーブスジャパン単体の業績は公表されていません。以下は親会社である株式会社カーブスホールディングス(東証プライム・証券コード7085)の連結業績です。連結売上高は2024年8月期354億65百万円、2025年8月期375億66百万円(前期比5.9%増)と推移し、2026年8月期は通期予想423億円(12.6%増)を据え置いています。
営業利益は2024年8月期54億58百万円、2025年8月期63億42百万円(16.2%増)、2026年8月期予想77億円(21.4%増)。第3四半期累計時点の営業利益率は19.5%で、前年同期の18.2%から1.3ポイント改善しました。売上の伸びを上回る速度で利益が伸びているのは、価格改定による単価向上と物販比率の上昇が効いているためです。
株式会社カーブスジャパンの強み
- 1JCSI調査でフィットネスクラブ業種11年連続1位。顧客期待・知覚品質・顧客満足・推奨意向・ロイヤルティの5項目と、感動・失望・CSRの3指標すべてで1位という結果
- 2約360社の加盟企業を抱えるFCモデルで、出店の資本負担を本部が負わずにチェーン規模を拡大できる。加盟企業アンケートでは満足と答えた割合が99%
- 31店舗30分・予約不要という運営を標準化し、コーチ約8,000名に初期研修200時間超と月22時間の継続トレーニングを課すことで品質のばらつきを抑えている
- 4会費だけに頼らない収益構造。会員向け物販が第3四半期累計で193.4億円、前年同期比14.8%増と会費を上回る速度で伸びている
- 5特許・意匠・商標をあわせて56件を保有し、独自開発の運動器具と運動プログラムを権利面でも囲い込んでいる
業界ポジション・競合
| 業界ポジション | 帝国データバンクの業界動向調査によれば、国内フィットネス市場は2024年度に7,100億円と過去最高を更新し、大手15社の店舗数は6,500店前後まで増えました。増加分の多くはchocoZAPに代表される低価格・24時間型が押し上げたものです。カーブスはこの潮流とは別の場所に立っています。 競合が価格と営業時間で戦うのに対し、カーブスは女性・シニア層に対象を絞り、30分・予約不要・スタッフ常駐という接客前提の運営で単価と継続率を取りにいく設計です。会員数89.0万人という規模は、chocoZAPの111.3万人に次ぐ水準にありながら、収益構造はまったく異なります。 |
|---|---|
| 主な競合企業 | RIZAPグループ(chocoZAP。2026年3月時点で1,862店舗・会員111.3万人)、Fast Fitness Japan(エニタイムフィットネス。2025年3月末で1,194店舗)、ルネサンス(総合型フィットネスクラブ)、セントラルスポーツ(総合型フィットネスクラブ)、コナミスポーツ(総合型フィットネスクラブ) |
成長戦略
株式会社カーブスジャパンの成長戦略
2030年8月期・2035年8月期の中期ビジョンでは、全業態合計で2030年に店舗2,600・会員120万人・チェーン売上1,300億円、2035年のコミットメントとして店舗3,150・会員140万人・チェーン売上1,800億円を掲げています。連結業績では2030年に売上高560億円・営業利益103億円(利益率18%)、2035年に780億円・180億円(同23%)。注目すべきは、カーブス本体の店舗数目標が2030年2,100店・2035年2,100〜2,200店とほぼ横ばいに置かれている点です。
成長の主軸は新規出店ではなく、1店舗あたりの会員数と物販の積み上げ、そしてメンズ・カーブスとピント・アップの多店舗展開に振られています。財務指標としては営業利益・EBITDA・フリーキャッシュフローの年平均成長率10%以上、ROIC12%以上の維持と15%到達を基準に据えています。
将来性
会員数の伸びが実績で裏づけられている点は強い材料です。2026年8月期第3四半期末の89.0万人は前年同期比4.7万人の純増で、しかも4月に既存会員の会費を税別300円引き上げた直後にこの水準を保っています。決算短信は価格改定の退会率への影響が軽微だったと説明しており、値上げ耐性のある顧客基盤を持つことを示しました。
一方で、カーブス本体の店舗数を横ばいに置く計画である以上、今後の成長は1店舗あたりの深掘りに依存します。労働生産性の向上と人的資本投資を同時に回すという方針が、実際に現場で機能するかが5年後の姿を決めます。
入社理由
株式会社カーブスジャパンへの入社理由として「店舗を持たない本部側から、2,005店舗・89.0万会員という規模のチェーンに打ち手を効かせられる。個店ではなくチェーン全体を動かす仕事になる」など5件が挙げられています。
入社の決め手
- 店舗を持たない本部側から、2,005店舗・89.0万会員という規模のチェーンに打ち手を効かせられる。個店ではなくチェーン全体を動かす仕事になる
- 物販が会費を上回る速度で伸びており、商品開発・物流・販促の職種が事業成長の中心線上にある。当サイト掲載求人でも栄養補助食品の開発・研究が想定年収600万〜800万円と最上位
- 東証プライム上場グループでありながら、加盟企業と直営を合わせた現場が全国にあり、企画と現場の距離が近い
- 健康寿命の延伸という社会課題を、CSRではなく本業の収益構造そのもので扱っている
- 月会費改定で得た追加収益の大半を賃金アップと働きやすさ改善に投じる方針が、統合報告書で明文化されている
リスク・課題
把握しておくべきリスク
- 会費価格改定の影響が長期でどう出るか。第3四半期時点では退会率への影響は軽微とされているが、値上げの効果が薄れる局面での退会動向は要注視
- chocoZAPなど低価格・24時間型ジムの拡大により、フィットネス利用の価格基準そのものが下がるリスク
- カーブス本体の店舗数を横ばいに置く計画のため、成長がメンズ・カーブスとピント・アップという相対的に小規模な新業態の立ち上がりに依存する
まとめ: 株式会社カーブスジャパンの事業内容・強み・将来性
応募前に、カーブスジャパン(FC本部)とハイ・スタンダード(直営店運営)のどちらの求人かを確認する。
同じカーブスでも職務も評価軸も別物になる。
物販が会費を上回る速度で伸びている点は、商品開発・物流・マーケティング職の重要度が上がっていることを意味する。
当サイト掲載求人でも栄養補助食品の開発・研究が想定年収600万〜800万円と最上位に位置している。
2035年に営業利益率23%という目標を、店舗数1.5倍ではなく1人当たり生産性で取りにいく構図を理解しておくと、DXや業務改善の職種で話が噛み合う。
リスク側では、価格改定後の退会率とコンビニジム型の低価格競合をどう見るかを、自分の仮説として持って面接に臨む。
株式会社カーブスジャパンの掲載求人(18件)
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求められるスキル TOP1
職種別の求人数
| 職種 | 求人数 |
|---|---|
| 技術職(食品・香料・飼料) | 3件 |
| 販売・サービス職 | 3件 |
| 事務・アシスタント | 3件 |
| 技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア) | 2件 |
| その他 | 1件 |
| 企画・マーケティング | 1件 |
| 事務・管理 | 1件 |
| 営業職 | 1件 |
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全18件
技術職(食品・香料・飼料)3件
販売・サービス職3件
事務・アシスタント3件
技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)2件
その他1件
企画・マーケティング1件
事務・管理1件
営業職1件
技術職・専門職(建設・建築・不動産・プラント・工場)1件
企画・管理1件
クリエイター・クリエイティブ職1件
出典・参考情報
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