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株式会社中島大祥堂事業内容・強み・将来性

最終更新: 2026年8月株式会社中島大祥堂事業内容・強み・将来性を徹底分析

株式会社中島大祥堂は1912年(大正元年)に大阪市都島区で創業し、1955年11月に法人化した和洋菓子メーカーだ。売上高は2023年9月期の約50億円から2024年9月期55億7,700万円、2025年9月期61億4,700万円へと2年で約22.9%伸びている。

直近1年に限れば5億7,000万円の増収で、伸び率は約10.2%になる。

収益の柱は一本ではない。Hitotoe・DANKEといった自社ブランドのギフト菓子卸、丹波工場を軸にしたOEM受託製造、丹波市と大阪・東京の直営店とEC、そして2019年に分社化したL.N JAPONが担うルノートル事業。

資本金1,600万円の非上場企業が、卸・受託・小売・ライセンスを同時に回している構造にこの会社の特徴がある。

この記事のポイント

  • 売上高は2025年9月期で61億4,700万円。

    前期の55億7,700万円から5億7,000万円、率にして約10.2%の増収で、2年前の約50億円からは約22.9%伸びた。

  • 生産拠点は2つ。

    大阪工場(八尾市北久宝寺)と丹波工場(兵庫県丹波市山南町、2001年4月竣工・敷地3,860平方メートル)で、丹波工場は2015年にFSSC22000を取得している。

  • ブランドは中島大祥堂(NTD)、Hitotoe、DANKE、ルノートルの4系統。

    2019年2月28日にフランスのLenotre S.A.とライセンス契約を結び、同年3月1日から国内展開を開始した。

  • 関連会社は相互製あん株式会社、株式会社L.N JAPON、株式会社丹波夢農園。

    あんの製造からルノートルの販売、農園までグループで抱える垂直統合型の構成になっている。

  • 商品力は外部評価で裏づけられている。

    「いもくり」は2025年の第28回全国菓子大博覧会で厚生労働大臣賞、2017年のお伊勢さん菓子博で外務大臣賞、「丹波栗のけーき」はおいしいギフトアワード2025の総合大賞を受けた。

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企業情報

企業名
株式会社中島大祥堂
業種
食品・菓子製造
本社
大阪府

株式会社中島大祥堂の事業概要

株式会社中島大祥堂は1912年創業の和洋菓子メーカーで、2025年9月期売上高は61億4,700万円(前期比約10.2%増)。Hitotoe・DANKEのギフト菓子卸、丹波工場を軸にしたOEM受託、丹波本店を含む直営店とEC、2019年にライセンス契約を結んだルノートル事業の4本柱で構成され、丹波の栗・黒豆・大納言小豆を使った産地連動型の商品開発を強みとする。

事業内容

和洋菓子の製造販売を軸に、ギフト菓子の卸売、単品売り菓子の製造、OEM受託製造、直営店舗の運営、オンラインショップの運営までを手がける。本社は大阪府八尾市光町の八尾駅前嶋野ビル8階、生産は同市北久宝寺の大阪工場と兵庫県丹波市山南町の丹波工場の2拠点。東京支店は豊島区巣鴨に置き、事業所は全国17か所に広がる。

製品は焼菓子、和洋半生菓子、カップデザート、チョコレートと幅が広く、贈答用ギフトから日常のプチデザートまでを1社で賄える品揃えが卸先からの引き合いの土台になっている。

事業セグメント

株式会社中島大祥堂ギフト菓子の卸売(Hitotoe・DANKE)・OEM受託製造(丹波工場)・直営店舗とEC(中島大祥堂ブランド)など5事業を展開しています。

ギフト菓子の卸売(Hitotoe・DANKE)

Hitotoeは「想う時間が生まれるお菓子」、DANKEは「いつもの中に特別な時間をつくるお菓子」というコンセプトで展開する贈答菓子ブランド。百貨店・量販店の贈答売場向けに詰合せを供給する。Hitotoeは2017年8月に立ち上げ、DANKEは同年11月にロゴを刷新した。

OEM受託製造(丹波工場)

丹波工場は焼菓子を主軸に他社ブランド商品を受託製造する。大型ミキサー、デポジッター、トンネルオーブン、圧延機に加え、横ピロー包装機・ウェイトチェッカー付き金属検出器・X線異物検出機を備え、大量ロットと多品種小ロットの双方に対応する。

直営店舗とEC(中島大祥堂ブランド)

2015年4月開店の丹波本店(兵庫県丹波市柏原町)を旗艦に、大丸梅田店、高島屋大阪店、大丸心斎橋店、大丸東京店、2023年7月12日開店の淀屋橋店(85平方メートル・14席)などを展開。公式オンラインショップも自社運営する。

ルノートル事業(L.N JAPON)

2019年2月28日にフランスのLenotre S.A.とライセンス契約を締結し、同年3月に銀座三越へ日本1号店を出店。販売事業は同年5月7日付で分社化され、株式会社L.N JAPONが担う。2009年に日本撤退したブランドの再上陸を実現した案件だ。

原料・農業(丹波夢農園ほか)

丹波市山南町に自社栗園を持ち、栽培開始から8年目でようやく良質な栗が採れるようになったと公式サイトに記す。関連会社に株式会社丹波夢農園と相互製あん株式会社があり、栗とあんという主要原料を内側に抱える構成になっている。

業績・売上

業績データ

2025年9月期の売上高は約61億4,700万円。2024年9月期の約55億7,700万円から5億7,000万円の増収で、伸び率は約10.2%になる。さらに1期さかのぼると2023年9月期は約50億円で、2年間の増加額は約11億4,700万円、伸び率は約22.9%。

原材料価格の上昇局面で価格改定が業界全体に広がった時期と重なるため、この伸びには単価上昇分と数量増の両方が含まれていると見るのが妥当だ。非上場のため有価証券報告書による内訳の開示はない。

株式会社中島大祥堂の強み

  • 1丹波の栗・黒豆・大納言小豆という産地素材を核に据え、自社栗園まで持つ垂直統合。原料調達の物語がそのまま商品価値になる構造を作っている。
  • 2外部評価の蓄積。「いもくり」は全国菓子大博覧会で2度の大臣賞(2017年外務大臣賞、2025年厚生労働大臣賞)、「丹波栗のけーき」はおいしいギフトアワード2025の総合大賞を受けた。
  • 3卸・OEM・直営店・ECの4チャネル併走。特定チャネルの不振を他が補う構成で、贈答需要の変動に対する耐性が高い。
  • 4丹波工場のFSSC22000認証(2015年取得)とX線異物検出機を含む検査ライン。OEM受託で必須になる食品安全要件を満たしている。
  • 5ルノートルのライセンス保有。2009年に日本撤退したフランスの名門ブランドを再導入できたこと自体が、製造品質の対外的な証明になっている。

業界ポジション・競合

業界ポジション

菓子小売市場は2025年に初めて4兆円を超えたとされるが、その中で売上61億4,700万円の同社は大手ではない。位置づけとしては、産地素材に特化したギフト菓子の中堅メーカーだ。大手が全国流通の量産品で戦うのに対し、同社は丹波三宝という限定的な産地資源を軸に、贈答用の高単価帯と受託製造の両輪で稼ぐ。

おいしいギフトアワード2025の総合大賞を「丹波栗のけーき」が獲ったことは、規模ではなく物語性で選ばれる市場での立ち位置を端的に示している。

主な競合企業シュゼット・ホールディングス(アンリ・シャルパンティエ)。兵庫県芦屋発の洋菓子で、百貨店ギフト売場の焼菓子詰合せという同、株式会社ヨックモック。シガールを軸にした贈答用焼菓子の代表格で、ギフト単価帯とチャネルが重なる。、モロゾフ株式会社。神戸発でチョコレートとカップデザートを持ち、同社のピッコロドルチェが属するプチデザート領域で競合する。、株式会社シャトレーゼ。直営店網とECを組み合わせた菓子販売という点で、同社の直営店・EC強化路線と競合関係にある。、焼菓子OEMを手がける各地の中堅製造業。丹波工場が担う受託製造では、ブランド力より生産キャパシティと認証取得が選定要件に

成長戦略

株式会社中島大祥堂の成長戦略

直営店の出店とECの強化が前面に出ている。2015年4月に丹波本店を開き、2023年7月には地下鉄・京阪淀屋橋駅直結の淀屋橋店を85平方メートル・14席で開店した。当サイト掲載の18求人にもEC運営スタッフとEC運営リーダー候補(想定年収450万〜550万円)、販売の店長候補が含まれており、卸中心の構造から自社チャネル比率を上げる方向が採用計画にも表れている。

商品側では丹波の栗・黒豆・大納言小豆を軸に据え、原料の自社栽培まで手を伸ばして差別化を深めている。

将来性

菓子業界は原材料価格の上昇を受けた価格改定が一巡し、2024年度以降は節約志向の影響が見え始めたと矢野経済研究所は指摘する。単価上昇に頼った増収は続きにくく、同社が2年で約22.9%伸ばした勢いを維持するには数量の確保が要る。その意味で、直営店とECという粗利率の高いチャネルの拡大、そしてギフトアワード総合大賞のような外部評価を起点にした新規顧客の獲得が次の焦点になる。

産地素材の調達力を握っている点は、原料高が続く局面では守りにも攻めにも効く。

入社理由

株式会社中島大祥堂への入社理由として「商品開発・商品企画の課長候補が想定年収500万〜700万円で募集されており、丹波素材という明確な制約条件の中でゼロから企画を立てられる。」など5件が挙げられています。

入社の決め手

  • 商品開発・商品企画の課長候補が想定年収500万〜700万円で募集されており、丹波素材という明確な制約条件の中でゼロから企画を立てられる。
  • 卸・OEM・直営店・ECが1社に同居しているため、チャネルごとの売れ方の違いを社内で横断的に学べる。
  • 外部評価が明確に返ってくる。菓子博の大臣賞やギフトアワード総合大賞という形で、自分の担当商品の成果が可視化される。
  • 丹波工場のFSSC22000運用と自社栗園という、製造から原料まで一気通貫で関われる環境は同規模の菓子メーカーでは珍しい。
  • 売上が2年で約22.9%伸びる局面にあり、EC運営や生産管理など仕組みを整える役割の裁量が大きい。

リスク・課題

把握しておくべきリスク

  • 非上場で有価証券報告書がないため、利益率・有利子負債・セグメント別収益といった経営の内訳を外部から検証できない。
  • 丹波三宝という産地資源への依存は差別化であると同時にリスクでもある。栗・黒豆・小豆の不作や産地価格の高騰が直接コストを押し上げる。
  • 贈答需要は景気と生活様式の変化に敏感で、節約志向が強まればギフト単価の上昇に頼った増収は続きにくい。

まとめ: 株式会社中島大祥堂事業内容・強み・将来性

  1. 応募前に、自分が関わるのが卸・OEM・直営店・ECのどの収益源かを整理する。

    求人の職種名から配属先の事業がほぼ判別できる。

  2. 非上場のため有価証券報告書はない。

    事業の健全性は売上推移(50億円→55億7,700万円→61億4,700万円)と拠点投資の履歴から読む。

  3. 丹波の栗・黒豆・大納言小豆を軸にした産地連動型の商品開発が同社の差別化点。

    ここに自分の経験をどう乗せるかを面接で語れるようにする。

  4. 同社の社風ページ・働き方ページで組織側の情報も確認し、事業の伸びと働く環境の両面から判断材料をそろえる。

株式会社中島大祥堂の掲載求人(18件)

キャリビーに掲載中の株式会社中島大祥堂の求人です。職種・勤務地で絞り込んで、転職の判断材料にしてください。

職種別の求人数

職種求人数
技術職(食品・香料・飼料)8
企画・管理5
販売・サービス職4
企画・マーケティング1

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18

技術職(食品・香料・飼料)8

【大阪/八尾】パティシエ※自社ブランド拡大中/素材や品質にこだわったお菓子を広める

350〜500万円 大阪府 八尾市 技術職(食品・香料・飼料)

【兵庫/丹波】パティシエ※自社ブランド拡大中/丹波素材にこだわった商品展開!

300〜450万円 兵庫県 丹波市 技術職(食品・香料・飼料)

【大阪/八尾】お菓子の商品開発担当※自社ブランド拡大中/年休120日/働き方◎

350〜500万円 大阪府 八尾市 技術職(食品・香料・飼料)

【大阪/八尾】お菓子の製造職 ※自社ブランド拡大/年休120日/働き方◎/創業110年以上の老舗

300〜400万円 大阪府 八尾市 技術職(食品・香料・飼料)

【丹波/未経験歓迎】お菓子の製造職※自社ブランド拡大/年休120日/働き方◎/創業110年以上の老舗

300〜400万円 兵庫県 技術職(食品・香料・飼料)

【大阪/八尾】お菓子の商品開発職(課長候補)※自社ブランド拡大中/年休120日/働き方◎

500〜700万円 大阪府 八尾市 技術職(食品・香料・飼料)

企画・管理5

販売・サービス職4

企画・マーケティング1

出典・参考情報

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株式会社中島大祥堂の関連ページ

よくある質問

Q.株式会社中島大祥堂はどんな事業をしている?
A.和洋菓子の製造販売を軸に、ギフト菓子の卸売、単品売り菓子の製造、OEM受託製造、直営店舗の運営、オンラインショップの運営までを手がける。本社は大阪府八尾市光町の八尾駅前嶋野ビル8階、生産は同市北久宝寺の大阪工場と兵庫県丹波市山南町の丹波工場の2拠点。東京支店は豊島区巣鴨に置き、事業所は全国17か所に広がる。製品は焼菓子、和洋半生菓子、カップデザート、チョコレートと幅が広く、贈答用ギフトから日常のプチデザートまでを1社で賄える品揃えが卸先からの引き合いの土台になっている。
Q.株式会社中島大祥堂の強みは?
A.丹波の栗・黒豆・大納言小豆という産地素材を核に据え、自社栗園まで持つ垂直統合。原料調達の物語がそのまま商品価値になる構造を作っている。。外部評価の蓄積。「いもくり」は全国菓子大博覧会で2度の大臣賞(2017年外務大臣賞、2025年厚生労働大臣賞)、「丹波栗のけーき」はおいしいギフトアワード2025の総合大賞を受けた。。卸・OEM・直営店・ECの4チャネル併走。特定チャネルの不振を他が補う構成で、贈答需要の変動に対する耐性が高い。。丹波工場のFSSC22000認証(2015年取得)とX線異物検出機を含む検査ライン。OEM受託で必須になる食品安全要件を満たしている。。ルノートルのライセンス保有。2009年に日本撤退したフランスの名門ブランドを再導入できたこと自体が、製造品質の対外的な証明になっている。
Q.株式会社中島大祥堂の将来性は?
A.菓子業界は原材料価格の上昇を受けた価格改定が一巡し、2024年度以降は節約志向の影響が見え始めたと矢野経済研究所は指摘する。単価上昇に頼った増収は続きにくく、同社が2年で約22.9%伸ばした勢いを維持するには数量の確保が要る。その意味で、直営店とECという粗利率の高いチャネルの拡大、そしてギフトアワード総合大賞のような外部評価を起点にした新規顧客の獲得が次の焦点になる。産地素材の調達力を握っている点は、原料高が続く局面では守りにも攻めにも効く。
Q.株式会社中島大祥堂への入社理由で多いものは?
A.商品開発・商品企画の課長候補が想定年収500万〜700万円で募集されており、丹波素材という明確な制約条件の中でゼロから企画を立てられる。、卸・OEM・直営店・ECが1社に同居しているため、チャネルごとの売れ方の違いを社内で横断的に学べる。、外部評価が明確に返ってくる。菓子博の大臣賞やギフトアワード総合大賞という形で、自分の担当商品の成果が可視化される。 などが挙げられます。
Q.株式会社中島大祥堂の競合企業は?
A.シュゼット・ホールディングス(アンリ・シャルパンティエ)。兵庫県芦屋発の洋菓子で、百貨店ギフト売場の焼菓子詰合せという同、株式会社ヨックモック。シガールを軸にした贈答用焼菓子の代表格で、ギフト単価帯とチャネルが重なる。、モロゾフ株式会社。神戸発でチョコレートとカップデザートを持ち、同社のピッコロドルチェが属するプチデザート領域で競合する。、株式会社シャトレーゼ。直営店網とECを組み合わせた菓子販売という点で、同社の直営店・EC強化路線と競合関係にある。、焼菓子OEMを手がける各地の中堅製造業。丹波工場が担う受託製造では、ブランド力より生産キャパシティと認証取得が選定要件に などが挙げられます。
Q.株式会社中島大祥堂の業界でのポジションは?
A.菓子小売市場は2025年に初めて4兆円を超えたとされるが、その中で売上61億4,700万円の同社は大手ではない。位置づけとしては、産地素材に特化したギフト菓子の中堅メーカーだ。大手が全国流通の量産品で戦うのに対し、同社は丹波三宝という限定的な産地資源を軸に、贈答用の高単価帯と受託製造の両輪で稼ぐ。おいしいギフトアワード2025の総合大賞を「丹波栗のけーき」が獲ったことは、規模ではなく物語性で選ばれる市場での立ち位置を端的に示している。
Q.株式会社中島大祥堂の成長戦略は?
A.直営店の出店とECの強化が前面に出ている。2015年4月に丹波本店を開き、2023年7月には地下鉄・京阪淀屋橋駅直結の淀屋橋店を85平方メートル・14席で開店した。当サイト掲載の18求人にもEC運営スタッフとEC運営リーダー候補(想定年収450万〜550万円)、販売の店長候補が含まれており、卸中心の構造から自社チャネル比率を上げる方向が採用計画にも表れている。商品側では丹波の栗・黒豆・大納言小豆を軸に据え、原料の自社栽培まで手を伸ばして差別化を深めている。
Q.株式会社中島大祥堂の公開求人は何件ありますか?
A.株式会社中島大祥堂は現在18件の公開求人があります。技術職(食品・香料・飼料)・企画・管理・販売・サービス職を中心に大阪府・兵庫県で募集しています。
AIが企業研究、年収、社風、選考傾向、他社比較を整理するキャリビーの画面イメージ

事業・将来性をAI分析

この会社で伸びるか、登録して比べる。

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