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ナカシマヘルスフォース株式会社事業内容・強み・将来性

最終更新: 2026年8月ナカシマヘルスフォース株式会社事業内容・強み・将来性を徹底分析

ナカシマヘルスフォース株式会社は、岡山県岡山市東区上道北方688-1に本社を置く整形外科インプラントの総合メーカーです。2025年3月期の売上高は105.6億円、従業員数は399名(2025年4月1日時点)で、人工関節・骨接合材料・脊椎固定用材料の3領域を研究開発から製造・販売まで自社で一貫して手がけています。

2015年に帝人が出資して帝人ナカシマメディカルとなり、2025年6月16日に帝人が保有株式を手放したことで、ナカシマホールディングスの完全子会社に戻ると同時に現社名へ変わりました。10年続いた合弁の解消直後という節目にあたり、2025年3月期の当期純利益12億6600万円は前期の8億7000万円から約45%増えています。

この記事のポイント

  • 2025年3月期の売上高は105.6億円、当期純利益は12億6600万円。

    前期の純利益8億7000万円から約45%増え、総資産も87億3200万円から97億9800万円へ積み上がりました。

  • 2018年3月期は4億7700万円の純損失でしたが、2021年3月期に1億7200万円の黒字へ転じ、以後5期続けて黒字を確保。

    利益剰余金は2020年3月期のマイナス2億5300万円から37億5400万円まで戻っています。

  • 2018年にセンチュリーメディカルの脊椎事業、2022年にKiSCOの脊椎・外傷事業を取得しており、脊椎領域は2度の事業買収で一気に品揃えを広げてきた経緯があります。

  • 2014年に金属3Dプリンターで造形した人工股関節のカップを国内メーカーとして初めて実用化しました。

    チタン合金の粉末に電子ビームを当てて固める方式で、直径5センチほどの半球状部品を作ります。

  • 営業拠点は札幌・仙台・東京(品川)・名古屋・関西(尼崎)・岡山・福岡の7か所。

    キャリビー掲載の自社求人16件も、脊椎領域と関節外傷領域の営業職を東北・北関東・関西などに分けて募集しています。

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企業情報

企業名
ナカシマヘルスフォース株式会社
本社
東京都

ナカシマヘルスフォース株式会社の事業概要

人工関節・骨接合材料・脊椎固定用材料を自社開発する整形外科インプラントの専業メーカー。2025年3月期の売上高は105.6億円、従業員399名。

2025年6月16日に帝人との合弁を解消し、ナカシマホールディングス100%出資の岡山発メーカーへ戻った。

事業内容

扱うのは整形外科の中でも人工関節(股関節・膝関節・肩・肘・指)、骨折部位を固定する骨接合材料、脊椎固定用材料という3つの製品群です。岡山市東区の本社工場で切削・研磨から金属3Dプリンター造形までを担い、岡山市北区の先端イノベーション拠点が設計と研究を受け持ちます。設計・製造・販売が同じ会社の中に収まっているため、執刀医から出た要望を製品仕様へ戻すまでの経路が短い。

これは外資系メーカーの日本法人が構造的に持ちにくい特徴です。

事業セグメント

ナカシマヘルスフォース株式会社関節・外傷・脊椎・海外展開など3事業を展開しています。

関節・外傷

股関節・膝関節を中心とした人工関節と、骨折治療に使う骨接合材料。1987年の医療用具製造業許可から続く主力領域で、金属3Dプリンター製カップなど自社技術を最初に投入する場でもあります。営業部・マーケティング部とも独立した組織を持ちます。

脊椎

脊椎を固定するスクリューやロッド類。2018年にセンチュリーメディカルの脊椎事業、2022年にKiSCOの脊椎・外傷事業を取得し、製品ラインと販路を外から取り込んで立ち上げた後発領域です。キャリビー掲載求人でも脊椎営業は独立した職種として募集されています。

海外展開

2014年にタイへ現地法人を設立し、アジア市場への足がかりを作りました。日本人の骨格に合わせて設計してきた製品を、体格の近いアジア圏へ広げる狙いが背景にあります。

業績・売上

業績データ

2025年3月期の売上高は105.6億円(マイナビ2027掲載の会社概要)。官報の決算公告では当期純利益12億6600万円、総資産97億9800万円で、売上に対する純利益率は約12%にあたります。2018年3月期に4億7700万円の純損失を計上していた頃と比べると、収益構造がはっきり入れ替わったことが数字から読み取れます。

ナカシマヘルスフォース株式会社の強み

  • 1設計・切削・研磨・金属3Dプリンター造形・販売を岡山の自社拠点で完結させており、外注に頼らず製品仕様を作り込める。
  • 22014年に金属3Dプリンター製の人工股関節カップを国内メーカーとして初めて実用化した実績があり、電子ビーム方式の造形ノウハウを社内に持つ。
  • 3科学技術政策担当大臣賞(2016年)、井上春成賞(2024年)、大河内記念技術賞(2025年)と、技術系の表彰を近年続けて受けている。
  • 4脊椎はセンチュリーメディカル(2018年)とKiSCO(2022年)の事業買収で品揃えを補い、関節・外傷と並ぶ2本柱まで育てた。
  • 5札幌から福岡まで7営業所と4か所の物流センターを持ち、手術日程に合わせた器械の供給を全国で回せる。

業界ポジション・競合

業界ポジション

国内の人工関節市場は米系の大手数社が上位を占める構図で、売上105.6億円の同社は規模でいえば挑戦者側に位置します。ただし日本人の骨格に合わせた設計と国内一貫生産という立ち位置は、海外大手が本社の標準仕様を持ち込む構造では取りにくい領域です。船舶用プロペラのナカシマプロペラを源流に持ち、金属加工技術を医療へ転用してきた出自も、材料や加工精度の議論では効いてきます。

主な競合企業京セラ(ファインセラミックス系の人工関節・人工骨を持つ国内大手)、ジンマー・バイオメット(人工股関節・人工膝関節の世界最大手級)、ストライカー(外傷・脊椎まで含む米系の総合インプラントメーカー)、デピュー・シンセス(ジョンソン・エンド・ジョンソンの整形外科部門)、オリンパス テルモ バイオマテリアル(人工骨・骨補填材の国内メーカー)

成長戦略

ナカシマヘルスフォース株式会社の成長戦略

2018年と2022年の2度の事業買収で脊椎を立ち上げたように、自前開発と外部事業の取り込みを併用してきました。2025年6月16日に帝人との合弁を解消してナカシマホールディングス単独資本へ戻ったことで、今後の投資判断はグループ内で完結します。キャリビー掲載の自社求人でも、関節・外傷(岡山)と脊椎(品川)それぞれにマーケティング職を置いており、製品企画の人員を厚くしようとしている動きが求人側から読み取れます。

将来性

高齢化にともない人工関節置換術や脊椎手術の件数は中期的に増える方向で、需要側の追い風はあります。一方で医療機器の保険償還価格は定期的に見直され、数量が伸びても単価下落が利益を削る構造も抱えています。2021年3月期の黒字転換以降、2024年3月期に一度伸びが止まったものの5期続けて黒字を確保し、利益剰余金は37億5400万円まで積み上がりました。

この蓄えを開発に振るか販路に振るかが、次の数年の分かれ目になります。

入社理由

ナカシマヘルスフォース株式会社への入社理由として「整形外科インプラントの専業メーカーなので、担当する製品がそのまま会社の主力になる。大企業の一事業部という扱いにはならない。」など5件が挙げられています。

入社の決め手

  • 整形外科インプラントの専業メーカーなので、担当する製品がそのまま会社の主力になる。大企業の一事業部という扱いにはならない。
  • 岡山の本社工場と営業現場の距離が近く、手術立ち会いで得た所見を製品改良の議論へ持ち込みやすい。
  • 脊椎と関節・外傷で組織が分かれているため、どちらかの領域に絞った専門性を数年単位で積み上げられる。
  • キャリビー掲載の自社求人16件は想定年収450万〜750万円で、賞与6.0か月実績・年間休日125日という条件が明示されている。
  • 帝人との合弁解消直後で、資本と意思決定がナカシマホールディングスへ一本化された局面に立ち会える。

リスク・課題

把握しておくべきリスク

  • 医療機器の保険償還価格は定期的に引き下げられるため、手術件数が伸びても単価下落で利益が削られる構造がある。
  • 2025年6月の合弁解消で帝人の資本と社名が外れた。取引先や採用市場での認知をどう作り直すかは今後の課題になる。
  • 売上105.6億円という規模は海外大手の日本法人に対して小さく、開発投資の総額だけで競うのは難しい。

まとめ: ナカシマヘルスフォース株式会社事業内容・強み・将来性

  1. 帝人との合弁解消は2025年6月16日に完了したばかり。

    投資判断や意思決定のスピードがどう変わるかは、面接で経営体制の話として直接聞いたほうが早い。

  2. 脊椎と関節・外傷では営業部もマーケティング部も組織が分かれている。

    どちらに配属されるかで扱う製品も担当する診療科も変わるため、応募前に希望領域を決めておきたい。

  3. 売上105.6億円・従業員399名という規模は、海外大手の日本法人と比べれば小さい。

    裏返せば設計・製造・営業の距離が近いので、現場の要望が製品改良に届くまでの経路を確認する価値がある。

  4. 同社の待遇・働き方は福利厚生ページと働き方ページに数値でまとめてある。

    年間休日125日、月平均残業12時間、賞与6.0か月といった条件と事業の中身をセットで見比べてほしい。

ナカシマヘルスフォース株式会社の掲載求人(16件)

キャリビーに掲載中のナカシマヘルスフォース株式会社の求人です。職種・勤務地で絞り込んで、転職の判断材料にしてください。

職種別の求人数

職種求人数
営業職12
営業2
医療系専門職2

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16

営業職12

【茨城/20代活躍】医療機器メーカー営業<関節外傷領域>※既存顧客メイン/賞与6か月・年休125日

450〜700万円 東京都 品川区 営業職

【千葉/20代活躍】医療機器メーカー営業<関節外傷領域>※既存顧客メイン/賞与6か月・年休125日

450〜700万円 東京都 品川区 営業職

【東京/20代活躍中】医療機器メーカー営業<脊椎領域>※既存顧客メイン/賞与6.0か月・年休125日

450〜700万円 東京都 品川区 営業職

【関西/20代活躍】医療機器メーカー営業<関節外傷領域>※既存顧客メイン/賞与6か月・年休125日

450〜700万円 兵庫県 尼崎市 営業職

【青森】医療機器メーカー営業<脊椎領域>※既存顧客メイン/賞与6.0か月実績・年休125日

450〜700万円 青森県 営業職

【福島】医療機器メーカー営業<脊椎領域>※既存顧客メイン/賞与6.0月実績・年休125日

450〜700万円 福島県 営業職

営業2

医療系専門職2

出典・参考情報

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転職先を総合的に判断するため、複数の観点から企業を分析しましょう。

ナカシマヘルスフォース株式会社の関連ページ

よくある質問

Q.ナカシマヘルスフォース株式会社はどんな事業をしている?
A.扱うのは整形外科の中でも人工関節(股関節・膝関節・肩・肘・指)、骨折部位を固定する骨接合材料、脊椎固定用材料という3つの製品群です。岡山市東区の本社工場で切削・研磨から金属3Dプリンター造形までを担い、岡山市北区の先端イノベーション拠点が設計と研究を受け持ちます。設計・製造・販売が同じ会社の中に収まっているため、執刀医から出た要望を製品仕様へ戻すまでの経路が短い。これは外資系メーカーの日本法人が構造的に持ちにくい特徴です。
Q.ナカシマヘルスフォース株式会社の強みは?
A.設計・切削・研磨・金属3Dプリンター造形・販売を岡山の自社拠点で完結させており、外注に頼らず製品仕様を作り込める。。2014年に金属3Dプリンター製の人工股関節カップを国内メーカーとして初めて実用化した実績があり、電子ビーム方式の造形ノウハウを社内に持つ。。科学技術政策担当大臣賞(2016年)、井上春成賞(2024年)、大河内記念技術賞(2025年)と、技術系の表彰を近年続けて受けている。。脊椎はセンチュリーメディカル(2018年)とKiSCO(2022年)の事業買収で品揃えを補い、関節・外傷と並ぶ2本柱まで育てた。。札幌から福岡まで7営業所と4か所の物流センターを持ち、手術日程に合わせた器械の供給を全国で回せる。
Q.ナカシマヘルスフォース株式会社の将来性は?
A.高齢化にともない人工関節置換術や脊椎手術の件数は中期的に増える方向で、需要側の追い風はあります。一方で医療機器の保険償還価格は定期的に見直され、数量が伸びても単価下落が利益を削る構造も抱えています。2021年3月期の黒字転換以降、2024年3月期に一度伸びが止まったものの5期続けて黒字を確保し、利益剰余金は37億5400万円まで積み上がりました。この蓄えを開発に振るか販路に振るかが、次の数年の分かれ目になります。
Q.ナカシマヘルスフォース株式会社への入社理由で多いものは?
A.整形外科インプラントの専業メーカーなので、担当する製品がそのまま会社の主力になる。大企業の一事業部という扱いにはならない。、岡山の本社工場と営業現場の距離が近く、手術立ち会いで得た所見を製品改良の議論へ持ち込みやすい。、脊椎と関節・外傷で組織が分かれているため、どちらかの領域に絞った専門性を数年単位で積み上げられる。 などが挙げられます。
Q.ナカシマヘルスフォース株式会社の競合企業は?
A.京セラ(ファインセラミックス系の人工関節・人工骨を持つ国内大手)、ジンマー・バイオメット(人工股関節・人工膝関節の世界最大手級)、ストライカー(外傷・脊椎まで含む米系の総合インプラントメーカー)、デピュー・シンセス(ジョンソン・エンド・ジョンソンの整形外科部門)、オリンパス テルモ バイオマテリアル(人工骨・骨補填材の国内メーカー) などが挙げられます。
Q.ナカシマヘルスフォース株式会社の業界でのポジションは?
A.国内の人工関節市場は米系の大手数社が上位を占める構図で、売上105.6億円の同社は規模でいえば挑戦者側に位置します。ただし日本人の骨格に合わせた設計と国内一貫生産という立ち位置は、海外大手が本社の標準仕様を持ち込む構造では取りにくい領域です。船舶用プロペラのナカシマプロペラを源流に持ち、金属加工技術を医療へ転用してきた出自も、材料や加工精度の議論では効いてきます。
Q.ナカシマヘルスフォース株式会社の成長戦略は?
A.2018年と2022年の2度の事業買収で脊椎を立ち上げたように、自前開発と外部事業の取り込みを併用してきました。2025年6月16日に帝人との合弁を解消してナカシマホールディングス単独資本へ戻ったことで、今後の投資判断はグループ内で完結します。キャリビー掲載の自社求人でも、関節・外傷(岡山)と脊椎(品川)それぞれにマーケティング職を置いており、製品企画の人員を厚くしようとしている動きが求人側から読み取れます。
Q.ナカシマヘルスフォース株式会社の公開求人は何件ありますか?
A.ナカシマヘルスフォース株式会社は現在16件の公開求人があります。営業職・営業・医療系専門職を中心に東京都・宮城県で募集しています。
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