メインコンテンツへスキップ
キャリビー

イーテクノロジー株式会社の事業内容・強み・将来性

ページ表示時点: 2026年9月 | 公開情報の確認日は各出典を参照

イーテクノロジーの事業は、単独のSIerというより凌志軟件グループの日本側拠点として理解したほうが実態に近いです。凌志軟件は2003年1月に江蘇省蘇州市で設立され、証券・銀行・保険などの金融機関向けソフトウェア開発を軸に事業を伸ばし、2020年5月に上海証券取引所科創板へ上場しました(証券コード688588)。

Forbes JAPANの報道によれば、凌志軟件グループの売上の8割は日本向けで、野村総合研究所・キヤノン・東芝・富士通といった日本の大手企業を主要取引先に持ちます。イーテクノロジーはこのグループの日本側窓口として2004年2月に設立され、要件定義・基本設計・顧客折衝など上流工程を担当し、プログラム製造以降の工程を中国側の凌志軟件が担う分業体制を取っています。

イーテクノロジー単体は非上場のため、自社の売上高は開示していません。

親会社凌志軟件の業績は2024年12月期の大幅増収から2025年に入り減収局面へ転じており、金融機関のシステム投資サイクルの影響を受けやすい事業構造がうかがえます。イーテクノロジー側では、上流工程の受託拡大とクラウド・AI領域への展開余地が、今後の事業量を左右する要素になりそうです。

この記事のポイント

  • 証券・銀行・保険向け基幹システムの要件定義・設計を、中国オフショア拠点との分業体制でコストを抑えながら遂行できる体制

  • イーテクノロジー自体は非上場のため、単体の売上高・利益は公表されていません。

    親会社の凌志軟件は上海科創板の上場企業で、2024年12月期の売上高11.14億元(前年比+59.99%)、純利益1.24億元(+43.65%)と大きく伸ばした一方、2025年1〜9月期は売上高7.63億元(前年同期比▲5.57%)、純利益9,674.6万元(▲21.87%)と減収減益に転じています

  • 親会社凌志軟件の業績は2024年12月期の大幅増収から2025年に入り減収局面へ転じており、金融機関のシステム投資サイクルの影響を受けやすい事業構造がうかがえます。

    イーテクノロジー側では、上流工程の受託拡大とクラウド・AI領域への展開余地が、今後の事業量を左右する要素になりそうです

  • 親会社凌志軟件の業績は2025年に入り減収局面(1〜9月期で前年同期比売上高▲5.57%、純利益▲21.87%)に転じており、金融機関のIT投資サイクルの影響を受けやすい

  • 2004年2月設立、資本金7,000万円。

    親会社は上海証券取引所科創板上場の凌志軟件股份有限公司(証券コード688588)で、その100%出資子会社にあたる

企業情報

企業名
イーテクノロジー株式会社
本社
東京都

イーテクノロジー株式会社の事業概要

イーテクノロジー株式会社は、証券・銀行向けシステムに強い中国企業、凌志軟件股份有限公司(江蘇省蘇州市、上海証券取引所科創板上場、証券コード688588)の日本法人です。2004年2月に設立され、資本金は7,000万円。

日本側が要件定義・設計などの上流工程を担当し、製造工程を中国側の凌志軟件が担うオフショア開発の分業モデルで、金融・流通・物流・不動産分野の業務システムを開発しています。

事業内容

イーテクノロジーの事業は、単独のSIerというより凌志軟件グループの日本側拠点として理解したほうが実態に近いです。凌志軟件は2003年1月に江蘇省蘇州市で設立され、証券・銀行・保険などの金融機関向けソフトウェア開発を軸に事業を伸ばし、2020年5月に上海証券取引所科創板へ上場しました(証券コード688588)。Forbes JAPANの報道によれば、凌志軟件グループの売上の8割は日本向けで、野村総合研究所・キヤノン・東芝・富士通といった日本の大手企業を主要取引先に持ちます。

イーテクノロジーはこのグループの日本側窓口として2004年2月に設立され、要件定義・基本設計・顧客折衝など上流工程を担当し、プログラム製造以降の工程を中国側の凌志軟件が担う分業体制を取っています。対象業種は金融(証券・銀行・保険・クレジットカード)を中心に、小売・物流・不動産・通信など業務システムに及びます。本社は2024年7月1日、千代田区大手町から江東区木場の深川ギャザリア・タワーS棟へ移転しました。

dodaの企業データには、正社員369名、平均年齢38.0歳という数値が示されています。イーテクノロジー単体は非上場のため、自社の売上高は開示していません。

事業セグメント

イーテクノロジー株式会社は国内オンサイト開発(上流工程)・中国オフショア連携(製造工程)、2つの事業領域を展開しています。

国内オンサイト開発(上流工程)

要件定義・基本設計・顧客折衝など、金融・流通・物流・不動産の顧客企業に対する上流工程を日本国内で担当する。案件の多くは大手企業・大手SIer経由の受託案件。

中国オフショア連携(製造工程)

上流工程で固めた仕様をもとに、親会社である凌志軟件(蘇州)側のエンジニアが製造・テスト工程を担当する分業体制。開発リソースを中国側に厚く配置することで、コストと開発スピードの両立を図っている。

イーテクノロジー株式会社の強み

  • 1証券・銀行・保険向け基幹システムの要件定義・設計を、中国オフショア拠点との分業体制でコストを抑えながら遂行できる体制
  • 2OCI(Oracle Cloud Infrastructure)・AWSの資格認定者をそれぞれ30名以上育成し、専門領域ごとにCoE(Center of Excellence)を設置している技術投資
  • 3親会社が上海証券取引所科創板の上場企業であることに裏付けられた、金融システム開発における実績

業界ポジション・競合

業界ポジション

イーテクノロジー自体は非上場のため、単体の売上高・利益は公表されていません。親会社の凌志軟件は上海科創板の上場企業で、2024年12月期の売上高11.14億元(前年比+59.99%)、純利益1.24億元(+43.65%)と大きく伸ばした一方、2025年1〜9月期は売上高7.63億元(前年同期比▲5.57%)、純利益9,674.6万元(▲21.87%)と減収減益に転じています。日本向け売上が親会社全体の8割を占める(Forbes JAPAN報道)ため、日本側拠点であるイーテクノロジーの事業量は親会社の業績動向と連動しやすい構造にあると読み取れます。

主な競合企業日本智明創発ソフト株式会社、中軟東京株式会社

成長戦略

イーテクノロジー株式会社が公表している方向性

採用情報によれば、DX・モダナイゼーション・スマートデバイス・ビッグデータ・AI・ブロックチェーンといった先端IT領域への研究投資を進めており、OCI・AWSの資格認定者をそれぞれ30名以上育成しています。専門領域ごとにCoE(Center of Excellence)を設置し、組織的に技術力を蓄積する動きは、金融システムの受託開発を軸にしてきた事業領域をクラウド・AI分野へ広げようとしている表れと読めます。

将来性を見るポイント

親会社凌志軟件の業績は2024年12月期の大幅増収から2025年に入り減収局面へ転じており、金融機関のシステム投資サイクルの影響を受けやすい事業構造がうかがえます。イーテクノロジー側では、上流工程の受託拡大とクラウド・AI領域への展開余地が、今後の事業量を左右する要素になりそうです。

リスク・課題

転職前に確認したい事業上の論点

  • 親会社凌志軟件の業績は2025年に入り減収局面(1〜9月期で前年同期比売上高▲5.57%、純利益▲21.87%)に転じており、金融機関のIT投資サイクルの影響を受けやすい
  • 売上の8割が日本向けという構造(Forbes JAPAN報道)は、日本の金融機関のシステム投資動向に業績が左右されやすいことを意味する
  • 中国側とのオフショア分業体制のため、要件定義や仕様調整で日本側と中国側の橋渡し役としてのコミュニケーション負荷がかかりやすい

まとめ: イーテクノロジー株式会社の事業内容・強み・将来性

  1. イーテクノロジーは凌志軟件(中国、上海証券取引所科創板上場)の日本法人で、要件定義・設計などの上流工程を担当する

  2. 対象業種は金融(証券・銀行・保険)を中心に流通・物流・不動産で、中国拠点との分業でコストと開発スピードを両立する体制を取る

  3. 親会社の業績は2024年12月期に大きく伸びた一方、2025年は1〜9月期で減収減益に転じており、事業環境は一様な右肩上がりではない

  4. career-be.jp掲載求人は東京都勤務・ハイブリッドリモート・想定年収500万〜1,000万円のITエンジニア/PM/PL求人が中心

イーテクノロジー株式会社の掲載求人(4件)

キャリビーに掲載中のイーテクノロジー株式会社の求人です。職種・勤務地で絞り込んで、転職の判断材料にしてください。

職種別の求人数

職種求人数
ITエンジニア2件
その他1件
製造・技術1件

調査・編集方針

キャリビー編集部が、公式サイト・IR・採用情報・公開求人・口コミサイトなどの公開情報を検索し、 必要に応じてAIを補助利用して整理しています。確認できない企業固有情報は掲載せず、 転職判断に影響する条件は、各出典と応募時点の求人票で最新情報を確認してください。

出典・参考情報

本文の根拠として確認した公開情報です。制度・数値・選考内容は変更される場合があります。

関連企業

イーテクノロジー株式会社をさらに詳しく調べる

転職先を総合的に判断するため、複数の観点から企業を分析しましょう。

イーテクノロジー株式会社の関連ページ

よくある質問

Q.イーテクノロジー株式会社はどんな事業をしている?
A.イーテクノロジーの事業は、単独のSIerというより凌志軟件グループの日本側拠点として理解したほうが実態に近いです。凌志軟件は2003年1月に江蘇省蘇州市で設立され、証券・銀行・保険などの金融機関向けソフトウェア開発を軸に事業を伸ばし、2020年5月に上海証券取引所科創板へ上場しました(証券コード688588)。Forbes JAPANの報道によれば、凌志軟件グループの売上の8割は日本向けで、野村総合研究所・キヤノン・東芝・富士通といった日本の大手企業を主要取引先に持ちます。イーテクノロジーはこのグループの日本側窓口として2004年2月に設立され、要件定義・基本設計・顧客折衝など上流工程を担当し、プログラム製造以降の工程を中国側の凌志軟件が担う分業体制を取っています。対象業種は金融(証券・銀行・保険・クレジットカード)を中心に、小売・物流・不動産・通信など業務システムに及びます。本社は2024年7月1日、千代田区大手町から江東区木場の深川ギャザリア・タワーS棟へ移転しました。dodaの企業データには、正社員369名、平均年齢38.0歳という数値が示されています。イーテクノロジー単体は非上場のため、自社の売上高は開示していません。
Q.イーテクノロジー株式会社の強みは?
A.証券・銀行・保険向け基幹システムの要件定義・設計を、中国オフショア拠点との分業体制でコストを抑えながら遂行できる体制。OCI(Oracle Cloud Infrastructure)・AWSの資格認定者をそれぞれ30名以上育成し、専門領域ごとにCoE(Center of Excellence)を設置している技術投資。親会社が上海証券取引所科創板の上場企業であることに裏付けられた、金融システム開発における実績
Q.イーテクノロジー株式会社の将来性は?
A.親会社凌志軟件の業績は2024年12月期の大幅増収から2025年に入り減収局面へ転じており、金融機関のシステム投資サイクルの影響を受けやすい事業構造がうかがえます。イーテクノロジー側では、上流工程の受託拡大とクラウド・AI領域への展開余地が、今後の事業量を左右する要素になりそうです。
Q.イーテクノロジー株式会社の競合企業は?
A.日本智明創発ソフト株式会社、中軟東京株式会社 などが挙げられます。
Q.イーテクノロジー株式会社の業界でのポジションは?
A.イーテクノロジー自体は非上場のため、単体の売上高・利益は公表されていません。親会社の凌志軟件は上海科創板の上場企業で、2024年12月期の売上高11.14億元(前年比+59.99%)、純利益1.24億元(+43.65%)と大きく伸ばした一方、2025年1〜9月期は売上高7.63億元(前年同期比▲5.57%)、純利益9,674.6万元(▲21.87%)と減収減益に転じています。日本向け売上が親会社全体の8割を占める(Forbes JAPAN報道)ため、日本側拠点であるイーテクノロジーの事業量は親会社の業績動向と連動しやすい構造にあると読み取れます。
Q.イーテクノロジー株式会社の成長戦略は?
A.採用情報によれば、DX・モダナイゼーション・スマートデバイス・ビッグデータ・AI・ブロックチェーンといった先端IT領域への研究投資を進めており、OCI・AWSの資格認定者をそれぞれ30名以上育成しています。専門領域ごとにCoE(Center of Excellence)を設置し、組織的に技術力を蓄積する動きは、金融システムの受託開発を軸にしてきた事業領域をクラウド・AI分野へ広げようとしている表れと読めます。
Q.イーテクノロジー株式会社の公開求人は何件ありますか?
A.イーテクノロジー株式会社は現在4件の公開求人があります。ITエンジニア・その他・製造・技術を中心に東京都で募集しています。
Q.イーテクノロジー株式会社の求人の想定年収レンジは?
A.求人の想定年収は500〜1000万円(中央値725万円)です。ITエンジニアなどの職種や経験年数により異なります。