- MBTIの16タイプ別に、タイプの濃さの偏差値の平均と、くっきり型・バランス型の割合を比べた
- 受検者が30人未満のタイプは、1人で数字が大きく動くため出していない
- 偏差値は傾向のはっきり度。仕事の能力や年収の順位ではない
MBTI別の偏差値データ
仕事のMBTI偏差値を16タイプ別に比較|「タイプの濃さ」の受検者データ
このページは、キャリビー(BeyondLeap株式会社)の「ジョブタイプ64診断」について説明しています。名前の似た他社の診断とは、運営も内容も別のものです。
最終更新 ・執筆 平井 貴大(BeyondLeap株式会社 代表取締役)
結論
このページの要点
MBTI16タイプ別の偏差値一覧
並びはNT・NF・SJ・SPのグループ順で、数字の大きさでは並べていません。上にあるタイプほど偏差値が高い、と受け取られないようにするためです。各グループの中は、内向(I)の2タイプ、外向(E)の2タイプの順です。
表は1時間ごとに新しい集計へ入れ替わります。平均は小数第1位まで出していますが、人数の少ない行どうしでは、小数点以下の差はほとんど意味を持ちません。
| タイプ | 人数 | 濃さの偏差値(平均) | くっきり型の割合 | バランス型の割合 |
|---|---|---|---|---|
| INTJNT・戦略アーキテクト | 75人 | 50.1 | 20.0% | 30.7% |
| INTPNT・探究サイエンティスト | 52人 | 49.8 | 17.3% | 30.8% |
| ENTJNT・変革コマンダー | 24人 | 30人未満のため非表示 | ||
| ENTPNT・発想イノベーター | 38人 | 49.8 | 15.8% | 34.2% |
| INFJNF・ビジョンメンター | 79人 | 46.5 | 6.3% | 44.3% |
| INFPNF・物語クリエイター | 80人 | 49.1 | 15.0% | 32.5% |
| ENFJNF・才能プロデューサー | 26人 | 30人未満のため非表示 | ||
| ENFPNF・ワクワクプランナー | 84人 | 49.5 | 13.1% | 28.6% |
| ISTJSJ・信頼マイスター | 209人 | 52.8 | 24.4% | 21.1% |
| ISFJSJ・安心サポーター | 320人 | 51.9 | 17.5% | 24.1% |
| ESTJSJ・実行マネージャー | 29人 | 30人未満のため非表示 | ||
| ESFJSJ・絆コーディネーター | 61人 | 47.7 | 11.5% | 42.6% |
| ISTPSP・職人エンジニア | 100人 | 49.8 | 14.0% | 31.0% |
| ISFPSP・感性アーティスト | 161人 | 50.5 | 19.3% | 28.0% |
| ESTPSP・突破チャレンジャー | 21人 | 30人未満のため非表示 | ||
| ESFPSP・ムードエンターテイナー | 78人 | 47.1 | 7.7% | 41.0% |
濃さの偏差値は、全受検者の中での位置を1人ずつ出し、MBTIの4文字ごとに平均したものです。4つのソーシャルタイプを合わせて数え、30人未満のタイプは1人で大きく動くため数字を出していません。
この表の読み方
タイプの濃さは、6つの軸それぞれが50%からどれだけ離れているかを合計した数字です。その値が、実際に受けた人全員の中で何番目かを1人ずつ偏差値に置き換え、MBTIの4文字ごとに平均しました。
平均が50より高いタイプは、答えが片側に寄りやすい人が多いタイプ。低いタイプは、50%付近で迷う軸を持つ人が多いタイプです。
学校の偏差値と違い、上下に良し悪しはありません。仕事の能力や年収の順位でもありません。偏差値の出し方そのものは結果画面の偏差値の見方と出し方にあります。
| 列 | 意味 | 全受検者での目安 |
|---|---|---|
| 人数 | その4文字の受検者。4つのソーシャルタイプを合わせて数える | 30人未満なら、右の3列は出さない |
| 濃さの偏差値(平均) | その4文字の人の偏差値を平均した値 | 50前後 |
| くっきり型の割合 | 偏差値60以上の人の割合 | 約16% |
| バランス型の割合 | 偏差値45未満の人の割合 | 約31% |
目安がこの値になる理由は、偏差値を受検者の中の順位から換算しているからです。同じ値の人が多いと少しずれますが、全受検者では偏差値60以上がおよそ上位15.9%、45未満がおよそ下から30.9%になります。
行ごとの割合を、この目安と比べると特徴が見えます。くっきり型が16%を大きく超える行は、片側に寄った答え方の人が多い4文字。バランス型が31%を大きく超える行は、50%付近で迷う軸を持つ人が多い4文字です。
INFP-DRもINFP-AMも、この表ではINFPの1行にまとまります。関わり方まで分けると、1行あたりの人数はおよそ4分の1になり、30人に届かない行が増えます。
偏差値は受検者の中の順位から出すので、全員の平均はいつも50前後に保たれます。ある4文字の平均が上がれば、人数で重みを付けた残りの4文字の平均はそのぶん下がる。表の数字は、4文字どうしを比べた相対的な位置として読んでください。
平均が同じでも、中身は違う:割合の列も一緒に読む
平均だけで4文字を比べると、読み違えが起きます。平均が同じでも、濃い人と薄い人がどれくらいずつ混ざっているかは、行ごとに違うからです。仮の数字で、平均が同じ2つの4文字を並べてみます。
| 例 | 濃さの偏差値(平均) | くっきり型の割合 | バランス型の割合 | 読み方 |
|---|---|---|---|---|
| 4文字A | 54 | 25% | 20% | 濃い人も薄い人も多く、散らばりが大きい |
| 4文字B | 54 | 12% | 8% | ほどよい型の人が多く、まとまっている |
Aのように両端がどちらも多い4文字では、同じ4文字どうしでも、タイプの傾向が強く出る人とほとんど出ない人が並びます。Bのようにまとまった4文字なら、答えの寄り方が似た人が多い。
自分の偏差値を平均と比べる前に、この散らばり具合を見ておくと、差の大きさを読み違えにくくなります。Aのような行で平均より5低くても、その4文字では珍しくない位置です。
実際の表で、くっきり型とバランス型の割合がどちらも目安より高い行を探すと、Aのような散らばった4文字が見つかります。
4文字ごとに、濃さの平均が違って見える理由
4文字ごとに平均が違うのは、その4文字の人の性格が強いか弱いかだけで決まるわけではありません。軸の分かれ方や、人の集まり方からも差が生まれます。
| 理由 | 平均への効き方 | 確かめるところ |
|---|---|---|
| 軸の片側だけ、50%付近に人が多い | 山が片側に寄った軸では、少ない側の文字になった人ほど50%のすぐ隣にいやすい。その文字を含む4文字は、平均が低めに出る | 人数が少なく、平均も低い行がないか |
| 軸どうしのつながり | ある軸で大きく寄る人が別の軸でも大きく寄りやすいと、その組み合わせの4文字に濃い人が集まる | くっきり型の割合が目立って高い行 |
| 後ろの2文字の混ざり方 | 4つのソーシャルタイプを合わせて平均するので、関わり方の2軸で大きく寄る人が多い4文字ほど高く出る | レア度ランキングで、その4文字の4タイプの人数 |
| 受検者の集まり方 | 診断を知ったきっかけや年代に偏りがあると、その偏りが4文字ごとの平均にも映る | 同じ時点の集計どうしで比べる |
| 人数の少なさ | 人数が少ない4文字ほど、数人の回答で平均が動く | 人数の列 |
上の表の1行目は、仮の例で考えるとわかりやすくなります。ある軸で、受検者の多くが一方の極に大きく寄っているとします。反対側の文字になった人には、答えがわずかに50%を下回っただけの人が多く含まれやすい。その文字を含む4文字は、人数が少ないうえに、濃さの平均も低めに出ることがあります。
裏を返せば、人数の少ない4文字の平均が低くても、その4文字の人の傾向が弱いとは言い切れません。少ない側の文字が、境目のすぐ近くの人を多く集めている可能性があるからです。
上の表の2行目、軸どうしのつながりも仮の例で言えます。直観(N)に大きく寄る人が知覚(P)にも大きく寄りやすいなら、NとPを両方含む4文字には濃い人が集まり、平均が高めに出ます。
どの理由がどれだけ効いているかは、表だけでは切り分けられません。人数・平均・2つの割合を合わせて見て、当てはまりそうな理由を考える材料にしてください。
受検者はジョブタイプ64診断を受けた人に限られます。日本全体の分布や、公式のMBTIの統計とは比べられません。
受検者が30人未満の4文字を出さない理由
16タイプの人数は大きく違います。タイプごとの人数は、64タイプのレア度ランキングのMBTI別の表で確かめられます。
表では、受検者が30人に満たない4文字の偏差値と割合を出さず、「30人未満のため非表示」としています。理由は、数人の回答で平均が大きく動き、そのまま順位のように読まれてしまうからです。
1人の回答でどれだけ動くかは、計算するとはっきりします。偏差値の平均が50の4文字に、偏差値70の人が1人加わる場合です。
| それまでの人数 | 平均の動き | くっきり型の割合の動き(最大) |
|---|---|---|
| 5人 | 約3.3上がる | 約17ポイント |
| 10人 | 約1.8上がる | 約9ポイント |
| 30人 | 約0.6上がる | 約3ポイント |
| 100人 | 約0.2上がる | 約1ポイント |
この例なら、30人いれば1人加わっても平均の動きは1に届きません。この人数は、完成レポートで同じタイプの中での位置を出すときの下限と同じです。
2つの4文字の平均を比べるときも、この動き方が物差しになります。30人前後の行どうしなら、1〜2の差は数人の出入りで入れ替わりうる範囲です。
受検者全体が300人に満たないうちは、表そのものを出していません。非表示の行が残っているあいだは、表に見えない4文字があることを頭に置いて読んでください。非表示の行でも人数の列は出ているので、あと何人で30人に届くかの目安になります。
MBTIのタイプで、仕事の能力の順位は決まらない
「仕事 MBTI 偏差値」と調べる方の中には、タイプごとに仕事のできる順を知りたい方もいると思います。結論から言うと、MBTIのタイプから仕事の能力の順位は出せません。タイプが表すのは物事の見方や進め方の好みで、能力や技能ではないからです。
MBTIの商標を持つMyers & Briggs Foundationや販売元のThe Myers-Briggs Companyも、MBTIを採用の選考や配置の判断に使わないよう求めています(詳しくはMBTIとの関係と64タイプ対応表)。この表の偏差値も、タイプごとの傾向の出やすさを比べたもので、どのタイプの人が優秀かを示すものではありません。
濃さの数字には、答え方の癖も入ります。同じ向きの考え方でも、「とてもあてはまる」と答える人と「ややあてはまる」と答える人では、前の人のほうが濃さは高く出る。つまり濃さは、考え方の強さと答え方の癖が混ざった数字で、能力の物差しにはなりません。
自分の仕事選びでも、濃さの高い低いを向き不向きの順位として扱わないでください。職種との相性は、強みや価値観、これまでの経験と合わせて考えるものです。
もう1つ、4文字の平均は集団の数字です。同じ4文字の同僚が濃いか薄いかは、その人の結果を見ないとわかりません。平均の高い4文字だからといって、目の前の人の意見が強いとは限らない。だからこそ、この表の数字を人の評価に持ち込まないでください。
くっきり型・ほどよい型・バランス型は、仕事でどう違うか
くっきり型(偏差値60以上)が多いタイプ
判断の基準がはっきりしていて、迷わずに動ける場面が多い人たちです。任された領域で結果を出しやすい反面、基準の違う相手とは衝突が起きやすくなります。自分の判断の基準を先に言葉にして見せると、相手は反対ではなく、調整の話として返しやすくなります。
ほどよい型(偏差値45以上60未満)が多いタイプ
傾向ははっきりあるものの、場面によっては反対側の動き方も選べる人たちです。全受検者のおよそ53%がこの幅に入るため、どの4文字の行でも多数派になりやすい層でもあります。4文字の説明のうち、仕事で実際に当てはまった場面があるものだけを拾うと、強みを具体的に話せます。
バランス型(偏差値45未満)が多いタイプ
話す役と聞く役、決める役と待つ役を、場面に合わせて切り替えられる人たちです。調整の多い仕事で重宝される一方、「自分の強みがわからない」と感じる人もいます。強みがないのではなく、強みが場面ごとに違う形で出ていると考えると、自己PRの材料が見つかります。
NT・NF・SJ・SPのグループで見る、濃さの出方
表の4つのグループは、ものの見方(S・N)に、判断の仕方(T・F)か物事の進め方(J・P)を組み合わせて分けたものです。仕事で大事にしやすいのは、NTが仕組みと筋道、NFが仕事の意味と人の可能性、SJが手順と約束、SPがその場の状況。同じグループでも、濃さによって仕事での出方が変わります。
| グループ | 濃さが高い(くっきり型)と | 濃さが低い(バランス型)と |
|---|---|---|
| NT(直観×思考) | 筋の通らない進め方を見過ごさず、改善案を出す役で頼られる。理屈を優先して、相手の事情を後回しにしやすい | 理屈と人の事情の両方を見て、落としどころを探せる |
| NF(直観×感情) | 納得した仕事では周りを巻き込む熱が出る。意味を感じない仕事では力が落ちやすい | 理想と現実のあいだで、調整役に回れる |
| SJ(感覚×判断) | 決まりを整え、仕事を安定させる役で力が出る。直前の変更や、決まりのない状態に負担を感じやすい | 決まりを守りながら、例外にも対応できる |
| SP(感覚×知覚) | 変化の多い現場や、短い期限の仕事で力が出る。長い計画を細かく管理する仕事は負担になりやすい | 計画に沿う動きと、その場の判断を行き来できる |
どの組み合わせにも、力が出る場面と負担になる場面があります。今の仕事でしんどいと感じる場面があれば、それが濃さの高い傾向とぶつかって起きていないかを見直してみてください。役割の分け方や頼み方を変えるだけで、負担が軽くなることがあります。
4つのグループでまとめて読むときは、人数の重みに気をつけてください。グループの平均を出すと、人数の多い4文字の値に引っ張られます。仮に100人の4文字(平均52)と30人の4文字(平均46)を合わせると、平均は約50.6。少ない4文字の低さは、合計の中に埋もれて見えなくなります。
グループを分けているのは、4文字のうち2文字だけです。残りの2文字と、合わせて数えている4つのソーシャルタイプも濃さに効くので、グループどうしの差より、同じグループの中の4文字どうしの差のほうが大きいこともあります。グループの話は入口にとどめ、最後は自分の4文字の行で読むのが確かです。
自分の濃さを、同じ4文字の平均と比べる
ジョブタイプ64診断に答えると、結果画面にタイプの濃さの偏差値が出ます。自分の値と、この表の同じ4文字の平均を比べると、同じ4文字の人の中で自分がどのあたりかの目安になります。
- 結果画面で、タイプの濃さの偏差値と、くっきり型・ほどよい型・バランス型のどれにあたるかを確かめる
- この表で、自分のタイプの前半4文字の行を探す。非表示なら、比べられる人数にまだ届いていない
- 自分の偏差値から、その行の平均を引く。プラスなら同じ4文字の中でも答えが片側に寄っているほう、マイナスなら50%付近の軸を多めに持つほう
- 自分の偏差値が全受検者の上位何%にあたるかは、仕事版MBTIの偏差値とは(上位%の早見表)の早見表で置き換える
同じ偏差値でも、どの行と比べるかで意味は変わります。偏差値58の人は、平均52の4文字の中では濃いほうですが、平均60の4文字の中では薄いほうです。
平均より濃かった人は、自分の4文字向けの説明が、より強く当てはまるかもしれません。平均より薄かった人は、説明の一部がしっくりこなくても自然です。受け直して4文字が変わったら、比べる行も新しい4文字の行に移ります。前回の差と今回の差は、別の行と比べた数字として読んでください。
平均との差は、あくまで目安です。表が示すのは平均と2つの割合だけで、その4文字の中で偏差値がどう散らばっているかまではわかりません。同じタイプの中での位置は、完成レポートで読めます。
軸ごとの偏差値が仕事でどう出るかは、6つの軸の偏差値と、仕事での出方で、軸ごとの場面と注意点を読めます。