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株式会社CyberACE(サイバーエージェントグループ)の事業内容・強み・将来性

ページ表示時点: 2026年9月 | 公開情報の確認日は各出典を参照

軸足はインターネット広告の運用代行だが、事業の組み立ては純粋な代理店とは少し違う。グループが開発した極AIシリーズ(極予測AI・極予測TD・極予測LP)をクライアントへ提供し、クリエイティブの検証サイクルを高速化する役回りを担う。

加えて計測基盤やモニタリング環境の構築まで自社で引き受け、広告を出す前段のデータ整備から入る。さらにチャットコマースのCARUを自前で開発しており、受託と自社プロダクトの両輪を持つ構造になっている。

CyberACE単体の売上高と利益は公表されていない。非上場のうえサイバーエージェント100%子会社であり、有価証券報告書での単体開示義務がないためだ。

参照できるのは親会社サイバーエージェント(東証プライム・証券コード4751)の連結数値で、2025年9月期は売上高874,030百万円(前期801,236百万円、9.1%増)、営業利益71,702百万円(前期40,083百万円、78.9%増)。このうちインターネット広告事業の外部顧客売上高は438,811百万円で連結の50.2%を占める。

ただしセグメント利益は17,602百万円と前期の20,457百万円から14.0%減っており、増収減益だ。連結全体の大幅増益はゲーム事業のセグメント利益60,063百万円が牽引したもので、広告事業の稼ぎが伸びた結果ではない。

この記事のポイント

  • Meta Agency First Awards Japan 2025でBest Solution Award シグナル部門を受賞。

    Signals GatewayのAPAC初事例を創出した点が評価された

  • CyberACE単体の売上高と利益は公表されていない。

    非上場のうえサイバーエージェント100%子会社であり、有価証券報告書での単体開示義務がないためだ。

    参照できるのは親会社サイバーエージェント(東証プライム・証券コード4751)の連結数値で、2025年9月期は売上高874,030百万円(前期801,236百万円、9.1%増)、営業利益71,702百万円(前期40,083百万円、78.9%増)

  • グループ内での立ち位置がこの会社を理解する鍵になる。

    親会社サイバーエージェントの広告事業が大手ナショナルクライアントを主戦場にするのに対し、CyberACEは予算規模を限定せず幅広い事業主を担当する設計になっている。

    ミッションに掲げるWeb広告業界の業界地図を塗り替えるという言葉も、大手だけが最先端の広告手法にアクセスできる現状を崩す意図と読める

  • 注意して読むべきは親会社の見通しだ。

    サイバーエージェントの2026年9月期連結業績予想は売上高880,000百万円(0.7%増)に対し、営業利益50,000〜60,000百万円で前期比30.3〜16.3%の減益を見込む。

    これはあくまで会社予想であって実績ではない。

    広告セグメントが2025年9月期に既に増収減益となっていることを踏まえると、代理店マージンの圧縮は続く前提で考えたほうがよい

  • 親会社連結のインターネット広告事業は2025年9月期に増収減益(セグメント利益204億5,700万円から176億200万円へ14.0%減)。

    代理店の収益性が締まっている

企業情報

企業名
株式会社CyberACE(サイバーエージェントグループ)
本社
東京都

株式会社CyberACE(サイバーエージェントグループ)の事業概要

株式会社CyberACEはサイバーエージェント100%出資のインターネット広告会社で、2018年5月設立、資本金1億5千万円。デジタルマーケティング、クリエイティブ制作支援、データ活用、リスキリング事業の4領域を持ち、2025年11月にMeta Agency First Awards Japan 2025のBest Solution Award シグナル部門を受賞している。

事業内容

軸足はインターネット広告の運用代行だが、事業の組み立ては純粋な代理店とは少し違う。グループが開発した極AIシリーズ(極予測AI・極予測TD・極予測LP)をクライアントへ提供し、クリエイティブの検証サイクルを高速化する役回りを担う。加えて計測基盤やモニタリング環境の構築まで自社で引き受け、広告を出す前段のデータ整備から入る。

さらにチャットコマースのCARUを自前で開発しており、受託と自社プロダクトの両輪を持つ構造になっている。

事業セグメント

株式会社CyberACE(サイバーエージェントグループ)はデジタルマーケティング・クリエイティブ制作支援・データ活用など、4つの事業領域を展開しています。

デジタルマーケティング

インターネット広告国内トップシェアであるサイバーエージェントのアセットを活用し、予算規模を限定せずに広告運用と戦略立案を担う。アカウントプランナー、広告運用コンサルタント、ストラテジックプランナーが主な担い手。

クリエイティブ制作支援

グループ開発の極AIシリーズを全顧客に提供し、クリエイティブのPDCAにかかる時間とコストを削減する。LPデザイン、バナー、インバナー動画、セールスライティングまで社内で制作する体制を持つ。

データ活用

施策と効果を正確に可視化するため、データの計測からモニタリング基盤の構築までを一気通貫で支援する。Meta のConversions APIやSignals Gatewayの導入実績がこの領域の中核にある。

リスキリング事業

視聴型と実践型を組み合わせた独自パッケージで、サイバーエージェントグループのAIナレッジと育成システムを外部企業向けに提供する。広告運用の受託とは別の収益源として立ち上げた新領域。

業績・売上

公表されている業績情報

CyberACE単体の売上高と利益は公表されていない。非上場のうえサイバーエージェント100%子会社であり、有価証券報告書での単体開示義務がないためだ。参照できるのは親会社サイバーエージェント(東証プライム・証券コード4751)の連結数値で、2025年9月期は売上高874,030百万円(前期801,236百万円、9.1%増)、営業利益71,702百万円(前期40,083百万円、78.9%増)。

このうちインターネット広告事業の外部顧客売上高は438,811百万円で連結の50.2%を占める。ただしセグメント利益は17,602百万円と前期の20,457百万円から14.0%減っており、増収減益だ。連結全体の大幅増益はゲーム事業のセグメント利益60,063百万円が牽引したもので、広告事業の稼ぎが伸びた結果ではない。

株式会社CyberACE(サイバーエージェントグループ)の強み

  • 1Meta Agency First Awards Japan 2025でBest Solution Award シグナル部門を受賞。Signals GatewayのAPAC初事例を創出した点が評価された
  • 22025年1〜9月の期間で、国内対象Agencyのなかでトップレベルのコンバージョン API 導入率を達成している
  • 3極予測AI・極予測TD・極予測LPというグループ開発のAIクリエイティブ群を、自社のすべての顧客に提供できる立場にある
  • 4チャットコマースのCARUを内製し、Go言語とGCPでAIエージェント機能まで自社開発している
  • 52025年下半期のLPO AWARDで金賞を受賞。ランディングページ最適化の実装力が外部から評価されている

業界ポジション・競合

業界ポジション

グループ内での立ち位置がこの会社を理解する鍵になる。親会社サイバーエージェントの広告事業が大手ナショナルクライアントを主戦場にするのに対し、CyberACEは予算規模を限定せず幅広い事業主を担当する設計になっている。ミッションに掲げるWeb広告業界の業界地図を塗り替えるという言葉も、大手だけが最先端の広告手法にアクセスできる現状を崩す意図と読める。

福岡支社を置き、アカウントプランナー、セールスライター、バナーデザイナー、動画エディターの4職種を現地で採用している点も、東京の大口案件だけを追う代理店とは違う地域展開の意思を示している。

主な競合企業サイバーエージェント本体の広告事業(CyberAgent AD.AGENCY)。同一グループ内でクライアント規模帯を分け、株式会社セプテーニ。運用型広告に強みを持つ独立系のデジタル広告代理店、株式会社オプト(デジタルホールディングス)。データ活用と広告運用を組み合わせる点で領域が重なる、株式会社アイレップ(博報堂DYグループ)。検索連動型広告とデータマーケティングで競合する、事業会社のインハウス運用チーム。広告主が自社で運用に切り替える動きは代理店にとって直接の代替となる

成長戦略

株式会社CyberACE(サイバーエージェントグループ)が公表している方向性

打ち手はAIの実装に寄っている。2026年7月1日に広告配信運用AIエージェント「効果おまかせAI」を発表し、運用工数そのものをソフトウェアへ移す方向に踏み出した。2026年2月5日にはデジタル産業の企業とリーダーが集まる完全紹介制のAIコミュニティ「AI Digital Community」を始動させ、案件獲得の前段にあるネットワーク形成にも投資している。

人材面ではリスキリング事業を第4の柱として立て、広告運用の受託収入とは別の収益源を育てる構えだ。バックエンドエンジニアの募集要件に顧客との会話をAIが完結させるAIエージェント機能の開発が挙がっており、営業活動そのものの自動化まで射程に入っている。

将来性を見るポイント

注意して読むべきは親会社の見通しだ。サイバーエージェントの2026年9月期連結業績予想は売上高880,000百万円(0.7%増)に対し、営業利益50,000〜60,000百万円で前期比30.3〜16.3%の減益を見込む。これはあくまで会社予想であって実績ではない。

広告セグメントが2025年9月期に既に増収減益となっていることを踏まえると、代理店マージンの圧縮は続く前提で考えたほうがよい。CyberACEがAIエージェントと自社プロダクトへ資源を振り向けているのは、この構造変化に対する具体的な応答と見るのが自然だ。

リスク・課題

転職前に確認したい事業上の論点

  • 親会社連結のインターネット広告事業は2025年9月期に増収減益(セグメント利益204億5,700万円から176億200万円へ14.0%減)。代理店の収益性が締まっている
  • 広告運用の自動化が進むほど、運用代行そのものの付加価値は下がる。効果おまかせAIのような自社施策が自社の受託収入を侵食する構図を内包している
  • CyberACE単体の売上・利益・従業員数が非公開のため、応募者が会社の体力を数字で検証する手段が限られる

まとめ: 株式会社CyberACE(サイバーエージェントグループ)の事業内容・強み・将来性

  1. CyberACE単体の売上高・利益は非公開。

    判断材料になるのは親会社の広告セグメント数値なので、連結と子会社単体を混同せずに読む

  2. 選考では、担当することになるクライアントの規模帯を必ず確認する。

    親会社本体とCyberACEでは相手にする事業主の予算レンジが違う

  3. 広告運用の職種を志望するなら、Meta関連のシグナル領域とCAPI導入の実績が同社の差別化ポイント。

    ここに関われるチームかどうかで得られる経験値が変わる

  4. AI活用の内製比率を知りたいなら、CARUの開発チームと広告運用側の連携状況を面接で聞くとよい。

    技術者採用ではGoとGCPの実務経験3年以上が入口条件になっている

株式会社CyberACE(サイバーエージェントグループ)の掲載求人(16件)

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職種別の求人数

職種求人数
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技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)1件

企画・マーケティング1件

企画・管理1件

調査・編集方針

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出典・参考情報

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よくある質問

Q.株式会社CyberACE(サイバーエージェントグループ)はどんな事業をしている?
A.軸足はインターネット広告の運用代行だが、事業の組み立ては純粋な代理店とは少し違う。グループが開発した極AIシリーズ(極予測AI・極予測TD・極予測LP)をクライアントへ提供し、クリエイティブの検証サイクルを高速化する役回りを担う。加えて計測基盤やモニタリング環境の構築まで自社で引き受け、広告を出す前段のデータ整備から入る。さらにチャットコマースのCARUを自前で開発しており、受託と自社プロダクトの両輪を持つ構造になっている。
Q.株式会社CyberACE(サイバーエージェントグループ)の強みは?
A.Meta Agency First Awards Japan 2025でBest Solution Award シグナル部門を受賞。Signals GatewayのAPAC初事例を創出した点が評価された。2025年1〜9月の期間で、国内対象Agencyのなかでトップレベルのコンバージョン API 導入率を達成している。極予測AI・極予測TD・極予測LPというグループ開発のAIクリエイティブ群を、自社のすべての顧客に提供できる立場にある。チャットコマースのCARUを内製し、Go言語とGCPでAIエージェント機能まで自社開発している。2025年下半期のLPO AWARDで金賞を受賞。ランディングページ最適化の実装力が外部から評価されている
Q.株式会社CyberACE(サイバーエージェントグループ)の将来性は?
A.注意して読むべきは親会社の見通しだ。サイバーエージェントの2026年9月期連結業績予想は売上高880,000百万円(0.7%増)に対し、営業利益50,000〜60,000百万円で前期比30.3〜16.3%の減益を見込む。これはあくまで会社予想であって実績ではない。広告セグメントが2025年9月期に既に増収減益となっていることを踏まえると、代理店マージンの圧縮は続く前提で考えたほうがよい。CyberACEがAIエージェントと自社プロダクトへ資源を振り向けているのは、この構造変化に対する具体的な応答と見るのが自然だ。
Q.株式会社CyberACE(サイバーエージェントグループ)の競合企業は?
A.サイバーエージェント本体の広告事業(CyberAgent AD.AGENCY)。同一グループ内でクライアント規模帯を分け、株式会社セプテーニ。運用型広告に強みを持つ独立系のデジタル広告代理店、株式会社オプト(デジタルホールディングス)。データ活用と広告運用を組み合わせる点で領域が重なる などが挙げられます。
Q.株式会社CyberACE(サイバーエージェントグループ)の業界でのポジションは?
A.グループ内での立ち位置がこの会社を理解する鍵になる。親会社サイバーエージェントの広告事業が大手ナショナルクライアントを主戦場にするのに対し、CyberACEは予算規模を限定せず幅広い事業主を担当する設計になっている。ミッションに掲げるWeb広告業界の業界地図を塗り替えるという言葉も、大手だけが最先端の広告手法にアクセスできる現状を崩す意図と読める。福岡支社を置き、アカウントプランナー、セールスライター、バナーデザイナー、動画エディターの4職種を現地で採用している点も、東京の大口案件だけを追う代理店とは違う地域展開の意思を示している。
Q.株式会社CyberACE(サイバーエージェントグループ)の成長戦略は?
A.打ち手はAIの実装に寄っている。2026年7月1日に広告配信運用AIエージェント「効果おまかせAI」を発表し、運用工数そのものをソフトウェアへ移す方向に踏み出した。2026年2月5日にはデジタル産業の企業とリーダーが集まる完全紹介制のAIコミュニティ「AI Digital Community」を始動させ、案件獲得の前段にあるネットワーク形成にも投資している。人材面ではリスキリング事業を第4の柱として立て、広告運用の受託収入とは別の収益源を育てる構えだ。バックエンドエンジニアの募集要件に顧客との会話をAIが完結させるAIエージェント機能の開発が挙がっており、営業活動そのものの自動化まで射程に入っている。
Q.株式会社CyberACE(サイバーエージェントグループ)の公開求人は何件ありますか?
A.株式会社CyberACE(サイバーエージェントグループ)は現在16件の公開求人があります。クリエイター・クリエイティブ職・営業職・その他を中心に東京都・福岡県で募集しています。
Q.株式会社CyberACE(サイバーエージェントグループ)の求人の想定年収レンジは?
A.求人の想定年収は400〜1000万円(中央値475万円)です。クリエイター・クリエイティブ職などの職種や経験年数により異なります。