人事・採用の平均年収は450万円【2026年最新】
人事・採用の平均年収は450万円です。 全国平均460万円と比較して10万円低い水準にあります。 経験年数や企業規模、地域によって年収は大きく異なるため、以下のデータで詳しく確認してください。
人事・採用の年収データ
450万円
-10万円平均年収(全国平均 460万円)

人事・採用の年収事情
市場の動向と需要
人事職は採用・労務・制度設計・育成と幅広い領域をカバーする職種です。人材獲得競争の激化に伴い、採用力のある人事は市場で高く評価されています。
近年はHRTech(人事テック)の導入が進み、データに基づく人事施策を立案・実行できる人材の需要が高まっています。
年収に影響する要因
人事職の年収は担当領域の専門性と企業規模に左右されます。採用のみの担当と、制度設計・組織開発・HRBP(人事ビジネスパートナー)まで担う場合では年収差が大きいです。
外資系企業やIT業界は人事の報酬水準が高い傾向にあり、大手企業の人事部は福利厚生を含む総報酬が充実しています。
今後のキャリアと年収の展望
CHRO(最高人事責任者)やHRBPへのキャリアパスは年収の上振れ余地が大きいです。組織開発・タレントマネジメント・ピープルアナリティクスなど経営に近い人事機能の経験者は転職市場でも引く手あまたです。
社会保険労務士の資格を活かした独立や、人事コンサルタントへの転身も選択肢として広がっています。
全国平均との比較
出典: 厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(令和5年) / 国税庁「民間給与実態統計調査」(令和5年分)
人事・採用は全国平均を10万円下回っていますが、経験年数やスキルの向上によって年収アップが見込めます。
年代別 平均年収カーブ
出典: 国税庁「民間給与実態統計調査」(令和5年分)(令和5年分(2023年))

人事・採用の年収を「総報酬」で見る
求人票や有価証券報告書に出てくる「年収」は、多くの場合あくまで額面(基本給+賞与)です。実際に手にする報酬を比べるなら、株式報酬や各種手当まで含めた総報酬(トータルコンペンセーション)で見る必要があります。
基本給(ベースサラリー)
毎月固定で支払われる給与。住宅ローン審査や退職金・賞与の算定基礎になり、総報酬の中でも最も安定した土台になります。
賞与(ボーナス)
年1〜2回支給される一時金。業績連動の比率が高い企業ほど変動が大きく、求人票の「想定年収」にどこまで含まれるかは要確認です。一般的な目安は基本給の2〜4ヶ月分ですが、業界差が大きい部分です。
株式報酬(RSU・ストックオプション)
外資系・メガベンチャー・SaaS企業で比重が大きい要素。RSU(譲渡制限付株式)は付与時点で評価額が読める一方、ストックオプションは将来の株価次第で価値が変わります。額面年収に表れにくいため、総報酬で比較しないと実態を取り違えます。
サインオンボーナス(入社一時金)
前職の未確定賞与やストックの補填として、入社時に一度だけ支払われる一時金。外資・即戦力採用で提示されることがあり、初年度年収を大きく押し上げます。
各種手当・福利厚生
住宅手当・家族手当・残業代・リモート手当・退職金・確定拠出年金(企業型DC)など。金額換算すると年50〜100万円相当になることもあり、額面が同じでも実質待遇は変わります。
額面年収が約450万円の場合、一般的な配分の目安では基本給が年337〜382万円、賞与が年68〜113万円程度に分かれます(賞与を年収の約15〜25%とした概算で、実際の比率は企業・業界で大きく異なります)。これに株式報酬・各種手当が加わると総報酬はさらに上振れします。あくまで内訳の読み解き方を示す目安で、企業固有の確定値ではありません。
OpenSalary や PROJECT COMP のような投稿・求人票ベースの年収データベースでも、基本給と株式報酬を分けて記録し総報酬で比較する考え方が広がっています(各サービスの公開データ参照)。額面の数字だけでなく、内訳と支給の確実性まで見て判断するのが安全です。
等級・グレード別の年収の上がり方
人事・採用の年収は、多くの企業で「等級(グレード)」に紐づく給与テーブルで決まります。厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(令和5年)でも、役職が上がるほど所定内給与は明確に高くなり、係長級・課長級・部長級で段階的に水準が上がります。近年はマネジメントに進む管理職ラダーだけでなく、専門性で評価されるIC(Individual Contributor)ラダーを設ける企業が増え、必ずしも部下を持たなくても等級を上げて年収を伸ばせる設計が広がっています。昇給を狙うなら、まず自社の等級定義と次のグレードの要件を把握することが近道です。
人事・採用で年収を上げるには
人事・採用としてキャリアアップし、年収を上げるための主なポイントをまとめました。
HRBP・組織開発など経営寄りの領域へシフト
採用や労務のオペレーションから、経営課題に紐づく人事戦略の立案・実行を担うHRBPや組織開発の領域に進むことで、年収レンジが上がります。
外資系企業やIT業界の人事への転職
外資系やIT・テック企業は人事職の報酬水準が高い傾向にあります。英語力やグローバル人事の経験があると、さらに有利です。
社会保険労務士や関連資格の取得
社労士資格は労務領域の専門性を証明し、年収交渉や独立時の強みになります。衛生管理者やキャリアコンサルタントの資格もプラス評価です。
CHRO・人事部長としてのマネジメントキャリア
人事部門の責任者として経営に参画するポジションは、報酬が大きく上がります。経営視点での人事戦略の策定経験が求められます。
人事・採用の転職時の年収交渉のポイント
人事・採用として転職する際に、年収交渉で押さえておきたいポイントです。
- 採用実績(年間採用人数・採用コスト削減額・エージェント費用率の改善など)を数値で示す
- 制度設計や組織変革プロジェクトの経験があれば、具体的な成果とともに伝える
- HRTechツールの導入・運用経験は、DX推進力として高く評価される
人事・採用を募集している企業の年収
人事・採用の求人を掲載している企業の平均年収・賞与・求人の想定年収を、企業ごとのページで確認できます。
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