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株式会社フォトラクション事業内容・強み・将来性

最終更新: 2026年8月株式会社フォトラクション事業内容・強み・将来性を徹底分析

フォトラクションは2016年3月設立の建設DXスタートアップで、工事写真・図面・工程・BIMを一元管理するクラウド「Photoruction Build」を主力事業としている。

2023年7月時点で20万件超の建設プロジェクトに導入され、同月に17億円を調達して創業来の累計調達額は約38億円に達した。

2025年9月にはパーソルベンチャーパートナーズから出資を受けてパーソルグループと協業を開始し、同年11月にはBIM人材の育成・就業支援サービス「施工BIMビルダー」のβ版提供を始めるなど、SaaS提供から人材供給まで事業領域を広げている。

この記事のポイント

  • 主力事業は工事写真・図面・工程・BIMを一元管理する「Photoruction Build」。

    2024年には施工前のリソース管理に特化した新サービス「Photoruction Site」を追加した

  • 2023年7月に17億円を調達し、創業来の累計調達額は約38億円。

    リード投資家はIFAC合同会社とSMBCベンチャーキャピタルで、建設系ICT大手・福井コンピュータのCVCも参加した

  • 2025年9月にパーソルベンチャーパートナーズが出資し、パーソルグループと協業を開始。

    同年11月にはBIM人材の育成・就業支援サービス「施工BIMビルダー」のβ版を投入した

  • 建設DX SaaS市場ではANDPAD・SPIDERPLUSと並ぶ主要3社の一角とされ、工事写真とBIMデータの活用に強みを持つ立ち位置にある

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企業情報

企業名
株式会社フォトラクション
本社
東京都

株式会社フォトラクションの事業概要

フォトラクションは2016年3月設立の建設DXスタートアップで、工事写真・図面・工程・BIMを一元管理するクラウド「Photoruction Build」を軸に、2023年7月時点で20万件超の建設プロジェクトに導入された。2025年からはパーソルグループとの協業で、ソフトウェア提供に加えて建設人材の育成・供給にも踏み込むBPaaS(Business Process as a Service)へ事業領域を広げている。

事業内容

主力プロダクトは工事写真・図面・工程表・BIMデータをクラウドで一元管理する「Photoruction Build」。ゼネコン・サブコン・工務店・設計事務所を対象に、配筋検査の準備書類作成や工種別黒板管理など、建設業特有の紙業務のデジタル化を担う。2024年には施工前段階のリソース(人員・資機材)を管理する新サービス「Photoruction Site」を追加し、着工前から竣工後までを一続きのデータでカバーする構成に広げた。

CEOの中島貴春氏は竹中工務店出身で、自著『Digital General Construction 建設業の“望ましい”未来』で「デジタルゼネコン」という構想を掲げている。ドイツの製造業向けIndustry 4.0の考え方を建設業に応用し、テック企業がレイヤーごとに機能を提供しながらBPaaSで現場を支援するという設計思想で、情報共有ツールの提供だけに留まらない事業モデルを描いている。

事業セグメント

株式会社フォトラクションPhotoruction Build・Photoruction Site・建設BPO・人材連携事業など3事業を展開しています。

Photoruction Build

工事写真・図面・工程・BIMデータを一元管理するコア事業。ゼネコン・サブコン・工務店・設計事務所向けに提供し、2023年7月時点で20万件超のプロジェクトに導入された。

Photoruction Site

2024年に追加した施工前段階のリソース(人員・資機材)管理クラウド。着工前のデータもコア事業と同じ基盤で扱えるようにし、現場データの一元化範囲を着工前まで広げた。

建設BPO・人材連携事業

2025年9月にパーソルベンチャーパートナーズが出資し、パーソルグループと協業を開始。同年11月には新サービス「施工BIMビルダー」のβ版を使い、パーソルテンプスタッフと共同でBIM人材の育成・就業支援を始めた。ソフトウェア提供に加えて人材供給まで踏み込む、立ち上げ段階の事業。

株式会社フォトラクションの強み

  • 1工事写真・図面・BIMデータの一元管理を軸に、2023年7月時点で20万件超の建設プロジェクトへ導入された実績を持つ。単発の受注ではなく、継続的にプロジェクト数を積み上げてきた点が採用実績の厚みを示す
  • 22023年7月の17億円調達で創業来の累計調達額は約38億円に達し、リード投資家にSMBCベンチャーキャピタルと建設系ICT大手・福井コンピュータのCVCが加わった。金融と建設業界の両方から資本が入っている構図は、事業の実需を裏付ける材料になる
  • 32025年9月にパーソルベンチャーパートナーズから出資を受け、同年11月には施工BIMビルダーの人材育成・就業支援をパーソルテンプスタッフと開始した。ソフトウェア提供だけでなく人材供給まで踏み込む動きは、建設業の人手不足という構造課題に直接切り込む事業設計になっている

業界ポジション・競合

業界ポジション

建設DX SaaS市場では、シェアで先行するANDPAD、図面・検査など現場作業時間の短縮に強いSPIDERPLUSと並び、フォトラクションは工事写真とBIMデータの活用に強みを持つ立ち位置として語られる。3社の違いはカバー範囲にあり、ANDPADは経営情報の可視化やバックオフィス業務まで含めた全社最適、SPIDERPLUSは現場のタブレット運用による作業時間短縮、フォトラクションは大量の工事写真処理とBIM活用というデータ側の強みに寄っている。

主な競合企業ANDPAD(アンドパッド)、SPIDERPLUS(スパイダープラス)

成長戦略

株式会社フォトラクションの成長戦略

2023年の17億円調達時点で示された資金使途は、設計システムやAPIなど基幹インフラの強化、Photoruction本体の対応範囲拡大、建設BPOメニューと他サービスとの連携拡充、組織・人材への投資の4本柱だった。この延長で2024年に施工前リソース管理の「Photoruction Site」を追加し、着工前から竣工後までのデータ連続性を確保した。2025年9月からはパーソルベンチャーパートナーズの出資を受けてパーソルグループと協業し、BIMとAI、専門人材を組み合わせた業務支援サービスを2025年度内に立ち上げる方針を示している。

ソフトウェアの機能拡張だけでなく人材供給を組み込むことで、建設業の人手不足という需要側の制約そのものに対応しようとしている。

将来性

パーソルグループとの協業では、2025年11月に新サービス「施工BIMビルダー」のβ版を使ったBIM人材の育成・就業支援をパーソルテンプスタッフと開始した。BIMを扱える人材の供給がボトルネックになりやすい業界特性を踏まえると、ソフトウェアと人材育成を同じ会社が一体で提供できるかどうかが、この協業の成否を左右する。2025年度内とされる本サービスの提供開始が次の観測ポイントになる。

入社理由

株式会社フォトラクションへの入社理由として「工事写真・図面・BIMという建設業特有のデータを大量に扱うプロダクト設計に、ゼネコン出身のCEOの現場理解が反映されている」など3件が挙げられています。

入社の決め手

  • 工事写真・図面・BIMという建設業特有のデータを大量に扱うプロダクト設計に、ゼネコン出身のCEOの現場理解が反映されている
  • 2023年時点で累計調達額38億円、2025年にはパーソルグループの出資と協業も加わり、SaaS単体から人材供給まで事業領域が広がっていく過程に関われる
  • 「施工BIMビルダー」のような新規事業が2025年に相次いで立ち上がっており、既存プロダクトの改善だけでなく新規事業の立ち上げに関わる機会がある

リスク・課題

把握しておくべきリスク

  • 非上場企業のため有価証券報告書等の開示がなく、売上高や利益率など経営の実態を外部から確認できる公表資料が乏しい
  • 建設DX SaaS市場にはシェア面で先行するANDPAD、現場作業時間の短縮に強いSPIDERPLUSがあり、機能面の差別化を継続できるかが競争上の課題になる
  • 2025年からの人材供給・BPO領域への拡張は、ソフトウェア単体の提供とは運用体制の設計が別物になる新規事業であり、立ち上げ期特有の実行リスクを伴う

まとめ: 株式会社フォトラクション事業内容・強み・将来性

  1. コア事業は工事写真・図面・BIM管理の「Photoruction Build」。

    2024年に施工前リソース管理の「Photoruction Site」を加え、着工前から竣工後までをカバーする構成に広げた

  2. 2023年7月の17億円調達で累計調達額は約38億円に到達。

    金融系のSMBCベンチャーキャピタルと建設系ICT大手の福井コンピュータの両方から資本を受け入れている

  3. 2025年からはパーソルグループとの協業で人材供給領域に進出。

    BIM人材の育成・就業支援サービス「施工BIMビルダー」が2025年11月にβ版として始動した

  4. 非上場企業のため財務数値の開示は限定的。

    建設DX SaaS市場での競合はANDPAD、SPIDERPLUS

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出典・参考情報

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よくある質問

Q.株式会社フォトラクションはどんな事業をしている?
A.主力プロダクトは工事写真・図面・工程表・BIMデータをクラウドで一元管理する「Photoruction Build」。ゼネコン・サブコン・工務店・設計事務所を対象に、配筋検査の準備書類作成や工種別黒板管理など、建設業特有の紙業務のデジタル化を担う。2024年には施工前段階のリソース(人員・資機材)を管理する新サービス「Photoruction Site」を追加し、着工前から竣工後までを一続きのデータでカバーする構成に広げた。CEOの中島貴春氏は竹中工務店出身で、自著『Digital General Construction 建設業の“望ましい”未来』で「デジタルゼネコン」という構想を掲げている。ドイツの製造業向けIndustry 4.0の考え方を建設業に応用し、テック企業がレイヤーごとに機能を提供しながらBPaaSで現場を支援するという設計思想で、情報共有ツールの提供だけに留まらない事業モデルを描いている。
Q.株式会社フォトラクションの強みは?
A.工事写真・図面・BIMデータの一元管理を軸に、2023年7月時点で20万件超の建設プロジェクトへ導入された実績を持つ。単発の受注ではなく、継続的にプロジェクト数を積み上げてきた点が採用実績の厚みを示す。2023年7月の17億円調達で創業来の累計調達額は約38億円に達し、リード投資家にSMBCベンチャーキャピタルと建設系ICT大手・福井コンピュータのCVCが加わった。金融と建設業界の両方から資本が入っている構図は、事業の実需を裏付ける材料になる。2025年9月にパーソルベンチャーパートナーズから出資を受け、同年11月には施工BIMビルダーの人材育成・就業支援をパーソルテンプスタッフと開始した。ソフトウェア提供だけでなく人材供給まで踏み込む動きは、建設業の人手不足という構造課題に直接切り込む事業設計になっている
Q.株式会社フォトラクションの将来性は?
A.パーソルグループとの協業では、2025年11月に新サービス「施工BIMビルダー」のβ版を使ったBIM人材の育成・就業支援をパーソルテンプスタッフと開始した。BIMを扱える人材の供給がボトルネックになりやすい業界特性を踏まえると、ソフトウェアと人材育成を同じ会社が一体で提供できるかどうかが、この協業の成否を左右する。2025年度内とされる本サービスの提供開始が次の観測ポイントになる。
Q.株式会社フォトラクションへの入社理由で多いものは?
A.工事写真・図面・BIMという建設業特有のデータを大量に扱うプロダクト設計に、ゼネコン出身のCEOの現場理解が反映されている、2023年時点で累計調達額38億円、2025年にはパーソルグループの出資と協業も加わり、SaaS単体から人材供給まで事業領域が広がっていく過程に関われる、「施工BIMビルダー」のような新規事業が2025年に相次いで立ち上がっており、既存プロダクトの改善だけでなく新規事業の立ち上げに関わる機会がある などが挙げられます。
Q.株式会社フォトラクションの競合企業は?
A.ANDPAD(アンドパッド)、SPIDERPLUS(スパイダープラス) などが挙げられます。
Q.株式会社フォトラクションの業界でのポジションは?
A.建設DX SaaS市場では、シェアで先行するANDPAD、図面・検査など現場作業時間の短縮に強いSPIDERPLUSと並び、フォトラクションは工事写真とBIMデータの活用に強みを持つ立ち位置として語られる。3社の違いはカバー範囲にあり、ANDPADは経営情報の可視化やバックオフィス業務まで含めた全社最適、SPIDERPLUSは現場のタブレット運用による作業時間短縮、フォトラクションは大量の工事写真処理とBIM活用というデータ側の強みに寄っている。
Q.株式会社フォトラクションの成長戦略は?
A.2023年の17億円調達時点で示された資金使途は、設計システムやAPIなど基幹インフラの強化、Photoruction本体の対応範囲拡大、建設BPOメニューと他サービスとの連携拡充、組織・人材への投資の4本柱だった。この延長で2024年に施工前リソース管理の「Photoruction Site」を追加し、着工前から竣工後までのデータ連続性を確保した。2025年9月からはパーソルベンチャーパートナーズの出資を受けてパーソルグループと協業し、BIMとAI、専門人材を組み合わせた業務支援サービスを2025年度内に立ち上げる方針を示している。ソフトウェアの機能拡張だけでなく人材供給を組み込むことで、建設業の人手不足という需要側の制約そのものに対応しようとしている。
Q.株式会社フォトラクションの公開求人は何件ありますか?
A.株式会社フォトラクションは現在3件の公開求人があります。その他・営業・ITエンジニアを中心に東京都で募集しています。
AIが企業研究、年収、社風、選考傾向、他社比較を整理するキャリビーの画面イメージ

事業・将来性をAI分析

この会社で伸びるか、登録して比べる。

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