医療・福祉
診療放射線技師の年収・給料【2026年最新】
診療放射線技師の平均年収は約500万円です(厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」(職種別))。全国平均460万円と比べて約40万円高い水準です。調査方法による幅を含めると、年収の目安は約361〜500万円です。
- 平均年収は約500万円(厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」(職種別))。
- 複数の調査を併記すると、年収の目安は約361〜500万円の幅があります。
- 月収の目安は約42万円(額面)、手取り年収の目安は約390万円です(概算)。
診療放射線技師の年収の実態と給与の仕組み
診療放射線技師の平均年収は、令和6年賃金構造基本統計調査で約550万円。平均年齢は41.1歳、平均勤続13.3年と、腰を据えて長く働く人が多い職種です。年間賞与の平均は約99.1万円と厚く、月給と賞与の両方が全国平均を上回る水準にあります。
特徴は男女差の大きさで、男性が約601万円、女性が約471万円と統計上130万円ほど開きます。これはスキルの差ではなく、当直(夜間の緊急撮影対応)に入る割合や勤続年数・役職登用の傾向差が反映された結果とみられます。つまり当直や役職をどう積むかで、個人の年収は平均から大きく上下します。
求人ベースの集計(求人ボックス)では約361万円と公的統計よりかなり低く出ます。これは当直手当などを含まない募集時点の想定額が中心のため。CT・MRI・血管撮影といったモダリティの担当や当直の有無で実収入は変わるため、求人票の額面だけで判断しないほうがよい職種です。
複数の調査で見る診療放射線技師の年収
年収は「何を集計するか」で変わります。実際に支払われた給与を集計する公的統計(賃金センサス)と、 募集時点の想定年収を集計する求人ベースでは水準が異なります。1つの数字に頼らず、出典の異なる複数の調査を併記します。
| 調査・データソース | 平均年収 | 補足 |
|---|---|---|
| 公的統計(賃金センサス)厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」(職種別) | 500万円 | — |
| 求人ベース(放射線技師)求人ボックス 給料ナビ(掲載求人データに基づく集計) | 361万円 | 掲載求人の想定年収に基づく集計。 |
調査によって約361〜500万円の幅があります。実態は「自分の経験年数・勤務先・地域」で大きく変わるため、レンジの中でどこに位置するかで捉えるのが正確です。
全国平均との比較
出典: 厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」(職種別) / 国税庁「民間給与実態統計調査」(令和5年分)
診療放射線技師は全国平均を約40万円上回っており、相対的に年収水準の高い職業です。専門性や経験で、さらに上振れする余地があります。
診療放射線技師の年代別の平均年収(目安)
| 区分 | 平均年収 |
|---|---|
| 20〜24歳 | 369万円 |
| 30〜34歳 | 503万円 |
| 40〜44歳 | 548万円 |
| 55〜59歳(ピーク帯) | 739万円 |
令和6年賃金構造基本統計調査の職種別データを基にした目安。当直手当や役職により、同年代でも幅があります。
診療放射線技師の男女別の平均年収
| 区分 | 平均年収 |
|---|---|
| 男性 | 601万円 |
| 女性 | 471万円 |
全年代を合算した平均。差の主因は当直の割合・勤続年数・役職登用の傾向差とみられ、資格や業務内容そのものの差ではありません。
月収・手取り・生涯年収の目安
月収の目安(額面)
42万円
年収 ÷ 12
手取り年収の目安
約390万円
税・社会保険料控除後の概算
生涯年収の目安
約1.9億円
年収 × 38年(22〜60歳)
平均年収500万円から算出した目安です。手取りは扶養・控除により、生涯年収は昇給・役職により変動します。
診療放射線技師の年収を「総報酬」で見る
求人票や有価証券報告書に出てくる「年収」は、多くの場合あくまで額面(基本給+賞与)です。実際に手にする報酬を比べるなら、株式報酬や各種手当まで含めた総報酬(トータルコンペンセーション)で見る必要があります。
基本給(ベースサラリー)
毎月固定で支払われる給与。住宅ローン審査や退職金・賞与の算定基礎になり、総報酬の中でも最も安定した土台になります。
賞与(ボーナス)
年1〜2回支給される一時金。業績連動の比率が高い企業ほど変動が大きく、求人票の「想定年収」にどこまで含まれるかは要確認です。一般的な目安は基本給の2〜4ヶ月分ですが、業界差が大きい部分です。
株式報酬(RSU・ストックオプション)
外資系・メガベンチャー・SaaS企業で比重が大きい要素。RSU(譲渡制限付株式)は付与時点で評価額が読める一方、ストックオプションは将来の株価次第で価値が変わります。額面年収に表れにくいため、総報酬で比較しないと実態を取り違えます。
サインオンボーナス(入社一時金)
前職の未確定賞与やストックの補填として、入社時に一度だけ支払われる一時金。外資・即戦力採用で提示されることがあり、初年度年収を大きく押し上げます。
各種手当・福利厚生
住宅手当・家族手当・残業代・リモート手当・退職金・確定拠出年金(企業型DC)など。金額換算すると年50〜100万円相当になることもあり、額面が同じでも実質待遇は変わります。
診療放射線技師が年収を上げるには
認定・専門資格でモダリティの専門性を示す
検診マンモグラフィ撮影認定、X線CT認定技師、血管撮影・インターベンション専門診療放射線技師などは、配置や手当で評価されます。特定モダリティの専門性は転職時の交渉材料にもなります。
当直・オンコールのある病院で経験を積む
当直手当はそのまま年収に乗るため、日勤中心の健診施設との差は年数十万円規模。救急対応のある急性期病院は、撮影の幅が広がりキャリアの厚みにもつながります。
主任・技師長などの管理職を目指す
放射線部門の主任・技師長には役職手当が付きます。装置更新の計画や被ばく管理・人員配置などのマネジメント経験が、昇格と年収アップの近道です。
医療機器メーカー・治験へ転身する
画像診断装置メーカーのアプリケーションスペシャリストや、治験のコーディネート職は、病院勤務より高い年収レンジで募集されることがあります。臨床経験がそのまま強みになる選択肢です。

診療放射線技師の年収に関するよくある質問
診療放射線技師の平均年収はいくらですか?
診療放射線技師の平均年収は、厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」(職種別)で約500万円です。全国の給与所得者の平均460万円と比べて約40万円高い水準です。別の調査では約361万円で、調査方法により幅があります(約361〜500万円)。
診療放射線技師の年収は調査によって違うのはなぜですか?
年収は「何を集計するか」で変わります。賃金センサスは実際に支払われた給与(勤続年数の長い人や手当も含む)を集計するため高めに、求人ベースの集計は募集時点の想定年収のため低めに出る傾向があります。本ページでは複数の調査を出典付きで併記し、レンジ(約361〜500万円)で捉えられるようにしています。
診療放射線技師の手取り・月収はどのくらいですか?
平均年収500万円を基に概算すると、月収の目安は約42万円(額面)、手取り年収の目安は約390万円です。いずれも税・社会保険料を考慮した概算の目安で、扶養や控除により変動します。
診療放射線技師が年収を上げるにはどうすればいいですか?
診療放射線技師の年収を上げる主な方法は、(1)経験を積んで等級・役職を上げる、(2)勤務先の規模や地域を変える(一般に大企業・都市部ほど高め)、(3)専門性や上位資格を取得する、(4)額面だけでなく賞与・手当を含めた総報酬で条件の良い職場へ移ることです。
診療放射線技師の年収データの出典はどこですか?
本ページの数値は、厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」(職種別)を中心に、求人データに基づく集計などを出典付きで併記しています。推測値は使用せず、各数値の出典をページ内に明示しています。
診療放射線技師の年収の中央値はいくらですか?
賃金センサスが公表するのは平均値で、中央値は公表されていません。平均は当直の多い人や管理職に引き上げられるため、若手の体感に近いのは20代の約369万円、30代前半の約503万円というレンジです。本ページでは投稿データが集まり次第、実データの中央値を併記します。
診療放射線技師で年収1,000万円は可能ですか?
常勤の給与テーブルでは基本的に困難です。ピーク帯の55〜59歳でも平均は約739万円で、当直を多く入れつつ管理職に就く、あるいは医療機器メーカーへ移る、といった道が現実的な上振れルートになります。
女性の診療放射線技師の年収が低めなのはなぜですか?
統計上、男性約601万円に対し女性約471万円ですが、これは資格や能力の差ではありません。当直に入る割合・勤続年数・役職登用の傾向差が全年代合算で反映された結果です。当直や役職を同様に積めば、この差は縮まります。
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